「ラグナロクオンライン」の次期大型アップデート「Episode9.0 Bifrost」は今秋に実装決定。夏にはROを題材にしたブラウザSRPGのサービス予定も

　ガンホー・オンライン・エンターテイメントは本日（2011年6月4日），東京ディファ有明で開催している「ガンホーフェスティバル」において，MMORPG「ラグナロクオンライン」のカンファレンスを行った。本稿では，発表された内容を速報でお届けしよう。

　まず，ラグナロクオンラインの次期大型アップデート「Episode9.0 Bifrost」（ビフロスト）が，今秋に実装予定であることが発表された。ビフロストは，東京ゲームショウ2010のカンファレンスでも発表されていたが，今回のアップデートで新メモリアルダンジョン「霧の森の迷宮」が登場する。
　また，ウォーロック，アークビショップの専用装備など，多数のアイテムも追加される予定となっている。これらの新アイテムには，組み合わせで性能が強化できるものだけではなく，特別なエンチャントによってさらなる性能を付加できるアイテムも登場するとのこと。

　このほか，6月中には習得したいスキルを選んだときに，スキルポイントが足りれば前提スキルも一緒に習得してくれる「自動取得システム」や，パーティの募集や検索ができる「パーティ掲示板システム」が実装される。
　年内には，新マップの追加はもちろん，スーパーノービスの上限がBaseLv150，JobLv50となり，2次職のスキル29種類を追加で習得可能になる「スーパーノービス限界突破」，モンスター変身システム，騎乗システムなどの追加が予定されていることも発表された。

　さらに，こっそり入手したという忍者の上位職についてのラフデータも公開されたので，掲載しておこう。ちなみにガンスリンガーの上位職も開発中とのことで，その上位職のキーワードは「中二病」なのだとか……。どんなスキルが!?



　さて，今回のカンファレンスではさらに，ラグナロクオンラインの世界観をベースにした，ガンホー初のブラウザシミュレーションRPG「ラグナロクオンライン ギルドマスターズ」のサービスを今夏に開始することが発表された。


　本作は，ギルドを育成していくというテーマのブラウザゲームで，基本プレイ無料でサービス予定だ。プレイヤーは，ROでお馴染みの3か国に所属し，ギルドマスターとなってギルドメンバーやキャンプ地を強化しながら，ダンジョンの攻略をしたり，モンスターからのキャンプ防衛，他国との異世界をめぐる領土争いを行っていく。
　ゲームは2つのフェーズで進行し，フェーズ1では前述のとおり，ギルドの育成や領土争いが行われ，フェーズ2に入るとクリア条件となるラストダンジョンに挑むことになるという。ラストダンジョンには国全体で挑むことになり，前線に立つプレイヤー以外にも，それをサポートする仕事が与えられるとのことだ。
　もちろん，ラグナロクオンラインとの連動も用意されており，ブラウザ版で手に入れた「功績」「戦利品」を，攻城戦やモンスター戦などに役立つアイテムに変化できるという。


　なお，今回発表された新情報については，また詳報をお伝えする予定だ。

「ラグナロクオンライン」公式サイト