ジャック「今日はじゃな,各キャラクターのスタ……」「どーん! 大砲どーんどーん!」(クレア) そんな二人で,今回はお届けしようと思う。「たもつ」「としこ」「のぶえ」? なんですかそれ?
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夏が終わって東京ゲームショウも過ぎ去り,例年ならば,筆者的にはそろそろ「来年から頑張る」モードへと移行するのだが,秋風に負けずに「
グラナド・エスパダ ルネッサンス」(以下,GE R)連載第4回を始めてみたい。
担当の編集者に「ところで,この連載っていつまで続けてよいですか?」と聞いたところ「秋(飽き?)がくるまで」といわれたので,もってあと1回ぐらいなのではないかと推測しているところだ。うむむ……。
さて前回は,すぐにイキそうになるアンドレ先生にお願いして
「アンドレ先生の辛口ファッションチェック」をしてもらった。まだ読んでいない人もいると思うが,しょうもないし,なんか下品なので無理して読まなくていいと思う。どうしても読みたい,それ以外の記事も読みたいという奇特な人は,以下のリンクを参考までに。
【連載記事一覧】
第1回 スカウトはスカウトしておけ
第2回 欲望ムラムラ・キャストとの出会い編
第3回 アンドレ先生の辛口ファッションチェック
連載第4回となる今回は,
「やいそこのてめえ! “気絶”を英語でいってみな!」
「へい姉御! “スタン”ス!」
――というわけで,GE Rのシステムでもかなりの重要な部類に位置づけられる気がする「スタンス」にスポットを当ててみたい。まぁスポットを当てるっつっても,さすがにこんな連載を第4回まで読んじゃってる奇特な人なら,スタンスのことぐらいは理解していると思うので,キャストが持っている固有のスタンスなんかを中心に紹介しようと思う。
実際,いろんなキャストを仲間にするうえで,ビジュアルだけではなくスタンス/スキルを重要視する人もいるだろう。ここだけの話だが,筆者も最初は長期間ゲストキャストを使わずにとっておいてしまい,長らくデフォルトキャラクターだけで過ごしたことを悔やんだ時期もあった。それぐらい,なかには面白い,または強い,キャストの専用スタンスや固有スキルがあるのだ。
キャストの魅力はビジュアルだけちゃうで!
ジャック&クレアによるスタンスベスト5
内容が平凡なのでインチキくさい関西弁でごまかしつつ,ではさっそく,キャスト達に設定された専用あるいは“ほぼ専用”(何人かが使える)スタンスを見ていこう。まぁ全キャラクター分を列挙しようとすると,筆者の体力と編集部の原稿料プールが破綻するので(後者は別にいいけど),ここは例のベスト5形式でいきたいと思う。プレゼンターはもちろんこの人,アンド……といいたいところだが,彼は前回のファッションチェックで十分嫌われたので,今回はジャック&クレアの残りの寿命的凸凹コンビでお送りしよう。
(ジ)……ジャック /
(ク)……クレア
※編注:(ジ)(ク)のキャラクターはライターの独創に基づきます。本来のクレアちゃんは清い乙女……です。
■第5位「ドバラダコルテ」
(リサ/カトリーヌ/カトリーヌ・トルシェー/カリュケ)
(ジ)リサはいつ見てもええのうええのう。ゲホゲホッ! えー,そんなリサの短剣二刀流的なスタンスがこのドバラダコルテじゃ。短剣なのに二刀ってふぇふぇふぇ!
(ク)ジャックおじちゃん,子供ってどうやって産まれてくるの?
(ジ)ん,それはじゃな,おしべとめしべが交……ってこれ! なにをいうか! そんなこと聞いちゃならんぞよ!
(ク)ふーん……。
(ジ)でじゃ,このスタンスのなにがいいって,やはり高速で繰り出す短剣による連続攻撃じゃろうな。敵の攻撃を回避できなくなるというデメリットこそあるが,それを補ってあまりある攻撃力が魅力なのじゃ。対人戦でも強いし,対空用にバンバン短剣を投げるイカすスキルもあるぞよ。
(ク)じゃあアンドレおじちゃんに聞いてくるね!
(ジ)ちょ!
■第4位「各種武道奥義」
(グラシエルロ/アイラワンなどの格闘系キャラクター)
(ジ)クレアのやつめ,本当にアンドレのところに行きよったか……。まぁいい,少し心配じゃが,各種武道奥義は“素手”でモンスターを殴ったり蹴ったりするスタンスじゃ。これはゲストキャストの初期スタンスとして存在しているが,素手のスタンスはこのほかにも「大地の章」「火炎の章」「氷の章」「風の章」「深淵の章」といった具合に複数のキャストが有しておる。であるからして――。
(ク)キャアアアアアア!
(ジ)む! どうしたんじゃクレア!
(ク)アンドレ先生が,アンドレ先生がァ!!
(ジ)先生が!? いったいどうしたんじゃ!?
(ク)……すてきッ!
(ジ)え!?
■第3位「ミンストレル」
(ビセンテリオ)
(ジ)わしも孫娘のつもりで育ててきたが……クレアはもうダメかもしれん……。それでも力強く説明すると,このミンストレルは「楽器」を装備したときに使えるスタンスじゃ。まぁ使い勝手はウィザードやウォーロックのような魔法系と考えてよいが,ビジュアルは楽しいし,範囲攻撃ばかりなので非常に強力じゃ。スキルはデバフ(敵の能力を下げる)系統がメインとなっておる。
(ク)ただいまジャック。
(ジ)クレア! アンドレになんもされんかったか?
(ク)なんもされてないよ−?(ファサッと髪をかきあげる)
(ジ)!! なんじゃ! この嗅ぎ慣れないリンスの香り! もしやクレア!?
(ク)ウフフ……。
■第2位「マリオネット」
(カトリーヌ)
(ジ)クレアが,クレアが大人の階段を2段飛ばしで登っておる……ううう。え? マリオネット? ああ,それはあれじゃ,カトリーヌが人形を召喚して戦わせるというスタンスじゃ。召喚する人形によって,近接/遠距離攻撃を使いこなせるのがポイントじゃな。
(ク)どーん! どーん! 大砲どーん!
(ジ)うん,そうじゃな……。大砲じゃな……。ついでにいうと,召喚型カトリーヌを編入するには,彼女を復活させる際に特定のアイテムが必要となるから,覚えておくのじゃぞ。ふぅ。
(ク)おなかすいたなー
■第1位「コンストラクション」
(ジャック)
(ジ)1位は当然,わしのスタンスじゃ。ゲホッ! ゲホッ! あーのど痛い。このスタンスの特徴はじゃな,なんといってもマップにいろんな戦闘の補助装置を建設して,敵を攻撃したり,味方に付加効果を与えたりできる点じゃ。見た目もすごいじゃろ? のうクレアよ?
(ク)はい,どーん! おしべとめしべがどーん!
(ジ)(もうあかんわこの娘……)。そいで話を戻すと,装置には,モンスターをおびき寄せておとりにできる「ガードディフェンス」や,自動的に敵を攻撃してくれる「キャノンターレット」なんかがある。じつはこれらには耐久力が設置されていて,敵の攻撃によって壊れたり,一定時間で消えたりするから放置狩りには向いていないが,ちまちまと建設して“結界”を作ってしまえば,かなりの威力を発揮する。イェガネーも似たようなスタンスを持っとるから,どちらかを一度は試してみるんじゃぞ。……というわけで,もうええかい? クレアよ。
(ク)うん! ジャック! あたしってばもう大人よ! どーん! どんどーん! はいみなさんも一緒にどーん!
※編注:クレアちゃんはこんなにもハジけたキャラクターではありません。
“固有スキル”もキチンとチェック
意外に使えるのがあるぞ
ちなみに「プロヴォーグ」はルネッサンスで仕様が変更され,空中の敵を地上に引きずり下ろせるようになった。そのほか,GR Rで挙動の変わったスキル/スタンスは結構あるので,古参プレイヤーもうかうかしていられない(?)感じだ
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スタンスはもちろんだが,キャストにはそれぞれに独自の固有スキルが設定されていたりする。ほら,ファイターには「プロヴォーク」(挑発),スカウトには「ヒーリング」(回復)があるでしょ? あれと一緒。
ジャックおじさんはクレアの非行に意気消沈しているので,ここは面白いスキルを画像と一緒に列挙する感じにしておこう。あとでどうせまたアンドレ先生とか出てくるし。
「スプリント」
(ラミロ/デュビュロン)
ミトリダートを3個消費して,一定時間すんごいスピードで走り回れるスキル。ちょうど編入クエストで彼らが見せてくる瞬発力を,プレイヤーキャラクターとして発揮できると思えばいい。対人戦で使えば敵を幻惑できそう
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「ブラッドサースティーウィンドストーム」
(グラシエルロ)
ミトリダート4個を消費して,一定時間,攻撃・移動速度を高めるというもの。しかも攻撃には電撃属性のダメージが付与されるという優れものだ。同じく素手のアイラワンも「スピリットオブバーニング」という固有スキルを持つ。白虎の「スピリットオブファラン」とかも同じですな
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「ベアワーカー召喚」
(クレア)
我らが(?)クレアの固有スキル。ベアワーカーは(たぶん)その名のとおりワーカー(働く)ベア(熊)で,カジキ3個を消費してスキルを使うと一緒に戦ってくれるでかい熊が現れる。熊は一定時間で消えるが,攻撃力や防御力などはクレアに比例して強化できる。なんかやたら強いし,とにかくビジュアルのインパクトが強いスキルだ
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そのほか,イッジなら「鎧製造」,アンドレ先生なら「コスチュームデザイン」,グレイスなら「鉄砲製造」という具合に,装備品などを作る固有スキルもたくさん用意されている。このあたり,進化を続けるなかで蓄積してきたGE Rならではの懐の広さといえるんじゃないかな,と。
今回の写真館(若干の続・ファッションチェック)
再びアンドレ様のご登場である。「ハーイみなさん。イキそう!」
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そんなこんなで,最後はいつもの写真館で締め……ようと思ったのだが,なにせ今回で連載は第4回。セレスタイトではそろそろ紹介する土地もネタが尽きてきた。
というわけで今回は,アンドレ先生による「プレイヤーキャラ」のプチ・ファッションチェックで締めたいと思う。なにせ筆者が徘徊している新ワールド「セレスタイト」も,オープンから1か月以上が経過して,みんなそれなりにキラキラした装備になってきている。筆者の提案したファッション(
第3回を参照)はあまり見かけないが,そんな彼らをアンドレ先生はどう評価するのだろうか?(今この記事を読んでいる人全員が興味ないと思うけど)
つーことで,ではまた次回。
イキそう! なんて,うそヨ。そんなにすぐイくわけないじゃなイ。とりあえず羽を付けてみましたって感ジ? キャストばかりだからとりあえずこのコスチュームってわけなのネ。……て,左の人,なんかビビビッってくるんだけど,これはなんなノ? なんか主に下半身がビビビッってきてるんだケド……
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これは完成度高いワ。マスケってわけネ。皮のベストが普通にめっちゃカッコいいわヨ。……って,また左側にビビビッときてるワ! っていうか出てるじゃなイ? チから始まるあれが如実に出ちゃってるじゃなイ!? イクー!
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なんだか怖いわこの人達。この統一感はただ者じゃないわネ。網タイツにガーターベルトライクなブーツって,ちょっとできすぎじゃなイ? 服装はいいんだけど,画面中央にジャックが写ってるあたりで−100点て感じヨ。出直してきてちょうだイ
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右のお兄さんはとっても金属ネ。わたし,そういうの好きヨ。触るとひんやりするのかしラ? どこを触るっテ? そんなこといわせないでほしいワ……。あと左のオンナだけど,なんだかメスくさいわネ。事務所にクレームいれといテ
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あらっ! かわいいウサギちゃんネ? もちろん左のウサギちゃんのことを言ってるのヨ。そのロングブーツの中に入ってごそごそしたい気分だワ。でも前述の彼みたいに,チから始まるあれが出てないからちょっとパンチが弱いわネ
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たくましい肉体に,長い髪の毛ネ。力強く後ろの荷台をガンガン運ぶその姿はまさしく……ウマ!? ウマじゃなイ!? ウマじゃなイ!? どうみても人間じゃなくなイ!? ファッション以前にネイキッドじゃなイ!? もういやだワ! 止めテ! カメラ止めテ! プロデューサー呼んでちょうだイ! イー!
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