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[AMショー2011]ゲストボーカルも登場で盛り上がったセガ[H.]ライブ。結成10周年記念CDの収録曲の発表も
毎年恒例なだけあって,ステージ前は開始前からかなりの人だかり。前説担当の西村ケンサク氏がステージに出てくるだけで歓声が飛び交うなど,開演前からすっかり盛り上がっていた。
待ち切れないオーディエンスの歓声を受けてライブがスタート。1曲目に披露されたのは,新作ガンシューティング「OPERATION G.H.O.S.T.」から「We are the GHOST」。ゲームの雰囲気にあったスリリングな曲調を,光吉猛修氏のスラップベースと福山光晴氏のトランペットが盛り上げる。作曲は光吉氏が担当していて,ゲーム中のアドバタイズでも氏の歌声が聴けるとのことなので,稼働したら耳を済ませてみよう。
演奏されたのは「アヴァロンの鍵」から「Dona Nobis Pacem」。ヒットメーカー時代(2003年発売)に作られたやや懐かしい楽曲だが,光吉氏のハリのあるボーカルが,会場を凛とした空気に包みこむ。
Hiro師匠 |
光吉猛修氏 |
福山光晴氏 |
2曲を演奏し終えたところで,もろもろの告知MCタイムに。今後の予定として,Ustream番組「[H.]な夜 第弐夜」の再放送や,ゲーム音楽コンサート「4starオーケストラ」への参加などで,会場がもっとも沸いたのが,10周年記念CDに収録される曲が発表となった瞬間。収録曲のラインナップについては写真で確認してほしいのだが,どれもが珠玉の名曲であること間違いなしだ。しかも,[H.]セレクションによる追加曲も収録されるというから,ファンには嬉しさ一押し。発売日はまだ未定だが「寒いころになったら」(Hiro師匠)とのことなので,セガサウンドのファンは期待しよう。
貴重なライブ映像などが見られたUstream番組「[H.]な夜 第弐夜」が,9月30日21時から再放送となる |
9月30日〜10月2日に開催される「4starオーケストラ」への出演が決定([H.]の出演は10月1日)。新曲「スクランブルスピリッツ」の曲を披露するとのこと |
MCで一呼吸置いてからの3曲目は,「電脳戦機バーチャロン」を代表する曲「IN THE BLUE SKY」。タイトル同様に突き抜けるような爽やかなサウンドに,観客もノリノリの手拍子で応える。そのままの勢いで突入した4曲目には,なんとゲストボーカルとしてゲームアイドルの古川未鈴さん(みりんちゃん)が登場。「実は去年はこの辺で(ダンサーとして)踊っていたんですけど,今年はまさかこのステージに立たせてもらえるなんて」と,[H.]との共演を喜んでいた。
みりんちゃんと[H.]のコラボにて披露されたのは,「ファンタジーゾーン」のセガサターン版に収録されたボーカルアレンジ曲「ねーねーどうして」。ステージ1のBGM「オパオパ」に歌詞を乗せたレアトラックを,アイドルらしくかわいく歌い上げた。
盛り上がりが最高潮に達したところで,最後の曲「愛が足りないぜ 2004」のイントロが流れだす。アニメ「バーチャファイター」の主題歌にして[H.]ライブのエンディングには(ほぼ)欠かせない曲だけに,光吉氏と観客が一体となっての大合唱に。今年も熱かった(さらに来場者もかなり多かった)セガブースが熱い熱気に包まれる中,ライブは終了となった。
最後に,ライブを終えた直後の光吉氏にコメントをいただいたので掲載しよう。
光吉猛修氏
今回はメンバーも楽曲数も少なかったですけど,みりんちゃんとお客さんに盛り上げてもらいました。3人で原点回帰というか,人間的には少なかったのですが,それをお客さんも分かっていて盛り上げてくれて,まさにみんなで[H.]を作っているんだなと。10周年ですから,せっかくなのでやれるところまでやってみようと思っています。まだ公表できないですけど,みなさんと楽しめるようなイベントを企画中ですので,楽しみにしていてください。ありがとーッ!
[H.]10周年記念特設サイト
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