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【PR】7周年のリニューアルを通して変わった「グラナド・エスパダ」と,ハイスピード新規サーバーの実際を読み解く
そこで発表されたのは,大幅な報酬調整や,運営体制の刷新,課金アイテムの値下げ,ほかにも,今までの感謝を込めて遊んでくれたプレイヤーに対しての実装記念のリアルグッズプレゼントなど,今回のアップデートに並々ならぬ力を注いでいることが分かる。ここでは,アップデート内容を整理してGEの今後の展開を読み解いてみたい。
ちなみに,現在プレイしていなくても,過去に遊んでいた人もとくに条件はなくグッズがもらえるようなので,まだ申し込んでいない人は公式サイトから応募しておこう。
「グラナド・エスパダ」公式サイト
※7月17日に発表された大型施策の一つ,新規「ハイスピード」ワールドは盛況のうちにオープンを迎えたが,アクセスの集中によってログインサーバーが故障し,多数のプレイヤーがログインできなくなるなど,大規模なログイン障害が起きてしまった。現在は復旧して正常に遊べるようになっているようだ。
さて,発表された内容の多くは7月17日に実装されているが,まず簡単に今回実施された内容を整理してみよう。
- 「ティグレス収容所」を含む,ブリスティアミッションの報酬を大幅上方修正
- ブリスティア編完結で,新キャラ「ケス」の実装
- 高速レベルアップが可能な「ハイスピード」ワールドの新設
- バウンティハンターのボスからのエンチャントチップドロップ量が2倍以上に
- 課金アイテムの大幅な値下げ
- 強化失敗時の強化値低下仕様を撤廃
- 日本オリジナルキャラ「レイチェル」の登場
- キャラが際立つ,全面ローカライズ(翻訳)リニューアル
- 業界初のSkypeサポート開始
しかし,プレイヤーの支持は得られなかった。ブリスティアを構成する各要素については高く評価する人も多い半面,ゲーム性についてはあまり評価されてなかったのが実情だ。
もちろん,開発側はプレイヤーを楽しませるために「ブリスティア」のコンテンツを制作していったのだが,結果として“プレイヤーが日々のプレイでどう感じるか”の想定が甘くなり,開発側とプレイヤーの間にズレが生じてしまったのだというのが運営プロデューサーの中尾圭吾氏の考えだ。
7月17日のアップデートはブリスティアの完成形? 新コンテンツと報酬の大幅な上方修正により魅力的な内容に
こうした状況を打開すべく,ブリスティアコンテンツをはじめ各種ミッション報酬の上方修正などで,ゲームプレイへのモチベーションを維持させるような大きなバランス修正が行われている。まずは,ブリスティアコンテンツから見てみよう。
●ブリスティアシナリオ完結
数々の謎を秘め,多くの人間関係が入り乱れたシナリオがついに完結を迎える。レノルド将軍との対決などとともに展開されるドラマの結末は,ぜひとも自分の目で確かめてほしい。
●ケス・キエルチェが仲間に
ブリスティア編の中心人物でもあった「ケス・キエルチェ」が編入キャラクターとして登場する。貴公子然としたルックスに,ゴツい対戦車ライフルを備えた攻撃型キャラクターだ。これまでにない特性を持ったスタンスなどにも注目してほしい。
●ティグレス収容所アップグレード
おそらくブリスティアでのエンドコンテンツとなるはずだったティグレス収容所だが,報酬が労力に見合わなかったので“猫またぎ”となっていた。最下層まで実装され,歯応えのある攻略が楽しめるようになったほか,“最上位の難度・最上位の報酬”というコンセプトの元,全体的な報酬が飛躍的にアップしたことをはじめ,家門全体のステータスを永久上昇させるアイテム「レノルドのエッセンス」の素材を入手できるようになったことで,今後は人気の狩場となりそうだ。
また,ブリスティアの“路地裏”,“市民救出”,“夜間戦闘”ミッションも今回の実装で大幅に報酬が上げられている。
7月17日の大規模アップデートでは,シナリオ部分など,要素的には評価の高かったブリスティアが,ゲームバランスでも魅力的なコンテンツに生まれ変わりそうだ。ブリスティアで最後の実装キャラクターとなるケスのクオリティは高く,長所と短所がはっきりしているものの,魅力的なスキル設定となっていた。ティグレス収容所の報酬内容もこれまでより格段に向上され,現在のGEで最もプレイ価値の高いミッションに調整されたようだ。
ブリスティアは紆余曲折を経て,最後の最後に完成形となったというところだろうか。このノウハウを生かし「クオリティが高く,しかも楽しめる」という内容が,今後の新コンテンツの基準になってくれることを祈りたい。
また,ブリスティア以外のコンテンツでも,プレイヤーがデザインしたキャラクターである「レイチェル」の実装や,バウンティハンターギルドなどの報酬アップ,ローカライズのリニューアルなどが導入されているが,ゲーム全体にプレイヤーのモチベーションを高めるような改良が行われている点に注目したい。
とくにバウンティハンターギルドは,対象レベルが低レベル帯から高レベルまで幅広いうえにアクセス性もよいため,ソロでも気軽に行ける日課のミッションとして支持するプレイヤーも多いコンテンツだった。それがさらに魅力的な内容になることで,時間のないときに短時間で行ける狩場として,人気が再燃すると思われる。
「再び統合という結果を招かないことに全力を注ぐ」ワールド統合
さらに,ゲーム運営についてもドラスティックな施策が行われることになった。運営に関係した部分をまとめると以下のようになる。
- ワールド統合
- 「運営チーム」「開拓推進部」制度の本格スタート
- 課金関連の見直し
- 「ハイスピード」ワールドの設置
●ワールド統合に関して
- 「セレスタイト」「レグランド」両ワールドが「レグ&セレ」(仮称)ワールドに統合
- 「アゲート」「ラピスラズリ」両ワールドが「アゲ&ラピ」(仮称)ワールドに統合
- そのほかのワールドは変更なし
「人が多いほうが楽しめる」というのはオンラインゲームの真理であり,いろいろなコンテンツをプレイしやすくするという意味では,今回のアップデートとつながるものと言えそうだ。今回のアップデートとほぼ同時に行われたのは,後述の運営体制の見直しと関連した動きなのかもしれない。
こういったワールド統合について,もちろん中尾氏はポジティブには考えていない。反省すべき点であると捉えており,スライドでは「再び統合という結果を招かないことに全力を注ぐ」という表現まで使っている。
GE運営は,Skype対応の「運営チーム」とワールド予算運用の「開拓推進部」へ
プレイヤーの満足度を高めるべく,これまでテスト運用されていた運営体制が本稼働する。それが「運営チーム」「開拓推進部」の2チーム制だ。
●2チーム体制に関して
- 運営チームはSkypeも使用し,より緊密なサポートを
- 開拓推進部は1ワールド1GMの担当を置き,与えられたワールド予算の使い道をプレイヤーと決め,それぞれ独自にイベントを展開
“クエスト進行に必須のアイテムを売ってしまった”といったトラブルに対応するリアルタイム個別サポートは今後も続行されるが,興味深いのは,7月17日よりスタートしているSkypeを使ったチャットサポートである。“PCの設定を変えたらゲームが起動しなくなった”といったトラブルに対して,ゲームにログインできなくても迅速なサポートが受けられるのだ。
受付時間は月曜から金曜の14時〜23時。さすがに24時間サポートではないものの,オンラインゲームのコアタイムが含まれている。質問は“アカウント情報が必要にならない範囲”に限られるが,メールなどを使ったサポートとのやり取りに時間がかかっていたことを考えると大きな進歩であり,即時対応により“ゲームを遊びたい”という気持ちを切らさない効果が期待される。
ワールド統合後は,開拓推進部担当GM制の試験運用がスタートする。四つのワールドをそれぞれ1名ずつのGMが専属で担当していく方式で,担当者が固定されることにより,それぞれのGMのカラーと責任が明確になる形だ。
担当GMには「予算」として,お馴染みのゲーム内マネー「Vis」が渡され,ワールド内のプレイヤーと協議したうえで使い道を決定し,イベントを企画・実行していくという。イベント内容にもGMごとの個性が出ることになるが,プレイヤーの反響がよかったイベントはほかのGMも積極的に取り入れていくため,どのワールドを選んでも開拓推進部の提案する楽しさが味わえる。
まとめると,運営チームのサポートがSkypeなどを使ったより緊密なものとなり,開拓推進部が積極的にゲーム内イベントを開催してくれるようになる。プレイヤーとしては良いことずくめだ。
課金アイテムの大幅な値下げと見直しで,ゲームのモチベーションを生み出す
●課金関連の見直しについて
- 武器強化時,「消失防止剤」を最大限に使った場合,強化値が低下しなくなる
- 「エンチャントチップ」の課金販売が停止される
- 新たなガチャの追加は基本的に月1回に
- 課金アイテムの価格を大幅に下げ,過剰な割引販売を緩和する
武器の強化値低下防止は,プレイヤーのモチベーションに配慮した変更だ。これまで武器を強化しようとした場合,運が悪いと強化値が低下することがあった。純粋に確率の問題ではあるが,“多くの課金アイテムやゲーム内マネーを注ぎ込んだにも関わらず,性能が低下してしまった”というケースでは,ゲームを続けるモチベーションに悪影響を与えていた。先日の先行体験プレイの際に同席して実際にダウングレードする現場を見せてもらったのだが,アイテムを消費したうえに,元の強さから下落してしまうのは,なんともため息の漏れる瞬間だった。
今後は「消失防止剤」を最大限に使えば性能低下を0%にすることができるため,これまでよりも安心して強化を試せるようになる。これまでに武器を強化してきたプレイヤーの心情に配慮し,消失防止剤の価格自体は少し値上げされるとのことだ。
エンチャントチップの販売停止は,GEのゲーム性に関連した変更点である。エンチャントチップは装備に特殊なオプションを付与するためのアイテムだ。パワーアップに有効ではあるものの,課金アイテムとして買えてしまうことにより,ゲームとしての面白さを削いでしまう部分があった……というのが運営サイドの判断だ。
これからはエンチャントチップの課金販売が停止され,ゲーム内のみでの入手となる。その代わり,「バウンティーハンターギルド」のボスが落とす「エンチャントチップ」の量が2倍になるなど,ゲーム内での入手手段が増やされている。これからは課金額の多寡ではなく,ゲームをしっかりと遊ぶことが強さにつながるというわけで,ゲームとしてあるべき方向への回帰だと言えるだろう。
ガチャの更新を月イチにすることについては,よほど特別なことがない限り,新たなガチャアイテムの追加は月1回に限っていくとのことだ。乱発気味だったガチャは“月に1度のお祭り開催”にすることで分かりやすく運用していくことになるそうだ。
課金アイテムの大幅な値下げと割引販売の緩和も,プレイヤーにとっては嬉しい変更だろう。今までのような過剰な割引こそ行われなくなるものの,課金アイテムの価格が見直され,全体的には大幅な値下げが行われるとのことだ。
強化時の性能低下にしろ,エンチャントチップの販売にしろ,短期的な売上につながっていたのは事実であり,これを捨てるという決断は,オンラインゲームとしてはかなり珍しい。昨年の“課金アイテムの最低でも50%割引”に続き,プレイヤーのモチベーションとゲーム性を優先した施策がどのような反響を呼ぶのか注目したいところだ。
1か月で一気にクリアする「ハイスピード」ワールドの新設
新たな大型アップデートや大幅な報酬調整が入り,生まれ変わったGEを一気に試してもらおうと,GEではユニークな施策で新旧プレイヤーを迎え入れる。7月17日〜8月21日の期間限定で特別な「ハイスピード」ワールドがオープンしたのだ。
ハイスピードワールドは,通常の数倍の経験値が手に入り,アイテムのドロップ率も大幅にアップする,お祭りのような特別仕様のワールドだ。しかも4キャラを最高レベルであるマスターランクまでアップさせるカンストカードに加え,運営サイドが厳選したスタンスや装備まで入手できる。
最初の3人をマスターランクにしてストーリーを堪能するもよし。一人だけをマスターランクにして,残ったカンストカードを後日編入したキャラクターに使うもよし。今までにプレイ経験のある人が,心機一転で新家門を作りつつ,これまで遊んだことのある部分はすっ飛ばす……というようなことも可能だ。
このハイスピードワールドは約一か月のお祭り仕様だが,育てたキャラクター達は,そのまま既存のワールドへ移行できる。その際には,既存ワールドによる勧誘会も行われるので,自分のプレイスタイルに合ったワールドでGEを遊び続けられるのだ。
既存ワールドのプレイヤーにとっても,ある程度育った状態の新規プレイヤーが流入してくるというのは好ましいことであろう。
7周年の実装から「グラナド・エスパダ」に期待できること
また,困っているプレイヤーのために人員を割いてSkypeによるサポートを行うなど,プレイヤー目線で惜しみなくマンパワーを投入するというGEの手法は実に興味深いものがある。率直な問題認識と,マンパワーの投入という正攻法が,GEという歴史あるゲームをどのように生まれ変わらせるのだろうか。
GEも7周年を迎え,100名を数えるプレイアブルキャラクターを筆頭に,ゲーム内容を充実させてきている。そして,大勢のキャストキャラクターを前面に押し出して,ゲームの方向性を変えてきたのが,この数年の流れだった。その修正や方向転換はプレイヤー視点で段階的に行われてきたと言ってよいだろう。
7周年で打ち出された方針は,新しいコンテンツを押し出すよりは,既存のコンテンツの問題点を改善するようなものだった。手間とコストのかかるアイテム強化など,ゲームを続けていくうえで根本的に“キツい仕様”をさらに撤廃し,プレイヤーにとって望ましいゲーム性やゲームバランスに導くものとなっている。長く続いているゲームが抱えている問題に,より深く斬り込んできた印象を受ける。今後もチャレンジし続けるスタンスには,エールを送りつつ,これらの施策がどう評価されていくのか,今後の本作の動きに注目したい。
「グラナド・エスパダ」公式サイト
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