連載
ドライバーシリーズ最新作「DRIVER PARALLEL LINES 日本語マニュアル付英語版」(ドライバー パラレルラインズ)を,英語がさっぱりという人でも安心して楽しめるよう,ミッション紹介/攻略をお届けしていく週刊連載「DRIVER PARALLEL LINES 摩天楼はパラ色に」。前回はコリガンにハメられ,誘拐殺人犯として主人公キッドが逮捕されて刑務所送りになるところで終了となった。
かくして「くさい飯28年分」に当選してしまったキッドは,もー食った食った。そして時は流れ,舞台は28年後のニューヨークへと移る。2006年のニューヨークはすっかり様変わりしていた。摩天楼にそびえ立っていた真新しい二つのタワーが消え去っていたこともそうだが,キッドにとっては,テレビのリモコンやDVDの存在が衝撃的だったようだ。
というわけで今回より,くさい飯をご馳走してくれた昔のお仲間達(以下,クソ野郎ども)を一人ずつ始末していく,キッドの復讐劇が始まるのである。
復讐劇の最初のターゲットとなるのは,メキシカンだ。目の前に現れたのがキッドと分かったメキシカンは,電車に乗って逃走を図るので,制限時間内に次の駅まで車で電車を追いかける。電車を降りたメキシカンは遊園地に逃げ込み,メキシカンおよび仲間達と銃撃戦を繰り広げることに。
レイが,ハーレムにいるマリアという女性を紹介してくれるらしい。マリアは,ぽっちゃり系クソ野郎ことキャンディーのもとで働く女性で,彼女に復讐のための力を借りようという魂胆だ。レイと一緒に出かけようとすると車が爆破される。こんなセコい手を使うのが誰かは想像できる。しかしこんな近くにいたのに,キッド達が乗り込む前に爆破しちゃうとは,あわてんぼうなヒットマンだ。こいつを処分してからマリアに会い行くことになる。
ドライバーとしての腕試しとして,カーニーからハインツポイントまで荷物を搬送するトラックの護衛ミッションを,マリアに指示された。指定場所に到着すると,いきなり追っ手が現れる。マリアに「何かおかしい。仕事はいいから,すぐにそこから逃げて」と言われるので,とにかくヤツらを蹴散らして逃げ回る。
レイの話によると,スリンクはこちらの動きを警戒しているらしい。そこで挨拶代わりに,スリンクが経営しているポルノショップを「こんにちは!」とばかりに破壊することにしてみた。生意気なことに店は繁盛しているらしく,三店舗も持っている。同時に襲うのは難しいため,足の速い車を使って一軒ずつ手早く破壊していくことになる。
レイから車が完成したとの連絡を受けて指定場所に行くと,いきなり待ち伏せにされる。コリガンかスリンクの手下だと思われるが,毎回,こんなことばっかりである。ヤツらを全滅させると登場するのが,レイが大金を投じて作り上げたという改造車「ラムライダー」。鉄板むき出しの,なんともヤバい雰囲気がぷんぷんする,乗るのがちょっぴりこっ恥ずかしい車だ。さあ,こいつでスリンクの店をぶっ壊しに行くとしよう。
28年分のお礼参りが,ポルノショップを3軒ブッ壊した程度で終わりなわけがない。とことんスリンクの周囲を潰し,あのアフロをへこませてやるのだ(まだアフロなのかな)。
どうやらスリンクが調達させたパーティドラッグが空港に届いたらしい。警察の目をくらますためにレンタカー4台を借り,その内の1台にパーティドラッグを乗せて搬送しているそうだ。このレンタカーを襲って,パーティドラッグをいただくことにする。
マリアから仕事の依頼が来た。なんでも彼女,キャンディーの雑用で札束を抱えてヤバい地域に行かされるらしい。しかし,金を狙ってキャンディーを怒らせようとしているヤツらがいるのに,ボディガードが腰抜けで不安とのこと。そこでマリアの車と一緒に走り,目的地までボディガードをしてくれということのようだ。なんで俺が? と思ってしまうが,キャンディーの情報をもらうためだ。仕方がない。
マリアから再び仕事の依頼で,今度はイングルウッドにいる客にバイクを届ける。プレミア付きの特別品だが,もちろん盗品なので箱に入れてトラックで運ぶ。またしてもキャンディーを目の敵にしているヤツらが邪魔をしてくるので,そいつらからトラックを守ってほしいとのこと。まったくしつこいヤツらである。
ポルノショップを経営したり(潰してやったけど),ドラッグを輸入したり(奪ってやったけど),何かと忙しそうなスリンクは,なんと映画監督なんかもやっていた。ヤツのことだ,きっとエッチな映画に違いない! と思ってスリンクの居場所を突き止めて行ってみれば,やっぱり下着の女を撮影をしていやがった。
一方こっちは彼のおかげで28年間,塀の中でくさい飯をひたすら食ってきたわけで,えっと,よし,殺そう。
というわけで2006年,キッドの復讐劇が始まった。今までのミッションにも言えたことだが,突拍子もない内容の割に,難しくてクリアできない! ということはないと思う。逆にクソ野郎どもを殺すことに専念できて,すっきりしたミッションが揃っていると言えるかも。とはいえ,やはりストーリーをある程度理解していないと面白くないと思うので,そこでこの連載が役に立っていることを祈りたい。わけが分からずにミッションを進めちゃったという人も「あっ,こんなんだったんだ」と振り返ってみてはいかがだろうか。さて,次回は憎きコリガンを倒すまでの,残りのミッションを紹介/攻略していこう。
ニューヨークで乗り捨てられている車(正確には駐車してある他人の車)=自分の車なので,自由に乗り放題&乗り換え放題であるが,レイの整備工場に入庫して車を登録(セーブ)しておけば,「自分の車」として使用できるようになる。登録された車であれば,ニューヨークのどこかで乗り捨てても,破壊されて放置しても,レイがレッカーで整備工場まで運んでおいてくれるので,整備工場に行けばすぐにまた使える。
また,街で拾った車はどの車種も基本的にドノーマルだ。でもレイの整備工場で車をカスタマイズ/アップグレードすれば,誰かの追跡やパトカーからの逃走が,かなり楽になる。銃撃戦においても防弾タイヤ,防弾ガラスを装備しておけば,ドノーマルの車よりもダメージを受けにくくなる。何度挑戦してもミッションをクリアできないなんてときは,使う車を選んだり,アップグレードしたりしてから挑戦すると,難度が変わるかもしれない。もちろん,そういったことにはお金がかかるので,サイドビジネスやミニゲームで金を稼いでおこう。
車の手配度をゼロにしたり,修理したり,パーツを購入して車をアップグレード(ボディワーク,パフォーマンス,アクセサリ,スプレー塗装)したり,別地域の整備工場へのワープしたりといったメニューが用意されている。エンジン(ステージI〜III),ニトロ注入キットを車に付ければ鬼のように速くなるし,防弾タイヤ,防弾ガラスを取り付ければ撃たれても少し痛くなくなる。弾薬の購入もここでできる
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