攻略
「メダル オブ オナー パシフィック アサルト」トラトラトラの巻 第5回
Text by 虎武須(Kobs)
連載最終回となる今回は,ガダルカナル島の後編をお送りする。連載第4回のガダルカナル島前編で飛行場を守った主人公達は,第一師団と合流した。しかし大事な飛行場を奪われて黙っている日本軍ではない。砲撃がまだ続いているうえに,さらなる攻撃を仕掛け,飛行場の奪取を目指している。後半は日本軍の夜襲に備え,飛行場近くの尾根沿いに設置されている防衛線に配属されるところからスタートする。
尾根沿いに設置されている防衛線は,なだらかな丘に段々に塹壕が掘られたもので,各所に機関銃が設置してある。まず主人公達は,上官の指示に従って塹壕の一つに入り,機関銃で怒涛のごとく押し寄せる日本軍を掃射することになる。機関銃の弾薬が尽きるまで撃っても日本軍の進撃は収まらないので,ここはいったん退却ということになるはずだ。
このとき周囲を偵察してくるよう命じられ,日本軍を発見して戻ったら後部の塹壕に入り,再び機関銃掃射となる。なお,このとき仲間の兵士にも注意を払っておくと,隠し目標や英雄の瞬間を得られるかもしれない。ある程度の時間,防衛に成功したら味方の爆撃機からの空爆があり,これで日本軍の夜襲は収まりを見せることになる。
ある程度進むと,沼地に行き当たる。ここでもそこかしこに敵の歩哨が潜んでいるので,細心の注意を払いながら進もう。うまく沼を抜けたら,日本軍のいる村があるので,制圧しなければならない。この村で弾薬の集積場を発見することになるので,見つけたら爆薬を仕掛け,破壊しよう。
集積場を爆破すると川を横断していた橋も爆破され,先に進めるようになる。少し進んだところで,敵の狙撃兵がうろうろしているのに出くわすので,即座に射殺し,狙撃銃を奪っておこう。ここから少し進むと,どこからともなく狙撃されるはずだ。狙撃兵はカモフラージュしていることもあって,見つけにくい。発見が遅れると確実に死ぬことになるので,敵のマズルフラッシュに目を光らせるか,狙撃銃のスコープを使って敵を見つけ出し,できるだけ早くすべての狙撃兵を倒そう。
この後は,飛行場を砲撃している砲兵陣地の村を目指すことになる。川沿いに進むが,ここでも多くの敵が潜んでいるので,注意は怠らないように。村の内部はこれまでと同じ要領で制圧していこう。村を制圧したら,さらに川沿いを進むことになるが,村を出てすぐのところに洞窟がある。ここは見落としやすいが,それらしい指示(明確な指示ではない)があるはずなので,必ず探索しておこう。ここを過ぎてしばらく歩くと,上部に橋がある敵の防衛線に出くわす。ここでは敵の機関銃は無視し,狙撃銃を使って見張り塔にいる敵を最初に倒してしまおう。あとは味方の航空機が爆撃してくれるので,防衛線を突破できる。
防衛線を突破したら,いよいよ砲兵陣地へ殴り込みだ。塹壕の敵を片付け,見張り台をすべて爆破したら,大砲の破壊に向かう。敵の数も多いが,障害物に身を隠しながら慎重に進んで,飛行場を砲撃し続けている大砲を爆破しよう。
途中で日本軍の航空基地になっている小さな島を発見するので,無線塔,滑走路の日本軍機,入り江の船舶などを破壊する。しばらく進むと味方の空母……かと思いきや,敵の空母と護衛艦に発見されてしまう。ここでの操作は分かりづらいが,「F」キーで爆撃のロック解除,「[」キーで爆弾と魚雷を選択し,マウスの右クリックで投下する。操作性が悪いので難しいかもしれないが,うまく敵空母と護衛艦を破壊できたら,インディペンデンスを目指そう。空母に近付いたら着艦は自動で行われるのでご安心を。これでガダルカナルでの任務は終了だ。
○マルチプレイについて
以上をもってシングルプレイ解説は終了である。これ以降のストーリーは,これまで培った戦術をもって,プレイヤー自身の手で進めてクリアしていただきたい。シングルプレイをクリアできたら,次はマルチプレイに挑戦したくなるのがFPSの常。ここでは少しばかりマルチプレイに触れておきたい。
まずサーバーの選定だが,エレクトロニック・アーツが公式サーバーを稼動させているので,これを選択すれば間違いないだろう。なかでもMOHPAサーバー3号機は,インテルXeon 3.6GHzをデュアルCPU構成で,メモリはDDR2を2GBという非常に豪勢なマシンが使用されている。3号機はインベーダーモード専用で,これは最も人気のあるゲームモードなのでぜひ遊んでみよう。
国内からの接続であれば,恐らくクイックマッチでも一番最初に表示されるはずだ。もし表示されなければ,検索するかIPアドレスを直接入力すればいい。公式サーバーについての詳細は「こちら」を参照してほしい。本作のマルチプレイは基本的に重いため,海外サーバーはあまりオススメできない。
マルチプレイはいくつかのゲームモードがあるが,デスマッチやチームマッチはほかのFPSにもあるので容易に分かると思う。MOHPAといえば,なんといっても"インベーダーモード"がオススメだ。
インベーダーモードはプレイヤーが枢軸軍と連合軍に分かれ,攻撃側か防御側かのいずれかを担当する(マップによってどちらが攻撃側かは異なる)。攻撃側は,提示される目標を達成するために奮闘し,防御側は敵が目標を達成するのを必死で阻止するというもの。ある目標が提示され,それをクリアすれば次の目標が与えられるという点では,非常にシングルプレイに近いゲームの流れとなっている。独特のプレイ感があるため少しは慣れが必要かもしれないが,かなり面白いプレイが楽しめると思うのでぜひ試してほしい。
「メダル オブ オナー パシフィック アサルト」
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→体験版は「こちら」
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