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まだ間に合う!「FFXIV」最新拡張「黄金のレガシー」を快適にプレイできるゲーマー向けPCをG-Tuneで選ぼう【PR】
黄金のレガシーに関するアップデートの中でも,ひときわ大きな注目を集めているのが,ゲームグラフィックスのアップデートだ。高画質化にともなって,PC版の必要および推奨動作環境も引き上げられた。そこで気になるのが,「綺麗になったFFXIV,自分のPCでちゃんと動くかな?」という点である。「黄金のレガシーに合わせてPCを買い換えようかな」とか,「この機会にPC版へ乗り換えようかな」と考えているプレイヤーは多いだろうし,「買い換えたい,乗り換えたいけど,どのPCなら大丈夫……?」と悩んでいる人もいるだろう。
というわけで,今回はマウスコンピューターのゲーマー向けブランドである「G-Tune」より,スペックの異なる3種類のゲーマー向けデスクトップPCを取り上げて,黄金のレガシーをどれくらい快適にプレイできるのかを確かめてみた。用途や予算に応じた,PC選びの参考になれば幸いだ。
ちなみに,上掲の写真にあるぬいぐるみは,ゲーム中にも登場する「初代でぶチョコボ」のぬいぐるみだ。2024年1月に行われたファンイベント「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2024 in 東京」のSNSキャンペーンなどで,目にしたことのある人もいるだろう。G-TuneのFFXIV推奨PCを購入すると,このぬいぐるみがもらえるとのこと。600個限定なので,欲しい人はお早めに。
マウスコンピューターのFFXIV推奨製品情報ページ
ハイエンドからミドルクラスまで,ハードウェア構成の異なる3製品を紹介
まずは,本稿で紹介する3製品を簡単に紹介しよう。
■G-Tune FZ-I7G8S-FF14(ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー推奨認定取得PC)
G-Tune FZ-I7G8S-FF14(以下,FZ-I7G8S)は,ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーの推奨認定を取得したPCで,Intelの第14世代Coreプロセッサである20コア28スレッド仕様でオーバークロックも可能なCPU「Core i7-14700KF」を中核に,GPUには「GeForce RTX 4080 SUPER」を搭載する製品だ。拡張性に優れたG-Tune独自のフルタワーPCケースを採用。メインメモリには,容量32GB(16GB×2)のDDR5メモリを,ストレージにはPCI Express(以下,PCIe) 4.0 x4接続で容量2TBのM.2 SSDを標準搭載しており,CPUクーラーには,360mmサイズの大型ラジエータ付き液冷クーラーを用いるなど,今回の3製品では最も高スペックなマシンだ。
マウスコンピューターのG-Tune FZ-I7G8S-FF14販売ページ
■G-Tune DG-I7G7S-FF14(ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー推奨認定取得PC)
G-Tune DG-I7G7S-FF14(以下,DG-I7G7S)は,CPUとして,20コア28スレッド仕様の「Core i7-14700F」を採用し,GPUには「GeForce RTX 4070 SUPER」を搭載するPCである。こちらもファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー推奨認定を取得しているのがポイントだ。
PCケースは,こちらもG-Tune独自のミニタワーケースを採用。CPUには,240mmサイズのラジエータを備える液冷CPUクーラーを組み合わせており,メインメモリには,容量32GB(16GB×2)のDDR5メモリを,ストレージにはPCIe 4.0 x4接続で容量1TBのM.2 SSDを標準搭載するなど,コンパクトさとパワフルさを併せ持つPCに仕上がっている。
今回紹介するPCの中では,松竹梅の竹に位置する製品だが,多くのゲーマーにとって満足できるスペックのPCと言えよう。PCケースは,一般的なブラックのほかに,本稿で紹介しているホワイトが選べるのも嬉しいポイントだ。もちろん,ブラックモデルもファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー推奨認定を取得済みだ。
マウスコンピューターのG-Tune DG-I7G7S-FF14(ホワイトカラーモデル)販売ページ
マウスコンピューターのG-Tune DG-I7G7S-FF14(ブラックモデル)販売ページ
■G-Tune DG-I7G60
採用CPUはCore i7-14700Fで,GPUにはミドルクラス市場向けの「GeForce RTX 4060」を搭載する製品だ。
DG-I7G7Sと同じ独自のミニタワーPCケースを採用しており,メインメモリには容量32GB(16GB×2)のDDR5メモリを,ストレージには容量1TBのPCIe 4.0 x4接続M.2 SSDを搭載する。CPUクーラーも240mmサイズの液冷クーラーを採用するなど,DG-I7G7Sと似たスペックを備えるが,GPUのグレードを下げることで,価格を抑えた製品であるわけだ。
なお,本製品だけは,FFXIV推奨認定は取得していない。とはいえ,黄金のレガシーが動作しないわけではないので,その点は心配しないでほしい。
マウスコンピューターのG-Tune DG-I7G60販売ページ
ゲーマー向けPCのスペックの見方が分からない人向けのアドバイス
「CPUは○○,GPUは○○」と読んで,PCの大まかなゲーム性能を想像できるゲーマーならともかく,そうでないという人も少なくないだろう。そんな人のために,ゲーマー向けPCのスペックを見るときに,重要なポイントをごく簡単に説明しよう。スペック表の見方を理解している人は,飛ばして進んでもらって構わない。
G-Tune FZ-I7G8Sのスペック表。これだけ見て,大まかな性能をイメージするには,相応のPC経験が必要だ
FFXIVに限らず,ゲーマー向けPCを使用するうえで快適さのひとつの基準となるのは,「GPU」の性能だ。大雑把に説明をすると,「PCの絵を描く能力」に最も大きな影響を及ぼすパーツである。GPUのグレードを上げれば上げるほど,性能は上昇していく。すなわち,「より細かい絵を,より滑らかに動かせるように」なると理解していい。順に説明しよう。
ここで言う「細かい絵」とは,解像度が高い絵を描けることを示す。現在,ゲーマー向けのPCやゲーム機で,よく使われている解像度は1920×1080ドット(フルHD)だ。このうえには,2560×1440ドット(1440p,WQHDとも),3840×2160ドット(4K)といった解像度がある。解像度=映像の細かさなので,解像度が高ければ高いほど,より精細感があり,細部でも鮮明な映像でゲームをプレイできるわけだ。
次の「滑らかな絵」とは何か。アニメーションの製作方法を思い浮かべてほしいが,一枚一枚の絵を連続して動かすことで,アニメーションは製作されている。これと同じで,GPUの性能次第で「一定時間の間に何枚の画像を表示できるか」が変わってくる。
一定時間に何枚の絵を表示できるかは,「フレームレート」という数字で表すのが一般的だ。フレームレートの単位は,「Frame Per Second」を略した「fps」で表す。1秒間に何枚の画像を表示できるかを示すもので,たとえば「120fps」なら,1秒間に120枚の画像で表示できることを意味する。表示できる枚数が多ければ多いほど,映像は滑らかに見える理屈だ。
一般的にゲーマー向けPCでは「最低60fpsを維持できること」が,快適さにおけるひとつの基準となっている。
これらを踏まえての結論だが,解像度を上げれば上げるほど,フレームレートを高めようとすればするほど,GPUには高い負荷がかかるため,必要とされるGPU性能も高くなる。そうなると「GPUの性能を引き出すためには,CPUも見合う性能に……」とか,「高い性能のCPUを冷やしきるために,高性能なCPUクーラーを……」といった具合に,PC全体の構成を考える必要も出てくる。
本稿で紹介している3製品は,そうした問題をクリアした構成だ。FFXIVを始めとするPCゲームに安心して使用できると言えよう。
余談だが,高い解像度や高フレームレートでプレイするためには,PC本体だけではなく,それらのスペックに対応するディスプレイも必要になる。本稿では割愛するが,そうしたスペックが分からなければ,PCショップのスタッフさんや,PCに詳しい周囲の光の戦士に相談するなどして,しっかりと確認したうえで購入してほしい。
黄金のレガシーベンチマークから見るおいしいPC選び
さて,ここからは,黄金のレガシーをベースにしたベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下,FFXIV黄金のレガシー ベンチ)を,今回の3製品で実行して,実際のゲームにおける実力を検証していこう。なお,今回の計測結果は,編集部および筆者の計測したものである。
測定方法は,4Gamerベンチマークレギュレーション29に則したうえで,グラフィックス設定のプリセットは「最高品質」を選択。1920
なお,ベンチマークレギュレーション29で「ひとまずの合格ライン」としているのが「スコア8000以上」で,「ハイエンド環境の合格ライン」としているのは「スコア15000」以上だ。筆者の主観では,最低フレームレートが60fpsを下回らず,スコアが15000前後〜それ以上であれば,おおむねどんな場面でも快適にプレイできるだろうと考えている。
それではまず,一般的な解像度1920×1080ドットのスコア(グラフ1)とフレームレート(グラフ2)を見ていこう。
1920×1080ドットでは,すべての製品が「非常に快適」の評価となった。平均フレームレートも100fpsを大きく上回っており,一般的に快適なゲームプレイの目安となる60fpsは容易にクリアしつつ,最低フレームレートも60fpsを上回っている。
次は解像度2560×1440ドットのスコア(グラフ3)とフレームレート(グラフ4)だ。
フルHDよりも約1.8倍も高解像度で,それだけ負荷のかかる2560
2560×1440ドットで,安定した高フレームレートで黄金のレガシーをプレイしたい場合は,FZ-I7G8SやDG-I7G7Sを選ぶのがいい。
4K解像度の3840×2160ドットではどうなるだろう。総合スコアをグラフ5,フレームレートはグラフ6にまとめた。
最も解像度が高いだけあって,FZ-I7G8Sでさえ「とても快適」までスコアが下がっている。DG-I7G60の平均フレームレートは約65fpsで,60fpsを上回ってはいるものの,ベンチマーク中で大きな負荷のかかるシーンでは,GPUのパワー不足によるガクつきが大きく目立っていた。
4K解像度で高いグラフィックス設定を維持しつつ,レイドをはじめとする戦闘コンテンツで安定した動作を求める場合は,FZ-I7G8Sが最適解となるだろう。
ここまではすべて,グラフィックス品質を最高品質プリセットにしての測定だった。そもそもの負荷が高いのだ。それでは,品質プリセットを下げた場合はどうなるだろうか。GeForce RTX 4070 SUPERを搭載するDG-I7G7Sを例に,解像度3840×2160ドットで検証してみよう。
品質プリセットを高品質(デスクトップPC),および標準品質(デスクトップPC)にして,DG-I7G7Sの3840×2160ドットで計測した,総合スコア(グラフ7)とフレームレート(グラフ8)結果が以下のとおり。
同じPCで同じ解像度でも,標準品質は「とても快適」,高品質は「快適」となった。グラフィックスの美しさとトレードオフにはなるが,フレームレートに大きな差が表れている。だが,設定次第では,4Kディスプレイでの日常的なプレイも可能だ。
戦闘コンテンツで安定した動作を求めたい場合は,グラフィックス設定を落として,スクリーンショット撮影などでクオリティを求める場合は,グラフィックス設定を上げるといった選択肢もあるだろう。
参考までに,高難度レイドに挑戦するFFXIVプレイヤーに人気がある解像度3440×1440ドット,アスペクト比21:9のウルトラワイドディスプレイ環境でどのようなスコアになるかを,GPUのドライバソフト「GeForce Driver」のカスタム解像度で設定を作ったうえで,4Kディスプレイ上で実験してみた。実験に使用したのは,DG-I7G7Sだ。
「最高品質×ウインドウモード」で測定したところ,総合スコアは「とても快適」の14604,平均フレームレートや約102.3fps,最低フレームレートは63fpsとなった。まずまず実用できる性能と見ていいだろう。
最後に,1920×1080ドットの最高品質では十分なパワーを見せたものの,2560×1440ドットの最高品質では少々力及ばずといったところのあるGeForce RTX 4060搭載のDG-I7G60で,標準品質(デスクトップPC)での性能をもう少し詳しく調べてみることにした。
グラフ9は,標準品質で2560×1440ドットと3840×2160ドットの総合スコアを,グラフ10はフレームレートをまとめたものだ。比較のために,最高品質のスコアも並べている。
見てのとおり,非常に高いグラフィックス性能を要求される3840
このように,グラフィックス品質よりも解像度を重視したい場合のように,ニーズに応じた細やかな画質設定が行えるのも,PCでFFXIVをプレイする利点のひとつといえる。逆に,「最高画質でなくても快適にプレイできればいい」という場合には,あえてPCのグレードを下げたりもできるわけだ。とはいえ,「せっかくPCでプレイするのだから,普段は画質設定をモリモリにしたい」という人が多いだろう。筆者もその一人である。
奮発と妥協のPC選びで,快適な「FFXIV」ライフを!
「4K×最高画質は前提で,しかも高いフレームレートでプレイしたい」という場合,FZ-I7G8Sが搭載するGeForce RTX 4080 SUPERは,事実上の必須要件と言っていい。本稿では紹介できていないが,それ以上の高フレームレートや高解像度を望む場合は,GeForce RTX 40シリーズ最強の(そして価格も20万円を超える)GPU「GeForce RTX 4090」を検討する必要も出てくるだろう。
GeForce RTX 4070 SUPERを搭載するDG-I7G7Sは,非常に現実的な選択肢だ。安くはないが,手を出しやすい価格で,価格対スペック比に優れている。もし筆者に「PCでFFXIV始めたいんだけど……」とフレンドから相談が来れば,この中なら真っ先に,DG-I7G7Sを勧める。
「とにかく1円でもコストを抑えてPCでプレイしたい!」というような場合は,RTX 4060を搭載するDG-I7G60も,有力な選択肢だ。ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー推奨認定こそ取得していないが,フルHD解像度であれば十分な性能を持ち,2560×1440ドットでもグラフィックス設定を落とせば,問題なく快適なプレイが可能である。とはいえ,本稿執筆時点でのDG-I7G7Sとの価格差は1万7700円なので,この価格差ならば,DG-I7G7Sを勧めたいのが正直なところではある。
筆者はよく「PC購入は奮発と妥協」と称するのだが,数か月で買い替えるようなものでないからこそ,奮発できる部分は奮発したい。とはいえ,妥協する部分は妥協しなくてはならない。
そのために「買い替える,買う理由」を明確にしたうえで,「ここだけは譲れない」という優先順位を明確にすると,求めるニーズから「どこを奮発するか。なにを妥協するか」という判断も行いやすい。そうすれば自ずとPC選びが進みやすくなり,後悔も少なくなるはずだ。
本稿が,光の戦士たちにとって,快適な冒険の一助になることを,遥かイシュガルドの地より祈っている。
マウスコンピューターのG-Tune製品情報ページ
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