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[G★2009]生まれ変わった新作MMORPG「NED」ってどんなゲーム? 本作の開発総監督 Oh Ho Eun氏に聞いてみた
本作はすでにお伝えしたとおり,もともとはRTSとRPGの要素を掛け合わせたシステムを持つタイトルとして制作されていたものだが,今回出展されているバージョンでは,いわゆる正当派中世ファンタジーのMMORPGに作り直されている。
まず本作のバックストーリーは,神の大陸に,光/闇/火/氷という属性を持つ四つのDemonic Stone(デモニックストーン)が落ちてきたことから始まる。Demonic Stoneが持つ属性の影響によって大陸は荒廃が進んでおり,プレイヤーはこの状況を止めるため,Demonic Stoneを破壊しようとする……というのが物語の大筋になるとのことだ。
Demonic Stoneが落下した周辺地域では,その石の持つ属性によってプレイヤーキャラクターを死に至らしめる,さまざまな影響が発生している。それは敵の強化であったり,直接的なダメージであったりといろいろだ。
例えば,火の属性を持つモンスターは,同じく火の属性の影響によって熱くなった地形では強化されるわけだ。ただし,そのモンスターの火の属性を弱められる場所,例えば氷の属性の場所に誘い込むことができれば,弱体化させることが可能だ。
また,火の属性の影響を受けた地形では,その熱でダメージを受けたり,氷の属性の影響を持つ地形に足を踏み入れると,その寒さで能力が下がったりする。これについても,その影響を防ぐ状況……熱であれば水たまりや,氷であれば温泉のような身体を温める場所に移動したり,寒さを防ぐアイテムを利用したりすることで,能力を通常値に戻すことが可能だ。
そして,こういった属性の影響を防ぐ手段として“フェロー”(Fellow)システムがある。これはいわゆるペットシステムに相当するもので,フェローを呼び出すことで,種類によって武器に変化したり,暑さや寒さを防ぐ服になったりと,さまざまな活躍をしてくれる。
また現在の計画では,プレイヤーがピンチになると瞬間的に変化を解いて,一緒に戦ってくれるということも考えているとのこと。Oh Ho Eun氏によると,100種類以上のフェローを考えているという。
ちなみに,すべてのフェローを所有することが可能で,コレクション要素としても楽しめそうだ。なお,現在のバージョンでは同時にいくらでもフェローを召喚できるが,次の公開時には,同時に召喚できる数を制限する予定とのこと。
プレイヤーは,キャラクターのレベルが20になったとき,「血族」という国に相当するものを,二つのうちから選択しなければならないという。血族ごとに異なったいろいろなアバターが用意されており,このことをOh Ho Eun氏は「第2のキャラクターメイキング」と表現していた。そして,この二つの血族は対立関係にあり,少人数での対人戦や,大規模戦闘(RvR)が行われるとのことだ。
サービス開始予定時期については,既報のとおり2010年を予定しているとのことで,Q3〜Q4には何らかの形で表に出したいとのことだ。まだまだ企画中のアイデアも多く,情報自体は少ない本作だが,来年の今頃にはもっとはっきりとした形になって登場していることに期待したい。
ちなみに,タイトル名称の「NED」について,発表当初はNever Ending Dreamingの略とされていたのだが,あらためて聞いてみると,大陸の名称から取っている(ということになったようだ)。
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ICARUS ONLINE
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