【PR】「アラド戦記」に成長する装備が登場。話題の格ゲー「DNF Duel」原作タイトルの超大型アプデ“Season9 THE NEXT JOURNEY”の情報をお届け

　2022年9月に16周年を迎える，ネクソンのPC向けオンラインアクションRPG「アラド戦記」の超大型アップデート「Season9 THE NEXT JOURNEY」が7月13日に実装される。今回はその実装に先駆けて，目玉となるコンテンツ内容を確認してきたので紹介しよう。

　「アラド戦記」と言えば，先日，スピンオフの対戦格闘ゲーム「DNF Duel」（PC / PS5 / PS4）がリリースされたばかり。DNF Duelの早期購入特典にはアラド戦記のアイテムが付属していたので，気になっている人も多いだろう。DNF Duelについてはスタートダッシュガイドを掲載しているのでそちらをチェックしてほしい。


　さて，「アラド戦記」のアップデート「Season9 THE NEXT JOURNEY」だが，“超大型”と形容するだけあって，そのボリュームはかなりのものだ。アップデート内容をざっくりとまとめてみたので，まずはそちらを見てほしい。

・レベルキャップが100から110に
・新たな装備と成長する装備システムの追加
・新エリアの追加
・新ダンジョンの追加
・新エピックストーリーの追加
・キャラクターバランシング
・各種システム追加・改変


　何よりもまず注目したいのは「新たな装備と成長する装備システムの追加」だろう。新たなシステムに対応する「105Lvエピック装備」が登場する。
　105Lvエピック装備の最大の特徴は「オプションが付与されており，それが成長していく」ところにあり，装備には，「成長オプション」が付与されたもの（以下，固定オプションエピック装備）と，「成長・転送オプション」が付与されたもの（以下，カスタムオプションエピック装備）の2種類が実装される。

今回の体験プレイ中に，105lvエピック装備である「闇に飲まれた石蹄」が運良くドロップした

　固定オプションエピック装備は，同じ名前の装備であればどれも同じ組み合わせの4つの成長オプションが付与されている。
　この固定オプションエピック装備は，今回追加された「アクトクエスト」（メインストーリー）や，進行可能なアクトクエストがないレベル100〜109のプレイヤーキャラが入場できる「成長ダンジョン」，そしてレベル110のダンジョンでドロップする。

固定オプションエピック装備の性能例。下部に成長オプションの項目がある

固定オプションエピック装備の成長オプションは，獲得前であっても「百科事典」で確認できる

　カスタムオプションエピック装備は防具・アクセサリー・特殊装備に存在し，同じ名前の装備であっても異なる組み合わせの4つの成長・転送オプションが付与されている。同じ部位のカスタムオプションエピック装備同士であれば，オプションを入れ替えられるので，それを繰り返して，最終的に自分のプレイスタイルに合致する組み合わせを伸ばしていくことになる。
　このカスタムオプションエピック装備は，110レベルダンジョンのモンスターしかドロップしない。

カスタムオプションエピック装備の性能例。固定オプションエピック装備では成長オプションだった項目が，成長・転送オプションとなっている

　またアクトクエストや成長ダンジョン，110レベルダンジョン，1日ミッションで獲得できる「不吉な水晶」を集めると，NPCから「105Lv一般ダンジョンエピック装備選択箱」を購入できる。105Lvエピック装備を思うように集められないというプレイヤーは，ひとまずこのアイテムで105Lvの装備を入手するのもいいだろう。
　不吉な水晶は，ダンジョン1周で4〜5個くらい手に入るようだ。1000個単位で必要になるなど必要量が多いので先は長いが，地道にコツコツ貯めていこう。


　105Lvエピック装備の成長オプションをレベルアップさせるには，「オプション成長システム」を使う。イメージとしては，レベルアップしたい装備に，材料となる同じ部位の装備を重ねていく感じだ。各オプションの最大レベルは100となる。


　カスタムオプションエピック装備の成長・転送オプションの入れ替えは「オプション転送システム」を使って行う。こちらはオプションを入れ替えたい装備に，材料となる同じ部位の装備からオプションを1つだけ転送し入れ替えていくというものだ。仮に欲しいオプションが2つ以上付いていても，1つだけしか転送できないのが悩ましいところだ。
　カスタムオプションエピック装備は，欲しいオプションを揃えられれば強力だが，そうでない場合は固定オプションエピック装備の方が使いやすかったりもする。自分好みの装備にできる点は魅力的だが，それ相応の労力は必要になりそうだ。


　さらに「オプションレベル移管システム」も存在する。これは105Lvエピック装備に，材料となる固定・カスタムを問わず，同じ部位の105Lvエピック装備のオプションレベルを引き継がせるというもの。固定オプション装備からカスタムオプション装備へのレベル移管も可能で，これまで育てたオプションが無駄にならないのは嬉しいところ。ちなみに，移管するアイテムのレベルが移管先より低くても，移管できる。つまり移管した結果，レベルが下がることもあるので，そこは注意してほしい。

このスクリーンショットのケースでは，もとの105Lvエピック装備のほうがレベルの高いオプションがある。したがって，オプションレベル移管はしないほうがいい

　オプション成長，オプション転送，オプションレベル移管には，ダンジョンや週間ミッションで入手できる「ゴールデンベリル」を規定数消費する。ゴールデンベリルは，ダンジョン1周につき体感としては4〜5個入手できるようだ。オプションレベル移管では一律500個のゴールデンベリルが必要になるので，そうそう気軽にはできない印象を受けた。まとまった数を必要に応じて使うため，しっかりと貯めておきたい。


　一般ダンジョンは，新たに110レベルのものが8つ追加される。新しい難度として，従来のノーマル/エキスパート/マスター/キングの上位にあたる「ヒーローズ」が登場。ヒーローズにもノーマル/エキスパート/マスター/キングの4段階がある。同じダンジョンでも難度が高くなるほど，105Lvエピック装備に付与されるオプションの初期レベルも高くなる可能性がある。

ヒーローズ ノーマルで獲得可能な105Lvエピック装備報酬には，最初から18〜43レベルのオプションが付与されている。なお1段階下の難度であるキングでは，18〜38レベルとなっている

110レベル一般ダンジョン「白色の地」

110レベル一般ダンジョン「ベリコリス」

　上級ダンジョンは110レベルの「破壊された死者の城」が登場。難度はノーマル/エキスパート/マスターの3段階が用意されている。
　このダンジョンは，入った部屋の敵を殲滅すると追加報酬やバフ，デバフなどの効果を得られる。どの部屋でどの効果が得られるかはミニマップに表示されているが，バフ/デバフの効果は，プレイヤー1人につき同時に1つしか発動しないので，望む効果が得られる部屋を早めに通れるようにルートを考えることになる。
　なお110レベル上級ダンジョンはもう1つあるそうだが，同一アカウント内のプレイヤーキャラ4体がすべてレベル110に到達し，かつ冒険者名声が必要値を超えていないと入場できないとのことで，残念ながら今回は挑戦できなかった。

110レベル上級ダンジョン「破壊された死者の城」。画面右上のミニマップで，各部屋で得られる効果を確認できる

この部屋では，シールドバフを得られる。現在は一般敵即死の効果を持っているので，どちらか選ぶことになる

効果を入れ替えると，もともと持っていた効果はその場に落とすことになる

ボスの「深淵を歩く者」は，分身攻撃でプレイヤーに迫り来る

　そのほか，レベル17以上の低レベル帯のプレイヤーキャラをレベル110まで成長させられるダンジョン「エルブンミア」も実装される。装備も段階的に提供されるので，手っ取り早くレベルを上げて，今回実装されるコンテンツに触れてみたいというプレイヤーはぜひ利用しよう。

キャラクター選択画面に名声値や疲労度が表示されるなど，細かな改修も施されている

キャラクター選択画面とセリアの部屋のBGMが，過去のBGMのリメイクに変更されている。往年の「アラド戦記」プレイヤーなら聴き逃せない

　成長する装備という遊び心をくすぐる新要素が追加される「アラド戦記」。今回は，ほぼ完成した105Lvエピック装備で一連のコンテンツを体験できたが，実際にプレイしてここまで装備強化を進めるには，それなりの時間がかかることは想像に難くない。また，今回追加されるアクトクエストのボリュームはかなりのものだという。いずれも簡単に遊び尽くせる内容ではないので，長い時間楽しめるはずだ。
　また，キャラクターのレベルが一気に100レベルまで上昇する「100レベル黄金カプセル」が手に入るイベントが，8月10日まで開催中（関連リンク）だ。この機会に「DNF Duel」も遊びつつ，超大型アップデートが実装される「アラド戦記」を，ぜひ腰を据えてジックリと楽しんでほしい。

「アラド戦記」公式サイト

「DNF Duel」公式サイト