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【PR】ドスパラの「新生FFXIV」推奨PCをベンチマーク。推奨モデルだと何がどれくらい快適なのか
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印刷2013/08/31 12:00

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【PR】ドスパラの「新生FFXIV」推奨PCをベンチマーク。推奨モデルだと何がどれくらい快適なのか

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 ついに正式サービスが始まった,スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」(PC / PlayStation 4 / PlayStation 3。以下 新生FFXIV)。人気RPGシリーズのナンバリングタイトルが,文字どおり「新生」したわけだが,実際に正式サービス版の本作をプレイしてみて,PCの新調を検討し始めた読者も少なくないのではなかろうか。

 新生FFXIVをプレイするためのPCとしてオススメできるのが,スクウェア・エニックスによる動作検証を経て認証される「新生FFXIV推奨PC」だ。
 というのも,新生FFXIV推奨PCでは,サービスイン時点の新生FFXIVをベースとする公式ベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」(以下,新生FFXIVベンチ)と連動した“カテゴリー分け”がなされており,「その推奨PCを買うと,どの程度のグラフィックス品質でゲームをプレイできるか」が,事前に分かるようになっているのである。

画像集#011のサムネイル/【PR】ドスパラの「新生FFXIV」推奨PCをベンチマーク。推奨モデルだと何がどれくらい快適なのか
 もう少し具体的に説明してみよう。たとえば,サードウェーブデジノスが開発・製造し,ドスパラが販売するゲーマー向けPCブランド「GALLERIA」(ガレリア)には,デスクトップPCが2モデルとノートPCが1モデル用意されている。
 デスクトップPCは「GALLERIA ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア推奨パソコン XG-A」(以下,GALLERIA XG-A)と「GALLERIA ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア推奨パソコン HGR」(以下,GALLERIA HGR)。ノートPCは「GALLERIA ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア推奨パソコン VF-AG」(以下,GALLERIA VF-AG)だが,重要なのは,それぞれ以下のような形で推奨認定されている点だ。ここから,どの程度のグラフィックスでプレイできそうかを,おおよそ推測できるようになっているわけである。

  • GALLERIA XG-A:「最高品質」で快適にプレイできる「ゲームPC」
  • GALLERIA HGR:「高品質(デスクトップPC)」で快適にプレイできる「ハイスペックデスクトップPC」
  • GALLERIA VF-AG:「標準品質(ノートPC)」で快適にプレイできる「スタンダードノートPC」

 ただ,新生FFXIVベンチで得られるスコアとその指標には,一口に「快適」と言っても,2500〜3499で与えられる「やや快適」から,7000以上のスコアを出さないと与えられない「非常に快適」まで,かなりの開きがある。では,GALLERIAの新生FFXIV推奨PCは,実際にどの程度のスコアが得られ,どの程度快適なプレイを期待できるのだろうか。今回はその点をチェックしてみたい。


ドスパラの新生FFXIV推奨PC計3モデルのスペックを確認

いずれも充実したBTOオプションが魅力


 テストに先立って,ドスパラの推奨PC計3モデルを概観しておこう。

GALLERIA XG-A

BTO標準構成価格18万9980円(税込)

BTO標準構成のPCケースだと,筐体サイズは207(W)×520.7(D)×450.2(H)mmとなる
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 推奨PCのなかで最もスペックの高いGALLERIA XG-Aは,CPUにHaswell世代で4コア8スレッド処理に対応した「Core i7-4770」,GPUにKepler世代の「GK110」コアベースとなる「GeForce GTX 780」を採用するミドルタワーPCだ。
 BTO標準構成のPCケースは,ドスパラオリジナルの「ガレリア専用 KTケース ブラック」。定格700Wの電源ユニットを採用し,筐体の後方底面側に置くことで,「前面から背面」のエアフローを確保し,さらに本体の重心を低くすることにも成功しているのが大きな特徴となる。

本体内部構成。発売記念の無償オプションとしても用意される「水冷パック」を取り付けた状態となる
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 BTO標準構成だと,メインメモリ容量は8GB(4GB×2)で,ストレージは容量2TBのHDD。プリインストールのOSは64bit版Windows 8だ。
 BTOの選択肢は豊富だが,なんといっても注目したいのは,GALLERIA XG-Aのみ,発売記念として,

  • CPUクーラーを大型のものに変更し,冷却能力の向上と静音化を図る「静音パック満足コース」
  • CPUクーラーを簡易液冷モデルに変更する「水冷パック」
  • DVDスーパーマルチドライブから,Blu-ray Discの読み出しとBD-Rディスクの読み書きに対応した光学ドライブへの変更

のいずれかを無償で手に入れることができるようになっていること。また,新生FFXIVはWindows 8をサポートしているが,「ほかのゲームもプレイするので,Windows 7にしておきたい」という場合には,64bit版Windows 7も選択できるようになっている。
 予算に余裕があるなら,システムドライブとしてSSDを追加したり,サウンドカードを新生FFXIV推奨のSound Blaster Zシリーズに変更したりするのもアリだ。ちょうど,GALLERIA XG-Aを対象に,容量120GBのSSDを通常1万2980円のところ5250円で追加できるキャンペーンが開催中なので,それを使ってみるのもいいだろう。

 そのほかBTO標準構成のスペックは表1のとおりだ。

※テスト用機材のため,OSはBTOの選択肢にないものとなっています。4GamerではOSのエディションによる性能差はないことを確認済みです
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GALLERIA HGR

BTO標準構成価格9万9980円(税込)

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 送料込みのBTO標準構成価格を約10万円(※送料込み)にまで抑え,高い価格対性能比を狙ってきたモデルだ。GALLERIA XG-Aと同じPCケースに,4コア4スレッド対応のCPU「Core i5-4570」と,Southern Islands世代の「Bonaire XT」(ボネアXT)コアベースとなるGPU「Radeon HD 7790」(以下,HD 7790)を搭載するのがポイントとなっている。
 8月10日掲載の記事で明らかになっているとおり,新生FFXIVのプレイにあたって,CPUは4スレッド対応していれば十分なので,CPUパワー不足を感じることはないはずだ。

 PCケースが同じなので,電源ユニットを筐体の後方底面側へ置く配置は,GALLERIA XG-Aと変わらず。その電源ユニットは定格容量500Wとなっている。HD 7790の公称典型消費電力は85Wと低いので,500Wあれば十分に余裕があると言い切ってしまっても差し支えないだろう。
 BTO標準構成のメインメモリ容量は上位モデルと同じく8GB(4GB×2)。一方,ストレージ容量は半分の1TBとなる。

 そのほかBTO標準構成の主なスペックは表2のとおり。こちらのプリインストールのOSは64bit版Windows 7となり,「最新OSがいい」という場合は64bit版Windows 8も選択できる。

※テスト用機材のため,OSはBTOの選択肢にないものとなっています。4GamerではOSのエディションによる性能差はないことを確認済みです
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GALLERIA VF-AG

BTO標準構成価格8万9980円(税込)

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 ドスパラの新生FFXIV推奨PCで唯一のノートPCとなるGALLERIA VF-AGは,単体GPUを搭載せず,Haswell世代の4コア8スレッド対応CPU「Core i7-4700MQ」が持つ統合型グラフィックス機能「Intel HD Graphics 4600」をGPUとして用いるという,ゲーマー向けノートPCとしてはかなり思い切った仕様が大きな特徴となる。スクウェア・エニックスの新生FFXIV推奨PCには,必ずしもハイスペックなゲーマー向けモデルだけではなく,標準品質で快適にプレイできることを目指したモデルも含まれるが,GALLERIA VF-AGは,まさにそういう「新生FFXIVならでは」の推奨PCというわけだ。

 本体は17.3インチワイドでノングレア(非光沢),解像度1920×1080ドットの液晶パネルを搭載しており,そのサイズは417.8(W)×269.3(D)×39(W)mm,重量は約2.8kg(※バッテリーパック含む)。BTO標準構成だと,メインメモリ容量は8GB(4GB×2),ストレージは容量500GBのHDDとなる(表3)。

※テスト用機材のため,OSはBTOの選択肢にないものとなっています。4GamerではOSのエディションによる性能差はないことを確認済みです
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 ノートPCということで気になるインタフェースだが,本体向かって左側面にHDMI出力やUSB 3.0(×2),ヘッドセット入出力(3.5mmミニピン×2)など,右側面にUSB 2.0(×2)やアナログRGB(D-Sub 15ピン×1)などと,必要十分なものが揃っている印象だ。日本語キーボードがフルキー配列で,しかも[Windows]キーが[カタカナ/ひらがな]キーの右へと移動しており,ゲーム中に“誤爆”する危険が最小化されているのはありがたいところだ。


デスクトップPCなら最高品質でのゲームプレイが現実に

ノートPCも「標準品質(ノートPC)」で十分プレイ可能


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 というわけでここからは,「どの程度のグラフィックス品質で」「どの程度快適に」新生FFXIVをプレイできるかを,新生FFXIVベンチ キャラ編で明らかにしていこう。
 今回は,1280×720ドットと1600×900ドット,1920×1080ドットという,アスペクト比16:9の3解像度で,フルスクリーンモードを選択のうえ,テストを2回連続して実行し,結果の平均値をスコアをして採用することにした。

 ベンチマークソフト側に用意される「グラフィック設定プリセット」は,3製品が推奨を取得したカテゴリーに合わせる形で選択。つまり,GALLERIA XG-Aでは「最高品質」,GALLERIA HGRでは「高品質(デスクトップPC)」,GALLERIA VG-AGでは「標準品質(ノートPC)」でテストを行うことになる。ただ,「見栄えは犠牲にしても高解像度でプレイしたい」「もっと高いグラフィックス品質でプレイしたい」というニーズは当然あると思われるため,GALLERIA HGRに限っては,「標準品質(デスクトップPC)」および「最高品質」でもテストを行っておきたい。

 以下,スペースの都合上,グラフ中に限り新生FFXVIベンチ キャラ編を「新生FFXIVベンチ」と表記すること,また,グラフ画像をクリックすると,スコアではなく平均フレームレートでまとめ直したグラフを表示するようにしてあることをお伝えしつつ,順にテスト結果を見ていきたい。

 グラフ1はGALLERIA XG-Aで,「最高品質」のテストを実行した結果だ。スクウェア・エニックスの新生FFXIVベンチ キャラ編の配布ページによれば,最上位の指標「非常に快適」を獲得できるのはスコア7000以上となるが,ご覧のとおり,GALLERIA XG-Aは,最も描画負荷の高い解像度1920×1080ドットでも12850というスコアを叩き出している。もはや新生FFXIVのプレイに不安はまったくないと言い切ってしまってよさそうだ。

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 続いてはGALLERIA HGRだが,グラフ2を見ると,「高品質(デスクトップPC)」と「最高品質」で,スコアに大きな違いがないと分かる。本稿の序盤で紹介したとおり,GALLERIA HGRは「高品質(デスクトップPC)で快適にプレイできるPCとして推奨認定を受けているが,実際のところは,「高品質(デスクトップPC)」だけでなく,「最高品質」でも,解像度1600×900ドットで「非常に快適」,1920×1080ドットで,それより1段下の指標となる「とても快適」に入っているわけだ。GALLERIA HGRがあれば,「最高品質」かつ解像度1920×1080ドットのプレイが十分に狙えるというわけである。

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 「標準品質(ノートPC)」でGALLERIA VF-AGをテストした結果がグラフ3で,ここでは解像度1280×720ドットで「快適」の指標となるスコア3500〜4999の枠内に入り,解像度1600×900ドットでは「やや快適」とされるスコア2500〜3499,解像度1920×1080ドットでも「普通」の指標となるスコア2000〜2499に滑り込んできた。送料込みのBTO標準構成価格が約9万円のノートPCと聞くと,とてもゲームには使えないと思うかもしれないが,最新世代のIntel製CPUを搭載したGALLERIA VF-AGなら,そんなことはないわけだ。

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 では,「グラフィック設定プリセット」によって,実際の画面はどの程度違ってくるのだろうか。新生FFXIVベンチ キャラ編のスクリーンショットで比較してみよう。
 下に2枚ずつ示した画像は,上段から順に「最高品質」「高品質(デスクトップPC)」「標準品質(デスクトップPC)」「標準品質(ノートPC)」のスクリーンショットだ。100%まったく同じシーンを切り出したわけではないので,多少の違いは無視してほしいと思うが,それでも,2種類の「標準品質」と比べて,「高品質(デスクトップPC)」と「最高品質」では,キャラクターやオブジェクトに落ちる影の量が多くなり,画面全体の立体感を強めているのが分かるだろう。

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「最高品質」
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「高品質(デスクトップPC)」
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「標準品質(デスクトップPC)」
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「標準品質(ノートPC)」

 「最高品質」と「高品質(デスクトップPC)の違いがあまり大きくないことに気づいたかもしれないが,これは,実際の設定内容にもそれほどの違いがないためだ。先のグラフ2で両設定のベンチマークテスト結果に違いはあまりなかったが,それも納得というところである。
 なお,「標準品質(デスクトップPC)と「標準品質(ノートPC)」では,プレイヤーキャラクター以外の「揺れの表現」が異なるだけなので,スクリーンショット上で画質の違いはないことも押さえておいてもらえれば幸いだ。

 最後に,消費電力もチェックしておこう。ここでは,ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用いて,新生FFXIVベンチ キャラ編実行中におけるシステム全体の消費電力を測定。実行中に最も高い消費電力が示された時点の値をスコアとして取得している。なお,GALLERIA VF-AGのテストでは,バッテリーパックの影響を排除すべく,取り外したことをお断りしておきたい。

 その結果はグラフ4のとおりだ。最新世代のウルトラハイエンドGPUを搭載するGALLERIA XG-Aは残る2製品を圧倒しているが,それでも実スコアは349Wである。定格750Wの電源ユニットを搭載しているので,何の心配もないレベルと述べていいだろう。
 一方,同じデスクトップPCでも,GALLERIA HGRはかなり低め。ノートPCであるGALLERIA VF-AGはさすがの低消費電力といえる。

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3機種ともコストパフォーマンスはかなり高い

なかでもGALLERIA HGRの買い得感は抜群


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 以上,テストを行ってきたが,端的に述べるなら,いずれも大変「推奨PCらしい」結果になった,といった感じである。
 BTO標準構成で話をすると,GALLERIA XG-Aの性能は文句なしだ。本製品を手に入れておけば,新生FFXIVをプレイしていくにあたって,グラフィックス品質や3D性能に不満を覚えることはないはずだ。

 GALLERIA HGRは,そんなGALLERIA XG-Aよりも約10万円安価でありながら,その性能は必要十分なレベルにある。「最高品質」で解像度1600×900ドットに抑えれば「非常に快適」,1920×1080ドットでも「とても快適」なので,どちらを選ぶかは嬉しい悩みになるだろうが,価格対性能比はピカイチといえる。

 最後にGALLERIA VF-AGは,なんと言ってもノートPCであるというのが大きい。デスクトップPCのように場所を取らず,どこでも新生FFXIVをプレイできるという部分に強く惹かれる人は多そうである。

 いずれのPCを選んだとしても,ドスパラなら,「推奨ゲームタイトルが動作すること」までサポートしてくれるので,万が一の事態があっても心配は無用。新生FFXIVを長くプレイしていく相棒を探しているなら,ドスパラの推奨PCは非常に有力な選択肢となるだろう。

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