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【PR】GALLERIAのゲームPC「XA7C-G60S」は,手の届きやすい価格でeスポーツタイトルを快適にプレイできるマシンだ
サードウェーブのゲーマー向けPCブランド「GALLERIA」シリーズは,ローエンドモデルの「R」シリーズから,ハイエンド市場向けの「U」シリーズまで,4種類のシリーズをラインナップしている。これらは,いずれも共通のGALLERIA専用PCケースを採用しているので外観では見分けが付かないが,GPUとCPUの組み合わせによって,幅広い選択肢がある。
ハイエンドシリーズであれば,リアルタイムレイトレーシングや4K解像度で表示したり,フルHD解像度での240Hz表示を行ったりといった具合に,高画質かつ高フレームレートでゲームを快適にプレイすることが可能だ。とはいえ,エントリークラスでも,フルHD解像度であれば多くのゲームをストレスなくプレイできる。
4Gamerではこれまで,ハイエンドモデルの「GALLERIA
今回紹介するのは,GALLERIAの中でもエントリークラスに位置付けられる「X」シリーズの1台である「GALLERIA XA7C-G60S」だ。クラス分けとしてはエントリーだが,eスポーツの人気タイトルを,ほぼ無理なく遊べるだけのスペックを備えた,まさにゲーマー向けPCを初めて購入する人へお勧めの1台である。
今回は,XA7C-G60Sの性能をベンチマークではなく,実際にゲームをプレイした実感で伝えてみたい。なお,本稿で扱う評価機材の仕様は,すべて記事公開時点のものであり,今後は変更される可能性があることをお断りしておく。
GALLERIA XA7C-G60Sの製品情報ページ
XA7C-G60Sのスペックを確認
eスポーツタイトルに十分な性能を備える
まずは試用機のスペックを一通りチェックしてみよう。
XA7C-G60Sが搭載するCPUは「Core i7-10700F」だ。8コア16スレッド対応の第10世代Coreプロセッサで,統合型グラフィックス機能(内蔵GPU)は搭載しないタイプである。ゲーマー向けPCは,搭載するグラフィックスカードにGPU性能に委ねているので,CPU自体にグラフィックス機能がなくても問題ない。むしろ,多少とはいえCPUが安価になる利点もあるので,エントリーモデルのゲームPCとしては妥当な選択だろう。
メインメモリはDDR4-2666の16GB(8GB×2)で,ストレージは容量512GBでPCI Express(以下,PCIe) 3.0接続のM.2 SSDとなっている。なお,BTO標準構成では,HDDドライブや光学ドライブは内蔵していないが,BTOメニューからストレージを追加して購入できるので,もっと多くのストレージ容量が必要という人や,DVDやBDをPCで扱いたい人は,注文時に追加するといいだろう。
XA7C-G60Sが採用するマザーボードは,Intel H470チップセットを搭載するASUSTeK Computer(以下,ASUS)製「PRIME H470-PLUS」である。ゲーマー向け特化のマザーボードではないが,M.2スロットを基板上に2基備えるほか,PCIeスロットもx16×2,x1×4と豊富に備えている。本機をベースに市販のPCパーツを使って拡張していく使い方にも十分に対応可能だ。
評価機の主な仕様を表にまとめておいた。税込価格は13万1978円と,ゲーマー向けデスクトップPCとしては手の届きやすい価格は,ゲーマー向けPCに初挑戦する人にも歓迎されそうだ。
CPU | Core i7-10700F(8C16T,定格2.9GHz,最大4.8GHz,共有L3キャッシュ容量16MB,TDP 65W) |
---|---|
メインメモリ | DDR4 2666MHz 16GB(8GB×2) |
GPU | GeForce GTX 1660 SUPER (グラフィックスメモリ容量 6GB) |
ストレージ | PCIe x4 M.2 SSD 512GB |
無線LAN | 非搭載(※BTOカスタマイズで搭載可能) |
有線LAN | 1000BASE-T対応 |
電源 | 出力650W(80PLUS BRONZE) |
公称本体サイズ | 220(W)×440(D)×480(H)mm |
公称本体重量 | 約14kg |
OS | 64bit版Windows 10 Home |
価格(税別) | 11万9980円 (税込 13万1978円) |
拡張にも余裕のあるSK Standardケースを採用
XA7C-G60Sが採用するPCケースは,GALLERIAオリジナルの「SK Standard」である。このPCケースは,以前に4Gamerで紹介したGALLERIA
XA7C-G60Sの公称本体サイズは,220(W)×440(D)×480(H)mmとなっている。ミドルタワーサイズのゲーマー向けデスクトップPCとしては,ごく一般的なサイズと言えるが,初めてゲーマー向けPCを購入する人は,「大きいな」と感じるかもしれないが,黒一色のPCとは異なり,側面や天面のシルバーが圧迫感をやわらげていると思う。
また,フロントパネル上部にあるI/Oインタフェース部分は,斜めにカットしたようなデザインとなっており,PC本体を床の上に置いたときなどに,USBポートやサウンド関連の端子を抜き差ししやすい仕様となっている。ここには,USB 3.2 Gen1 Type-Aポートが4つとマイクおよびヘッドフォン用の3.5mmミニピン端子が並んでおり,USBポート同士の間隔も広いので,いろいろなUSBデバイスを取り付けやすい。
左側面パネルには,本体内部が確認できるアクリル窓がある。XA7C-G60Sの標準仕様では,とくに光る内部パーツはないのだが,将来そうしたPCパーツを組み込んだときにも無駄にはならない。
PCケース内部には,フロントとリア,天板側のそれぞれに,1基ずつ140mm径で静音仕様の空冷ファンが備え付けられていた。3つも大型ファンが付いているわりに,静音ファンと謳われているだけあって,ゲームのプレイ中もファンの音はほとんど気にならない。
背面側には,USB 3.2 Gen2 Type-CとUSB 3.2 Gen2 Type-Aが1つずつ,USB 3.2 Gen1 Type-Aが2つ,USB 2.0 Type-Aポートが4つと計8つのUSB端子を用意している。キーボードやマウス,ゲームパッドなど,USB端子を使うデバイスは多いだけに,前面と背面合わせて12個のUSBポートがあるのは嬉しいところだ。
eスポーツタイトルでXA7C-G60Sの実力を実証
それでは,XA7C-G60Sを使って実際のゲームにおける実力を検証していこう。今回のテストでは,XA7C-G60Sを筆者所有の24.5インチ,解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート144Hz対応の液晶ディスプレイに接続して使用した。XA7C-G60Sのスペックで,ゲームをプレイするのにちょうどいい仕様のディスプレイだろう。
PCをディスプレイやキーボード,マウスなどと接続したら電源オン。爆速で起動するあたりは,PCIe接続SSDの性能と,余計な常駐ソフトが入っていないゲーマー向けPCのシンプルなソフトウェア構成のおかげか。
テストに用いるゲームは,定番のeスポーツ向けFPSである「Apex Legends」と「VALORANT」だ。どちらの推奨動作環境も,XA7C-G60Sは余裕で満たしている。
テストでとくに注目したのは,プレイ中のフレームレートだ。いかに滑らかにゲームが動き,快適にプレイできるかを体感で確認するだけでなく,NVIDIA製ソフト「FrameView」も利用して,どのくらいのフレームレートが出ているか数値でも確認できるようにした。なお,各タイトルのグラフィックス設定は,GeForceユーザー向け無料ソフト「GeForce Experience」による最適化を行った状態で実行している。
ほかにもGPUやCPUの動作クロックなどを表示しているが,今回は,プレイ中にどのくらいのフレームレートが出て快適にプレイできているかを確認するのが目的なので,AVGと99THだけチェックしている。
最初にプレイするのはApex Legendsだ。GeForce Experienceによる最適設定は以下に示すとおり。GeForce Experienceの最適設定は,ゲームを最も高画質かつ快適に動かすためのセッティングを自動的に行うためのものだ。それがほとんどの項目で最高の設定となっているということは,XA7C-G60SがApex Legendsをプレイするうえで,十分な性能を有するマシンであることを示すものと言えよう。
バトルロイヤル系FPSであるApex Legendsは,広大かつ複雑なマップと,最大60名ものプレイヤーが参加することもあって,相応に高いマシンスペックを要求されるタイトルだ。ゲーマー向けPCで遊ぶゲームとしては,スペックで快適さが変わりやすいもののひとつと言える。
早速ゲームをプレイして,FrameViewでフレームレートを計ってみよう。まずは,1人で「射撃訓練場」を試してみる。平均フレームレートは,おおむね90〜105fpsくらいの数値が出ていた。場合によっては80台くらいまで落ちることはあるが継続的ではなく,各パーセンタイル点でも90〜100fpsくらいの数値をたたき出した。PS4版Apex Legendsは最大60fpsで固定,場合によっては50fps程度まで下がることもあるので,XA7C-G60Sは,PS4の倍近いフレームレートでコンスタントにプレイできているわけだ。
次にトリオで参戦してみたが,終始,射撃訓練場でのプレイよりも高いフレームレートを記録した。平均フレームレートは,おおむね100〜115fpsくらいなので見た目的に大きな違いはなかったが,映像のカクツキも,ラグも感じない快適なプレイができた。
PS4やローエンドクラスのゲーマー向けPCでプレイしているプレイヤーには明確にアドバンテージが取れるだろうし,画質設定の差はあるだろうが,ハイエンドのゲーマー向けPCと比較しても不利になることはないと言えるレベルだ。
プレイ中の様子を,GeForce Experienceの録画機能で撮影したので,参考までに掲載しておこう。
次にVALORANTをプレイしてみよう。VALORANTは,5対5で対戦するチーム戦FPSだ。1つのステージはそれほど広くなく,プレイ人数も全部で10人と少なめなので,同じFPSでも,Apex Legendsに比べると要求されるスペックはそこまで高くない。GeForce Experienceによる最適化設定は以下のとおり。ほとんどの項目で最高値での設定となっている。
まずはプラクティスモードの射撃テストからプレイしてみよう。画面が射撃テストモードに切り替わった瞬間,フレームレートは300オーバーを記録した。各パーセンタイル点も260〜290くらいを示しており,極めて優秀な数字を叩き出している。
次に,オンライン対戦の「アンレート」をプレイしてみた。いわゆるメインとなる対戦モードだが,ここでもフレームレートは高く,3〜4人集まって爆破や銃撃戦による画面効果が出ている場面でも,220fps以上を記録していた。最小フレームレートとなる99パーセンタイル点を見ても,160以上は出ていたほど。この結果からすると,XA7C-G60SとフルHD解像度,144Hz表示のディスプレイでVALORANTをプレイすると,常に最大のフレームレートで表示できるだろう。
VALORANTもプレイ中の動画を撮影しておいたので,確認してほしい。プレイしているのと同じPC上で録画しているとは思えないほど,高いフレームレートが出ているのが分かるはずだ。
当然ながら,プレイ中にカクつきを感じることはなく,終始滑らかに動いているので,本作をプレイするのにXA7C-G60Sは十分な性能を有すると言える。ゲーマー向けPC初心者が手にするPCとしては,十分に合格点を与えられるだろう。
ゲームPCでeスポーツデビューを狙う人にお勧め
BTO標準構成価格が13万円台前半と比較的安価な点も,ゲーマー向けPCの最初の1台として最適な1台だ。せっかくのスペックが宝の持ち腐れにならないように,本製品に加えて高リフレッシュレート表示に対応するゲーマー向け液晶ディスプレイや,ゲーマー向けキーボードとマウスなども同時に用意すると,より快適なPCゲームライフを送れることだろう。
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