プレイレポート
「リネージュ」大型アップデートで圧倒的な強さに成長した水竜パプリオンや,ウィンドウモードなどを一足お先に体験してきた
今回は,公開前に新規コンテンツに触ってきたので早速紹介してみたい。
表題からして,メインコンテンツはドラゴンなのだが,まずは細かい部分の改善点から見ていこう。
●UIの変更
ぱっと見の変更点はあまり大きくないのだが,魔法攻撃力や魔法抵抗の二つのバーが表示されるようになっているのが分かるだろう。
チャットもようやくイマドキのゲーム風に,トレードや血盟など,チャットの種類ごとにフィルタリングできるようになった。
そのほか,NPC名や落ちているアイテムのタグを常時表示できるようになったりといった,細かな部分での改良が多い。
●マップ機能搭載
画面上にミニマップを表示できるほか,マップ上にパーティメンバーも表示できるようになっている。
最近のMMORPGでは当たり前の機能かもしれないが,あるとないとでは,かなり遊びやすさが違ってくる。
また,マップ上の任意の点を指定して,ほかのプレイヤーのマップに位置情報を送ることもできるようになった。これはなにげに便利な機能だ。
●ウィンドウモード搭載
これもようやくの対応となるが,ついにフルスクリーンモード以外で起動できるようになる。
ゲームを立ち上げたままで,ほかの作業をやったり,隣にブラウザウィンドウを開いておいたりと,なにかと利便性が高くなる。
ウィンドウサイズは4種類用意されており,従来の解像度の半分,等倍,1.5倍,2倍といったところだろうか。Alt+F2キーを押すことで順に切り替わる。ちなみに,スクリーンショットは,どの大きさのウィンドウでも640×480ドットサイズで記録される。
テストプレイ時には,まだ未翻訳部分やバグが多少残っていてスクリーンショットで多少ゴミも見えるのだが,これも実装までには修正される。
●釣り強化
ウィンドウモードが追加されるのに合わせて改良されるのが,釣り機能である。
これまでのものは,自動操作を嫌ってか,いちいち手動で手間のかかるものになっていたのだが,これが自動でほぼ放置できるものに変更されている。
たまに「輝く鱗」を釣り上げることもあり,これを集めると,防具強化スクロールがもらえるなどといったお楽しみも用意された。釣り上げた魚も,体力回復効果が強化されるなど,全体的に報酬も強化されている。
●お知らせ少年
ゲーム内のアップデート情報などを教えてくれる。ただ,どこにでもいるというわけではなくて,グルーディン,アデン,ギランの3つの町に限られる。
なにがいいかというと,プレイヤー側というより運営側に便利なキャラクターであるらしい。お知らせ少年の叫ぶメッセージはサーバーをリセットしなくても随時変更できるのだそうで,今後,各種告知やイベントなどでも活躍することになりそうだ。
●チュートリアルの変更
「歌う島」と「隠された渓谷」の2か所が用意されていた初心者ゾーンは,隠された渓谷に1本化された。
すべてのクラスがここからスタートすることになる。
チュートリアル内容も一新され,レベル13で渓谷を出て行くまでクエストでプレイヤーを導いてくれる。
渓谷を出たあとも,エンチャントスクロールを安く売ってくれたり,初心者に便宜を図ってくれるシステムが用意されている。
●攻城戦の変更
なぜか,攻城戦の(ゲーム内での)時間帯が昼間から夜に変更されている。塔がライトアップされるなど,目標が多少分かりやすくはなるようだ。
水竜パプリオンが雄々しくリニューアル
前回のDragon Slayer 1stのアンタラスと同様,新しくなったパプリオンが実装された。
ドラゴンが出現する「パプリオンレア」に進攻するには,ドラゴンキーが必要になる。ドルーガの袋からなんとか引き当てよう。
ドラゴンキーを使用することでドラゴンポータルが出現するのだが,そこでドラゴンの種類が選択できるようになった。
現状では,もちろんアンタラスとパプリオンの2種類だけ有効だが,選択肢には火竜ヴァラカスはもちろん風竜リンドビオルの名前も見える。
風竜も普通に出会えるようになるのだろうか。
ショートカットで直行するか,迂回路を回るか。迂回路のほうには,呪われた巫女サエルがいて,そこでパプリオンにまつわるストーリーが語られる。
ここでバフ「エヴェのトライデントの祝福」をもらわないと,パプリオンをヒールする厄介な「五色のパール」が壊せないようなので,迷わず迂回路を進んだほうがいいだろう。
サエルさんはさらっと「パプリオンレアでは,治癒の流れが減少したり反転したりすることがある」と語っているわけだが,かなり重大な問題のように思われる。
そんなこんなで,パプリオンレアに到着すると,しばらく時間を置いて「シャアアーー シュルシュルシュル」と水竜パプリオンが登場する。
実は,これまでいたパプリオンは幼生体だったのだそうで,Dragon Slayer 2ndでは,成長したトゲトゲの凛々しいドラゴンとなっている。
さて,問題はどれくらいの強さかということだが,半端なく強い模様。
テストプレイではパプリオンが完全に登場し終わるまで生存しておくのが困難だったので,真の強さのほどはよく分からなかったのが残念だ。
五色のパール以外に,あたりをうろつく渦巻きもなかなか厄介だ。水竜討伐に出かける人は,自分の目で新生パプリオンの強さを確かめてみてほしい。
「リネージュ 〜Eternal Life〜」公式サイト
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