［TGS 2010］「ラグナロクオンライン」コスプレイベントもあったWebMoneyブース最終日レポート

　東京ゲームショウ2010のWebMoneyブースでは，最終日となる9月19日にのみ開催されたイベントがいくつかあり，中には多くの来場者が詰めかけていたものもあった。本稿では，そんなイベントのいくつかをレポートしよう。

白黒アンジャッシュ×オンラインゲーム
オンラインゲームでこんなことヤッテみた！

　人気お笑い芸人「アンジャッシュ」の番組「白黒アンジャッシュ」（千葉テレビで毎週木曜日22：30～23：00放送中）を，オンラインゲームとコラボレーションさせられないだろうか？　御藝巫女の二人が，そんな目的で番組収録に参加した様子が，ステージ上の大型ディスプレイにて放映された。


　続いて，ステージに同番組の木村プロデューサーが登壇し，番組の内容を紹介。2010年10月で放送開始7年目となり，今年の夏には放送300回を達成したことも発表された。また，収録に参加した御藝巫女の東ユリさんからは，「ゆるい番組でしたね」などと撮影時のエピソードも語られた。

　今回のコラボレーション企画に参加したのは，ジークレストの「@games」，ソネットエンタテインメントの「リヴリーアイランド」，フェイスの「ローズオンライン レジェンド」の三つ。それぞれメーカーから担当者が登壇し，ゲームの概要と，今回のコラボレーション企画でどういったことが行われたのかが紹介された。

　@gamesでは「タテカン」が作成され，白黒アンジャッシュの番組ロゴが描かれた看板が披露された。続いてリヴリーアイランドでは，リヴリーの住み家となる「島」，ローズオンラインではキャラクター用の「旗」が，それぞれコラボレーションアイテムとして提供されることとなった。


　最後に@games，リヴリーアイランド，ローズオンラインのキャンペーン情報が告知された後，参加者全員で御藝大明神へのご祈祷が行われ，イベントは締めくくられた。

ラグコレ2010＆Doki☆Dokiポリン積みレース♪

　WebMoneyブース最終日のメインイベントといえそうなのが，「ラグナロクオンライン」のコスプレイベントだ。コスプレイヤーが一人ずつ登壇し，自慢の衣装で来場者にアピールしていった。


　参加したのは男女合わせ8名で，「コスチュームはどうやって作ったのか」「『ラグナロクオンライン』のプレイ歴はどれくらいか？」「コスプレ歴はどれくらいか？」など，さまざまな質問がされた。コスプレイヤーの皆さんは，それぞれ自身がゲームで使用しているキャラのコスプレをしているようで，ゲームのプレイ歴が長いという人も多かった。
　全員のコスプレを紹介し終えた後は，参加者8名とラグナロ娘の2名，計10名での写真撮影会も行われ，なかなかの盛況ぶりであった。


　ラグコレ2010に引き続き開催されたのが，ラグナロクオンラインに登場するスライムのキャラクター，ポリンを使った「Doki☆Dokiポリン積みレース♪」なる，来場者参加型のゲーム。
　これは土台となる大きなポリンの上に，小さなポリンのぬいぐるみを積み重ねていき，その数を競おうというものだ。ラグナロ娘が相手となり，勝った場合は「ラグナロクオンライン ビギナーズパッケージ 2010」がプレゼントされる。
　来場者は2名でチームを組み，ラグナロ娘と勝負を繰り広げたが，バランスを取るのがなかなか難しいようで，4つ，5つと積み上げても崩れてしまうのだった。それでも来場者は全員ラグナロ娘に勝ち，賞品をゲットしていた。


　なお，すでに速報記事を見てご存じの人も多いだろうが，次期大型アップデート「Episode 8.2」が10月5日に実装される予定であることが，この場であらためて発表された。ファンは期待して待っていよう。

コスプレ衣装発表会＆玉入れ大会

　WebMoneyブースの最終日には，ラグナロクオンラインに登場する職種「プロフェッサー」の衣装を1日で作り上げようというイベントが行われていた。この大役を任されたのは，テレビ東京の番組「テレビチャンピオン」で開催された「コスプレ王選手権」で優勝した経験を持つキキワンさん。
　事前に型紙に沿って切り取られた布を用意しており，現場で裁縫しまくっていたそうだが，制限時間ギリギリでなんとか衣装は完成。出来上がったコスチュームは，ゲームショウ初日から3日目までWebMoneyブースで活動していた定島美穂子さんが着用し，その完成度の高さに驚きの声を上げていた。

　そしてラストは，またしても玉入れ。今回は負けた方のチームから一名に，ゲームショウ初日に定島さんが作った自作PCがプレゼントされることとなった。PC製作のアドバイスをしていたドスパラの小林さん曰く，「配線が間違っており，そのまま使うといつか煙を噴く」という危ない代物で，まさに罰ゲーム用の賞品としてはうってつけだろう。
　勝負は原朋子さん率いる紅組が45個の玉を入れ勝利。危ないPCは，白組の手に渡ることとなった。


　さまざまなイベントが行われ，盛り上がりを見せていたWebMoneyブース。全イベントをUSTREAMで配信するなどの面白い試みもされており，しっかり企画された，いいステージばかりの4日間だったと思う。