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[Gamescom]6年の歳月をかけて登場。ドラゴンに変身する主人公が火を吹きながら暴れまくるシングルRPG「Divinity 2」
本作の発表自体は2003年に行われているので,もう6年近く経つことになる。その間にパブリッシャが変更されたり,Xbox 360版の発売が発表されたりと,かなりスッタモンダしていたようだ。だが,ようやく欧州で2009年10月の発売が決定した。
続編といってもいわゆる「ディアブロ」タイプだった前作とは異なり,本作では3Dで描かれる世界を自由に冒険できるようになっている。だが,一番異なるのは主人公の特殊能力だ。なんとドラゴンに変身できるのである。
もともと主人公は,ドラゴンスレイヤーとして名を馳せる存在なのだが,とある事件をきっかけにドラゴンに変身する力を得る。とはいえ,いつでもどこでもドラゴンになれるわけではない。各街にはドラゴン除けの魔法のシールドが張り巡らされており,ドラゴンはそこに進入できないのだ。また,狭い場所での変身も不可。ある程度広い場所が必要なのである。
当たり前だが,人間とドラゴンでは使えるスキルが異なる。ドラゴンにはブレスや魔法のスキルが用意されており,プレイヤーは人間とドラゴンの能力を別々に成長させていくのだ。感覚としては完全に別のキャラクターを育てるようなイメージだろう。
さまざまなクエストをこなしつつ冒険していくという楽しみ以外に,本作ではアイテム集めも大きな柱となっている。このあたりは前作の面影が色濃く残っている部分だが,モンスターがドロップするアイテムの種類は数え切れないほど大量にある。さらにそれらを合成することによって,まったく別のアイテムを生み出せるのだ。コレクター魂をくすぐられる仕様だろう。
画面がフル3Dになったことにより,戦闘の迫力もアップ。わりとザクザクやっているだけだった前作と比べると雲泥の差だ。また,ドラゴン同士の戦いはさらに迫力がある。掲載したムービーに一瞬だけ映るので,ぜひその目で確認してほしい。
前作は日本語化されたが,本作に関してはいまのところ決まっていない。とはいえ,欧米各国での売り上げ次第では,日本語化の可能性もあるだろう。骨太のファンタジーRPGが好きならば覚えておいて損はないタイトルかもしれない。
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ディヴィニティII ドラゴンナイトサーガ
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