インタビュー
ベストプラットフォームは携帯電話へ?「RO ファン感謝祭 2009」で,ガンホー/エイタロウソフトにオンラインゲームの可能性を聞く
このイベントの合間に,ガンホーグループCEO 森下一喜氏,ガンホー・オンライン・エンターテイメント新規事業開発室長 市川彰彦氏,エイタロウソフト代表取締役社長 西島栄太郎氏にお話をうかがう機会を得たので,「ラグナロクオンライン」の今後のことやRJC/RWCのこと,そして携帯電話でMMORPGがプレイできるという「ラグナロクオンライン Mobile Story」について,短い時間ではあるがインタビューしてみた。
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日本での良い結果をほかの国でも活用し
ROを,そしてRWCを盛り上げていく
本日はよろしくお願いします。まずは,本日(5月23日)RJC2009の決勝トーナメントが行われ,そして,11月には日本でRWC2009が開催されます。実のところ,RWCが日本で開催されるとは思ってもいませんでした。
森下一喜氏(以下,森下氏):
昨年のRWC(2008)はフィリピンで開催されましたが,そのときに「GRAVITY」もガンホーグループの一員になったことだし,次は日本で開催しないか,と各国のパブリッシャから要望を受けて,どうしようかといろいろ考えていたのです。
4Gamer:
RWC2008の時点で,次は日本でという声があったのですね。てっきり,RWC2008の優勝国であるタイでの開催が,前回に引き続いて社会情勢などの問題で困難になったからなのかなと……。第2案として,準優勝の韓国開催あたりが有力かと思っていました。
森下氏:
GRAVITYがガンホーグループの一員となったこともそうですが,やはり日本は各国と比較して,一番プレイヤーの盛り上がりが大きいですからね。もちろん,グループ総出となる大掛かりなイベントの企画,会場の確保,各国のプレイヤーや,パブリッシャ,そして応援にくる人達にきちっと対応できるかなどを,それぞれ検討しなければなりませんでした。
各国のパブリッシャを誘致して参加してもらう協力を呼びかけたりとか,そのための準備にガンホーとGRAVITYで協力して,どこまで盛り上げられるかを考えて,多少時間は要しましたが,最終的にどの国のプレイヤーが日本に来ても,恥ずかしくない大会ができると判断したわけです。
4Gamer:
たしかに,世界中のプレイヤーがやってくるわけですから,さまざまな対応の難しさがあるでしょうね。
そうなんです。昨年のフィリピンでも,国/文化の違いで大変でした。それこそ,時間の考え方が大きく違ったりしまして(笑)。これを,日本でやるとなれば大変だろうなと思いました。
4Gamer:
待ち合わせの時間を中心に,国ごとにどの時間に到着するか――みたいなジョークもあるくらいですからね(笑)。では,日本での開催が決まったわけですが,各国の代表ギルドは過去の試合を見ていると,やはり強いです。まだ気が早いですが,果たして日本代表ギルドは優勝できるでしょうか?
森下氏:
そうですね,(ROファン感謝祭2009の)開会式では,日本代表となったギルドに,ぜひ優勝してほしいと言いましたが,RWCを考えれば私の(グループCEOやホスト国という)立場として,なかなか言えなくなってきました(笑)。
とはいえ,ROが生まれたのは韓国ですが,現在の日本でのラグナロクオンラインの盛り上がりは他国に負けていませんし,RWC2009では開催国でもあります。その威信にかけて,ぜひ日本代表ギルドに優勝していただけるように頑張ってほしいです。そして優勝旗を手渡したいですね。
4Gamer:
そうなってくれると嬉しいですね。次に今後のラグナロクオンラインについてお聞きします。1月末に方針をお聞きしたのですが,そのとき「再構築」ということをテーマにしていると聞きました(関連記事)。長期に渡ってサービスが続いてきたラグナロクオンラインだからこそ,たしかに必要な時期なのかもと感じたのですが。
森下氏:
「再構築」……というのはちょっとネガティブな含みがありますが,快適な環境を提供できるように,取り組んでいこうということですね。おっしゃるとおり,長期に渡って続いてきたラグナロクオンラインは,積み木のように,いろいろな形の物が積み重なった状態になっています。
オンラインの仕組みを考えれば,こういう状況になってくるということは2003年の時点で考えていました。ですので,現在もガンホー側のRO運営チームとGRAVITYの開発が意見をぶつけあわせたり,交換しあったりして進めています。
4Gamer:
オンラインゲームの宿命といいますか,繰り返されるアップデートの影響ですね。
森下氏:
次に,ワールドワイドな点で考えると,先ほどもお話しましたように,日本では多くのプレイヤーに応援してもらい,コンテンツとして高い人気を維持しています。しかし海外を見てみれば,新しいゲームがどんどん出てきて,競争が激しくなっています。
4Gamer:
たしかにそうですね。世界では昨年から大作と呼ばれるオンラインゲームが次々と登場していますし,日本においても今夏には,大作がいくつも控えています。
森下氏:
そこで,GRAVITYとしてになりますが,今後はもっと海外のパブリッシャとのあいだの関係性を強化します。
具体的には,これまでライセンシー,つまりデベロッパとパブリッシャという形でそれぞれ独立しており,基本的には国ごとに運営を任せていました。しかし今後は,日本で行った施策でうまくいったものがあれば,そのノウハウやツールをほかの国に転用して,海外でもラグナロクオンラインを底上げしていくよう働きかけることになります。やはり,これからもRWCを開催するにあたって,全世界のROファンを増やしていかなくてはいけないですからね。そういう意味では,いろいろな施策を行っていきます。
4Gamer:
世界中にプレイヤーがいなくては,RWCが成立しませんからね。
森下氏:
もちろん日本は日本で,盛り上げる施策を考えていきます。
携帯電話でMMORPG!
いまが携帯電話でMMORPGを出せるベストなタイミング
「ラグナロクオンライン Mobile Story」(以下,ROMS)が3月に発表されましたが,携帯電話でMMORPGという新しい試みに対して,反響はありましたか?
市川彰彦氏(以下,市川氏):
まだユーザーからの声を直接聞けていませんが,携帯電話向けにサービスを行っている業界内では,ついに(MMORPGを)始めるのか――という期待をいただいています。
4Gamer:
PC版と比べて,携帯電話版の操作感や,チャットの利便性はどうなるのでしょうか。
市川氏:
そこは,とても悩んだところです。PC版のラグナロクオンラインをそのまま携帯電話に持ってくるのは非常に難しいです。開発会社のエイタロウソフトさんと一緒に時間をかけて調整していますが,まず,ユーザーインタフェース部分を,携帯電話の特性を生かした作りにしなくてはいけません。
MMOのようにコミュニケーションを取るツールとしての特性を,携帯電話は持っています。例えば,メールを打つような感じでチャットができる仕組みを,ROMSでは携帯電話にうまく導入できていると思います。
4Gamer:
なるほど。メールといえば,携帯電話のメールをとんでもない速さで打つ人もいますからね。
市川氏:
ええ,速いですよね(笑)。両手で打つ人とか,本当にメールが速いです。
4Gamer:
そう考えれば,携帯電話の操作に慣れている人にとっては,PC版でチャットすることと同様にあまり問題はないのかもしれません。つまりチャットツールとしても,携帯電話は十分に通用すると考えられそうです。
市川氏:
そうですね。やはり,そこがまったく作りこめていないと,プレイヤー同士でのコミュニケーションが取りづらくなり,MMORPGが楽しめなくなるので,チャットについては最優先で考えました。
4Gamer:
ところで,携帯電話は各社によってスペックが変わってくると思います。そうすると,この機種ではうまく動くけど……というようなこともありそうですが。
はい,当然ですが機種によって速度の差やメモリに差が出てきます。ですので,例えばオプションで周囲のキャラクターの表示数を設定できるなど,自分の環境に併せて,快適に遊べるような仕組みを設けていきます。やはり,そのような快適なプレイ環境といった部分には,注力していきたいと思っています。
4Gamer:
そこはPC同様にスペックによって設定を変更する……ということになるわけですね。ところで,携帯電話でMMORPGと聞いて最初は驚いたのですが,実際いろいろと難しい部分があったと思います。どのようにこの企画が始まったのでしょうか。
森下氏:
もともとは私が,携帯電話でMMORPGが作れないかなと,インターネットで探していたところ,エイタロウソフトさんを見つけて,そのまま直接電話で問い合わせたんですよ(笑)。
4Gamer:
えーと,直接ですか?(笑)
ええ。それで社長に会いたいと。エイタロウソフトさんにしてみれば,まさに飛び込み状態でのアポイントです。
市川氏:
あれはたしか,2007年の12月くらいでした。森下から「携帯電話でMMORPGができないかな?」と話を受けたんです。それで,あちこち探していたら,再び森下に呼ばれてエイタロウソフトさんのことを知り,「アポイントを取りますか?」と聞いたら,「いや,もうアポイント取ったから」と(笑)。これは面くらいましたね。本当に動きが早いんですよ。
森下氏:
直感的にピンときて,そのまま勝手に電話してたんですよね。あとから(市川氏に)一応,聞いてはみたんですけど,すでにアポイントを取ったあとだったというわけです(笑)。
4Gamer:
思い立ったが吉日――ということでしょうか(笑)。そして,この企画がスタートしたのですね。
森下氏:
はい。まず技術的に本当にできるかどうかについて,西島氏にお会いして,いろいろと説明を受けました。その結果,いままでの実績や経験を踏まえて,実現できるのはエイタロウソフトさんしかないだろうと。もっとも,ここからが苦労の始まりでした(笑)。
市川氏:
いやー,もう2009年ですからね。
4Gamer:
ちなみに,西島さんはこの話を聞かれたときにどう思いました?
このお話がある以前,携帯電話で3Dでのオンラインゲームを始めたときは不安がありました。しかし,ユーザーの反応に手ごたえを感じていたんです。そこで,これから携帯電話でオンラインゲームを遊ぶプレイヤーを,どんどん増やしていきたいなと考えていたときに,まさに森下社長から電話があったのです。
いまでも携帯電話のゲームといえば,FLASHゲームやミニゲームが多く,開発当初から内容をスポイルしてしまう傾向があると思います。そこを業界でトップレベルのラグナロクオンラインを携帯電話でやるというのは,すごく良いお話だと思いますし,こんな話をいただける会社はほかになかったので,我々もこれを成功させなければ,携帯電話でのオンラインゲームの立ち上がりはないなと強く感じました。
4Gamer:
並々ならぬ決意を感じます。そういえば,今日(5月23日)の会場には,プレイアブルなものが出展されていますよね。
市川氏:
はい。いま手元にもあるのですが……これは出展しているプレイアブルなものと繋がっています。まだβバージョンくらいなので,速度などは調整が終わっていません。今後は,通信部分や細かな部分の修正が入ります。
4Gamer:
なんというか……MMORPGですね(笑)。触ってみると,ああ,なるほどMMORPGだと感じます。
市川氏:
ええ,MMORPGです(笑)。いまサービスされているモバイルサービスのなかで,ここまで本格的なMMORPGはないと思います。ガンホーは,ラグナロクオンラインなど弊社のコンテンツを通じて,オンラインゲーム市場を広げてきました。同じようにモバイルのオンラインゲーム市場を拡大するために,出来るところまで作りこんで,よりよいコンテンツをお届けしたいと思います。
森下氏:
要するに,マルチプラットフォーム戦略の一つです。携帯電話の普及台数は,どのプラットフォームと比較しても圧倒的に多い。インタフェースという部分では,たしかに電話の機能が最優先されていて,ほかのゲーム機とは勝手が違いますが,MMOの特徴であるコミュニティ性を考えると,携帯電話はオンラインゲームのプラットフォームとしての将来性が,非常に高いと考えています。
ラグナロクオンラインがPCのオンラインゲームとして始まったのは,その当時,PCがMMORPGを遊ぶのに一番適したプラットフォームだったからです。もちろん,ベストプラットフォームは常に変化します。しかし,携帯電話もこれでMAXではなくて,これからまださらに進化していくでしょう。それも踏まえて,多くの人に身近で,生活の一部となっている携帯電話は,MMORPGと親和性が高いプラットフォームであると思っているのです。
そして,ラグナロクオンラインを出すのであれば,中途半端なものを出して,ほかのモバイルMORPGと同じになってしまったのでは駄目なのです。やはり,プレイしてもらって,まさにいま仰られていた「本当にMMORPGなんだ」という反応が得られるように進めてきました。
市川氏:
蓋を開けてみたらMOだったというのではなく,完全にMMORPGであるということを前提に作っています。
4Gamer:
MMORPG「ラグナロクオンライン」のモバイル版を作るのに妥協はないということですね。それにしても,MMORPGというと通信の頻度がもの凄く高いと思います。そうなれば,携帯電話の仕様や,単純に考えてパケットのやり取りが相当複雑になるでしょうし,プレイヤー側の負担も大きくななったりしませんか?
西島氏:
まずパケット使用料については,最近では普段メールを多く使ったり,ゲームをしたりといった理由で,パケット定額制の利用者が増えています。その面でMMORPGであっても,料金的なハードルは下がっていると思います。
市川氏:
あとは,端末のスペックと通信の速度が昔より上がっているので,モバイルでMMORPGを出せる環境になったと考えています。
4Gamer:
つまり,技術的にも,サービス的にも,いまがMMORPGを出すベストなタイミングであるということですね。
森下氏:
そうです。これはPC版のときも同じで,ラグナロクオンラインのサービスを開始した当時は,ちょうどソフトバンクさんのYahoo!BBが広がり始め,通信スピードや個人の利用料金がドラスティックに変わった時期にマッチしていました。
4Gamer:
それ以前は,56Kbps未満のアナログモデムや,頑張ってISDN回線,そして深夜間のみ定額のテレホーダイというのが主流でしたからね。いろいろな意味でハードルが高かったですね。
森下氏:
ええ。ですので,携帯電話も,同じように流れにマッチしているのではと思っています。
4Gamer:
たしかに,携帯電話の性能の向上やパケット使用料の定額制など,当時のPCがそうであったように,ちょうど変わり目に来ているのかもしれません。
ところで,日本の携帯電話の進化の仕方は,かなり独特のものだと思っています。どちらかといえば,海外ではスマートフォンなどが,アプリケーションを使う情報端末としては主流なのかなと思っているのですが,海外においてもスマートフォン用ではなく,この携帯電話版を考えていますか?
森下氏:
そうですね,もちろん海外にもROプレイヤーがいるので,携帯電話版の発表をしたところ,海外のパブリッシャからも反応がありました。
ガンホーグループとしては,ワールドワイドでコンテンツを育てていくという目的があります。そして世界的にみれば,携帯電話の普及台数はさらに多くなります。
携帯電話でのMMORPGが技術的に可能であるということは立証できたので,海外の携帯電話もMMORPGのプラットフォームとして機能する性能が備われば,当然ワールドワイドでどんどん出していくのは目指していくべきと考えています。しかし,それは追々ということで,まずは日本での成功です。
4Gamer:
分かりました。パケットの話をしていて気になったのですが,携帯電話ということで圏外になったときの処理は,どのようになるのでしょうか。
西島氏::
圏外になったときの処理については,プレイヤーの反応を見ながら調整しますが,基本的には何回かリトライができるようになっています。一度切れたからといってそのままゲームが終了になるのではなく,「もう一度接続を再開しますか?」というような形にしようと考えています。
ROMSの一番のウリはGvGですが,「モンスターレース」という別のアプリも用意する予定ですので,通信が不安定な場所では,こちらでソロプレイを進めていただければと考えています。
またソロプレイといえば,サーバとの通信は必要になりますが,ROMSではストーリーに沿って物語を進める「ストーリークエスト」を用意しています。これまでオンラインゲームに触れたことがなくて,オフラインのRPGだけを遊んできた人が大勢います。とくに携帯電話ではそういった人も多いでしょうから,いきなりMMORPGをプレイして戸惑うのではなくて,いままで遊んできたようなゲームの流れで始めて,ほかのプレイヤーに助けてもらったり,協力したりしているうちに,オンラインゲームの魅力を感じてもらえるような,そして,多くの人に遊んでもらえるようなタイトルにしたいと思っています。
4Gamer:
なるほど,MMORPGながら携帯電話に適した要素もしっかりと押さえているわけですね。ところでこれまでのROのモバイルタイトルといえば,PCとの連動が一つのウリとなっていますが,ROMSではPCとの連携/連動はあるのでしょうか?
市川氏:
ええ,もちろんPCとの連携は考えています。これまでもニンテンドーDS版「ラグナロクオンラインDS」ではPCとの連動でアイテムが手に入るというものがありましたが,ROMSではそれに加えて,いままでにはない連動を開発に組み込めるか検討している最中です。
4Gamer:
いままでにない連動ですか。これまでのように,MMORPGとミニゲーム/コンシューマという形ではなく,MMORPGとMMORPGの連動になるわけで,どのようなものになるのか楽しみです。では,時間もなくなってきましたので,最後に4Gamer読者に一言お願いします。
市川氏:
ROMSは,モバイルゲームとしては,開発に十分な時間をかけていますし,本当にクオリティを最大限に高めて作っています。サービスが開始されたら,対応した携帯電話を手に入れて,ぜひ遊んでみてください。
西島氏:
2Dに見えますが,実はOpenGLという,携帯電話では珍しい3Dの技術を使っています。我々がやりたいのは,携帯電話の限られたスペックの中で,本当にMMORPGとして楽しんでいただけるようなゲームです。
高機能なもの,ユーザー満足度の高いものに仕上げていき,対応したキャリアをお持ちでない方にも,携帯電話を買い換えてでも遊んでみたいと思っていただけるようなものにしたいと思います。
森下氏:
なんだか携帯電話の売り込みみたいになってるね,我々は携帯電話屋さんではないのですが(笑)。
ラグナロクオンラインは,どの年も重要であるのは間違いないのですが,今年はRWC2009を日本で開催することもあり,とくに重要な1年になります。長くやっているタイトルのなかでも,あえて新しいことにチャレンジをしていくのが,ラグナロクオンラインだと自負していますので,それをやめるつもりはありません。これからも,どんどんチャレンジしたいと思っていますし,イベントが凄く面白いものになるようにしていきたいので,多くの人達にいろんな形での「ラグナロクオンライン」を楽しんでもらえたらなと思います。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
なんだか最後の携帯電話の売り込みは,筆者の3年物の携帯電話を見ながら言われた気がしないでもないが……。
ここ最近,高機能化が進む携帯電話とパケットの定額制は,ちょうどPCにおけるADSLなどの高速回線の普及と,通信料金定額制の一般化に似通った動きとなっている。その流れをしっかりと掴み,チャレンジしようというガンホー森下氏。その結果は業界内でも注目されていることだろう。ともあれ,携帯電話でのMMORPGというモバイルゲームの新たな第一歩,チャレンジの行方を見守りたい。
そして,2008年にガンホーグループがGRAVITYを子会社化したことで,両社の協力体制のもと,よりワールドワイドな展開を目指すラグナロクオンライン。今後も,日本,そして世界のラグナロクオンラインを盛り上げるために,さまざまな施策と協力が行われていくだろう。そんななかで開かれる日本でのRWC2009では,ぜひ日本代表ギルドに頑張って優勝旗を掴み取ってほしいところである。
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