プレイレポート
スマートフォンで「グラナド・エスパダ」を操作しよう。ついにAndroid版「Gemocon」がリリース,iOS版は10月予定
Gemoconは,携帯端末上でGEの操作ができるアプリで,すでにチャット機能をサポートした携帯電話用のGemoconが発表されているのだが,今回のスマートフォン版では,ゲーム内でもっと多くの操作ができるように改良されている。対応OSはAndroid 2.2以降だ。
スマートフォン版Gemoconについては,7月に行われたオフラインイベントでもアップデートの目玉の一つとして挙げられていたもので,ようやく日本語版が公開されることになったわけだ。
スマートフォン版Gemoconのモードは大きく2種類に分けられ,チャットなどテキストを主体としたモードと,ゲーム内画面を表示して操作ができるモードが存在する。
テキスト主体のモードでは,携帯版のGemoconと同様に,各種チャットができたり,キャラクターのステータスバーがほぼリアルタイムに確認できたり,頭の上に出す看板をエディットしたりといったことができる。キープモードで放置狩りが安定しているなら,この画面だけでも十分ゲーム内の状況を確認できるだろう。
しかし今回の目玉は,なんといってもスクリーンショットを使ったモードである。
クラウドゲームのように,スマートフォンの画面にリアルタイムにゲーム中の映像が映し出される……というわけにはいかないが,特定の場面でスクリーンショットを撮って,それを目安に操作をするということが可能になっている。キャラクターの移動やアイテムの使用,カバンの整理など,ゲーム内で左シングルクリックを使ってできる操作はほぼすべてできると思っていいだろう。かなり現実的な落としどころだといえそうだ。
画面を見てみよう。下の画像は直撮りではなく,実機でスクリーンショットを撮ったものだが,ゲームの画面が少しぼけているのは,取り込み画質が低めに設定されているためだ。画質を高くすれば綺麗な絵が出てくるのだが,当然ながら取り込みに時間がかかる。デモ機はドコモのXi接続だったのだが(場所は秋葉原のHUE社内),最低画質だと2秒くらいで画面が表示され,最高画質だと10秒以上かかっていた感じだ。ざっと見たところでは,ほとんどの局面では低画質でかまわないように思われた。
スクリーンショットを表示した状態で画面をタップするとキャラクターが移動するなどの操作ができるのだが,タップ操作が行われると同時に画面更新も行われる。自動で画面更新を行うものではないので,極端にバッテリーを消費することもないだろう。
また,直接操作を指定できるコマンドボタンが別途用意されている。スクリーンショットモードで用意されているのは,
- キープモードに移行
- スクリーンショットを撮る
の2種類,チャットモードでは,
- キープモードに移行
- アイテム拾い(ハーベストモードに移行)
- リーダーの位置に集合
- ソウルクリスタルを使用(蘇生)
- 情報を更新する
- スクリーンショットを撮る
の6種類だ。放置狩りに適したものが用意されていると思っておけばよいだろう。コマンドがちゃんと実行されると,画面に,
キープモードに移行しました
といったメッセージが出てくるのだが,逆に言うと,それをしっかり見ておかないと,操作が行われたことが確認できないので注意しよう。
スクリーンショットで表示させた画面上のUIをタップすることで,これら以外の操作も可能だが,メニューを開いてスクリーンショットを撮り直す必要があるなど,操作はちょっと煩雑だ。
そのほか,体力が設定した値以下になると警告をしてくれるモードなども用意されているので,放置狩りをセットして仕事に出かけたけど,帰ってみると全滅していたといった事態には対応しやすくなっている。
最初に紹介したように,まずは2012年9月27日にAndroid版がリリースされ,次いでiOS版が投入される予定である。例によって,iOSではAppleの審査があるので,正確なリリース日は不明であるが,韓国では審査に通っているアプリなので,予定通り10月上旬には提供されるのではないかと思われる。Android版のアプリサイズは1.26MBとさほど大きくないので気軽にダウンロードして試してみよう。
Google Play内「Gemocon」ページ
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グラナド・エスパダ
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