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HW短評:Kingston「HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 SSD」(3)Iometerテストとまとめ
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印刷2015/07/08 10:00

テストレポート

HW短評:Kingston「HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 SSD」(3)Iometerテストとまとめ

総試用時間:19時間
短評(2)短評(1)

HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 Solid-State Drive SHPM2280P2H/480G
メーカー:Kingston Technology
問い合わせ先:00531-88-0018(平日9:00〜19:00)
実勢価格:6万円前後(※2015年7月8日現在)
画像集 No.002のサムネイル画像 / HW短評:Kingston「HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 SSD」(3)Iometerテストとまとめ
 間が空きつつも,Kingston Technologyからこの春発売になったPCI Express(以下,PCIe) 2.0 x4接続型SSD「HyperX Predator Solid-State Drive」シリーズに属するHHHL Adaptor付きモデル,「SHPM2280P2H/480G」の短評3回めをお届けしたい。ひとまずの最終回となる今回は,SSDとしての安定性を「Iometer」(Version 1.1.0)と「HD Tune Pro」(Verson 5.5.0)でチェックしつつ,総評も行ってみようと思う。
 テストに用いたシステムはのとおりだ。

画像集 No.003のサムネイル画像 / HW短評:Kingston「HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 SSD」(3)Iometerテストとまとめ

 Iometerを使ったストレージのテストでは,毎回,4KB単位のランダム読み出しと書き込みを50%ずつ混在させた状態でディスクアクセスを実行し,その間のIOPS値を取得するので,今回もそれをに倣う。ただし,接続インタフェースは,カード側のリファレンスでもある,PCH経由のPCIe 2.0 x4接続時だけでなく,CPU直結のPCIe 3.0 x16スロット接続時,PCH経由でPCIe 2.0 x2となるM.2スロット接続時でも行うこととした。テストは1時間ずつ実行している。

 その結果はグラフのとおりで,もともと4KBという小さなファイルサイズを扱っており,しかもランダムアクセスの読み出しと書き込みという,帯域幅をあまり使わないテストであるため,接続インタフェースによるスコアの違いはほとんど出ていない。
 生データでテスト開始1分間とテスト終了時1分間のIOPS値を見ても数字に変化はないので,安定した性能を持つSSDだといっていいだろう。

画像集 No.007のサムネイル画像 / HW短評:Kingston「HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 SSD」(3)Iometerテストとまとめ

 続いて,HDDベンチマークであるHD Tune Proのテスト結果が下の画像だが,ここでもSHPM2280P2H/480Gの挙動に不審な振る舞いは見られない。ここでは,上で最も高いスコアを示したPCIe 3.0 x16接続時における逐次書き込みテストの結果を代表して掲載しているが,SSDの先頭セクタから順に書き込むことによる転送速度の変化がグラフ化されるが,使い勝手に影響を与えそうな変動はなく,端的に述べて安定している。

画像集 No.004のサムネイル画像 / HW短評:Kingston「HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 SSD」(3)Iometerテストとまとめ

製品ボックス(上)と,それを開けたところ(下)
画像集 No.005のサムネイル画像 / HW短評:Kingston「HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 SSD」(3)Iometerテストとまとめ
画像集 No.006のサムネイル画像 / HW短評:Kingston「HyperX Predator M.2 PCIe G2 x4 SSD」(3)Iometerテストとまとめ
 といったところでまとめよう。
 3回にわたってSHPM2280P2H/480Gをテストしてきたが,本製品は,Kingston Technologyが公表しているとおりの性能を持つSSDと評価できる。また,旧型のマザーボードでもUEFI/BIOSからサポートされているAHCIなので,NVM ExpressをUEFIからサポートしないマザーボードでも起動ドライブに使えるのが利点だ。

 ただ,実勢価格約6万円前後というSHPM2280P2H/480Gと同じ価格帯には,IntelのNVM Express接続型SSD「Solid-State Drive 750」(以下,SSD 750)の容量400GBモデルが存在するわけで,その点はやや不利な印象もある。とにかく性能重視の人には,SSD 750のほうが魅力的に映るかもしれない。

KingstonのHyperX Predator Solid-State Drive製品情報ページ


※HW短評に関する注意
  • HW短評(ハードウェア短評)は,各執筆者が,テスト経過時点でのインプレッションをまとめたものです。最終的な評価の掲載を目的とするわけではないため,次回以降のHW短評,もしくは別途掲載されるレビュー記事などとは異なる評価が掲載されることもあります
  • HW短評について,お気づきの点や,「こんな追加テストをしてほしい」という要望があれば,問い合わせフォームの「記事について(掲載情報の間違いや修正依頼など)」からお伝えいただければ幸いです。ただし,ご要望にお応えできない場合
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