東京レトロゲームショウ2016
東京レトロゲームショウ2016:最終回 リマスター版がアナウンスされた「Call of Duty 4: Modern Warfare」をあえて今,プレイしてみる
自称人気連載「東京レトロゲームショウ2016」も諸般の事情で今週が最終回。というわけで今回は,シリーズ最新作「Call of Duty: Infinite Warfare」に同梱されるリマスター版の制作が発表された,「Call of Duty 4: Modern Warfare」を紹介したい。シリーズ成功の礎を築いたと言われる本作は,どのようなゲームだったのか。
東京レトロゲームショウ2016:第49回 31年ぶりに「道化師殺人事件」に再挑戦したら,犯人がついに分かってしまった!
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,1985年にPC-8801版がシンキングラビットからリリースされたアドベンチャーゲーム「道化師殺人事件」を取り上げたい。会話を選択肢から選ぶのではなく,単語を考えて打ち込み,さらにはマップもログもないので手でメモを取るしかないというシステムに,懐かしさで涙がこみ上げるはずだ。
東京レトロゲームショウ2016:第48回 「Stronghold」で,お城ブームにあやかりたい,乗っかりたい
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,2001年にリリースされたお城作りRTS「Stronghold」を紹介しよう。モノとしては,そのリメイク版となる「Stronghold HD」なのだが,リメイク版が作られるほど人気だということにしておきたい。ゲーム的にはお城作りより内政のファクターが大きいが,チマチマと働く人民を眺めるのはなかなかオツなものだ。
東京レトロゲームショウ2016:第47回 「Joint Task Force」で,映画「ブラックホーク・ダウン」を追体験してみたかった
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,現代戦をテーマにした2006年のRTS「Joint Task Force」を紹介しよう。ソマリアやボスニア,アフガニスタン,コロンビア,そしてイラクなどを舞台に,ハイテク兵器で武装した軍を率いてテロリストを相手に戦っていくという本作。映画「ブラックホーク・ダウン」が至高の名作という筆者が挑んでみた。
東京レトロゲームショウ2016:第46回 「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」で,最新作の21年前のロスサントスに浸ってみる
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,2004年に北米で発売された「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」を紹介したい。シリーズ最新作となる「グランド・セフト・オートV」と同じ,サンアンドレアス地方を舞台にした本作。21年前のロスサントスはどんな感じだったのか,主人公のCJと共に帰ってみたい。
東京レトロゲームショウ2016:第45回 「Serious Sam The First Encounter」で何もかにも忘れて,あなたも私もトリガーハッピー
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,2001年にリリースされたクロアチア生まれのFPS「Serious SamThe First Encounter」を取り上げる。これがFPSだ! といわんばかりの本作は,広い場所で,ものすごくたくさん出てくる敵を次々に倒していくというシンプルな一作。頭をカラッポにして楽しもう。
東京レトロゲームショウ2016:第44回 いろいろあって現実逃避したくなったので,「Microsoft Flight Simulator X」で大空を飛んだ
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,リアルすぎるフライトシミュレータ,「Microsoft Flight Simulator X」をピックアップしてみよう。第1作の登場以来,20年以上の歴史と伝統と格式を誇る「Microsoft Flight Simulator」シリーズの最後の輝きをぜひ思い出したいが,それにしても,NAV1ってなんだっけ? COMとは? 思い出せない。
東京レトロゲームショウ2016:第43回 「ディビジョン」が盛り上がっているので,同じトム・クランシーシリーズの「Tom Clancy's Ghost Recon」をプレイした
ユービーアイソフトからリリースされた新作,「ディビジョン」が盛り上がっている今日この頃,この「東京レトロゲームショウ2016」でも負けずに,トム・クランシーものの中でも硬派なシューターの草分け的存在として知られる「Tom Clancy's Ghost Recon」をピックアップしてみた。「銃で撃たれると痛い」という当然のことを,改めて確認させてくれる作品だ。いてて。
東京レトロゲームショウ2016:第42回 「Iron Warriors: T-72 Tank Command」で,リアル戦車に乗りたいという欲求を充足してみたい
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,女子高生みたいに戦車に乗りたくなった筆者による「Iron Warriors: T-72 Tank Command」を紹介する。T-72やT-34など,旧ソ連の戦車をテーマにしたリアルな戦車シミュレータで,かなり本気で挑む必要のある本作。果たして,挫折せずに戦車道をきわめられるだろうか。
東京レトロゲームショウ2016:第41回 「メルヘンヴェールI」のメルヘンチックな見た目にだまされてはいけない
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,1985年に発売された「メルヘンヴェールI」を紹介したい。美麗なグラフィックスと物語は,タイトルどおりメルヘンチックだが,実際にプレイしてみると,あまりの難度に涙が流れてくるという本作は,「世の中にメルヘンなんかないんだ!」ということをしっかり教えてくれるゲームだ。
東京レトロゲームショウ2016:第40回 「クライシス」で,PC専用FPSにおける最高峰を目指したグラフィックスを再堪能する
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,2007年にエレクトロニック・アーツからリリースされたFPS「クライシス」をピックアップしたい。「新しすぎ!」という声も聞こえてきそうだが,PC専用FPSとして最高峰のグラフィックスを目指した本作を,今なら最高画質でストレスなくプレイできるはず。科学技術の進歩に,乾杯!
東京レトロゲームショウ2016:第39回 「The Elder Scrolls」の新作が待ちきれないので,「The Elder Scrolls III: Morrowind」で積極的に我慢したい
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,「The Elder Scrolls III: Morrowind」をピックアップした。全世界的人気RPG「The Elder Scrolls」のシリーズ第3弾としてリリースされた本作は,「The Elder Scrolls IV: Oblivion」や「The Elder Scrolls V: Skyrim」はめっちゃ遊んだー! という人に,ぜひ触ってほしいタイトルだ。
東京レトロゲームショウ2016:第38回 連続殺人事件の謎を追う「Still Life」で,真冬なのにゾクッとしてみよう
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,2005年に発売されたポイント&クリック型のアドベンチャーゲーム「Still Life」を紹介したい。2004年のシカゴと,1929年のプラハで発生した,瓜二つの連続猟奇殺人事件を追うという内容で,祖父と孫娘,二人の主人公を操作してゲームを進めるというシステムがユニークな作品だ。
東京レトロゲームショウ2016:第37回 手強すぎる「Commandos 2: Men of Courage」で,15年ぶりにトライアル&エラーとは何かを思い出してみる
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,2001年に発売されたRTS「Commandos 2: Men of Courage」をピックアップしたい。第二次世界大戦下のヨーロッパを舞台に,個性的な能力を持つユニットを操作してミッションをこなしていく本作は,何度も挑戦を繰り返す必要がある,高難度作として話題になった。ああ,また見つかった!
東京レトロゲームショウ2016:第36回 月夜の晩は,「怨霊戦記」で街に忍び寄る恐怖と戦っちゃおう
今週の「東京レトロゲームショウ2016」では,1988年にPC-8801版がリリースされたスタジオWINGの「怨霊戦記」を紹介しよう。ホラーアドベンチャーとして,当時プレイした人々に強烈なインパクトを残したとかといわれる本作では,怨霊に襲われた宮寺市を救うため,プレイヤーが市内のあちこちを奔走する。独特のグラフィックスも,不気味さアップに効果抜群だ。
東京レトロゲームショウ2016:第35回 エピソード3がどこへ行ったのか気になって仕方がない「Half-Life 2」で,大ヒットFPSを再体験してみる
今週の「東京レトロゲームショウ2016」は,FPSファンなら誰でも知っている,としか思えない大ヒットタイトル「Half-Life 2」をピックアップしよう。ついこないだリリースされたような気がするが,もう12年前のゲームなのね。伏線張りまくりの謎に満ちた物語が魅力的な本作は,その伏線があんまり回収されていない「未完の大作」としても有名だ。
東京レトロゲームショウ2016:第34回 「DOOM 3」で,うっかり地獄へテレポート
タイトルは新しくなったものの,新年から全力で後ろ向きの「東京レトロゲームショウ2016」。今週は,ファンの期待を一身に集めて2004年にリリースされた,「DOOM 3」を紹介したい。FPS史の金字塔である「DOOM」シリーズの最新作は,華麗なグラフィックスと,大きく変化したゲーム性が全米を震撼させたタイトルだ。さあ,地獄にレッツゴー。
東京レトロゲームショウ2015:第33回 「Diablo II」で,ハック&スラッシュの醍醐味を再確認する
2015年内最後の「東京レトロゲームショウ2015」は,伝説のアクションRPG「Diablo II」をピックアップしたい。割と最近の作品だと思っていたが,実はリリースされてからもう16年が経ち,当時産まれた赤ちゃんはもう高校生になるわけで,これには驚いた。だが,時が経っても色褪せない面白さがこのゲームにはあるのだ。うまいこと言った。
東京レトロゲームショウ2015:第32回 シリーズ最新作の開発も発表された「FlatOut」で,広い世界に飛び出してみよう
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,2005年に発売された「FlatOut」を紹介しよう。物理エンジンの実装による,車のリアルな挙動を再現したレースが魅力的な本作だが,なにより話題になったのは,「飛び出すドライバー」という斬新なコンセプトだ。何度見ても,つい笑っちゃうの。
東京レトロゲームショウ2015:第31回 「覇邪の封印」の生誕30周年が近いことに気付いたので,勝手に祝う
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,工画堂スタジオが1986年にPC-8801版をリリースした「覇邪の封印」を取り上げたい。設定やゲームシステムにとくに凝ったところはないのに,なぜかずっと心にひっかかってしまうゲーム,それが本作だ。さあ,剣の魔法の世界で冒険を繰り広げよう……ところで,ここはどこ?
東京レトロゲームショウ2015:第30回 「F.E.A.R.」で,色褪せないグラフィックスに感心したり赤い服の少女に戦慄したりする
今週の「東京レトロゲームショウ2015」で取り上げるのは,今から10年前の2005年にリリースされた「F.E.A.R.」だ。濃厚なホラーテイストと,Slow-Mo(スローモ)による爽快な戦闘が楽しめるFPSとして,発売当時はかなり話題になった作品。いまだに高いレベルを維持しているグラフィックスも驚きの本作を,紹介しよう。
東京レトロゲームショウ2015:第29回 「Return to Castle Wolfenstein」で,ドイツ北部にある謎の怪しい古城の歴史を振り返る
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,2001年に発売された「Return to Castle Wolfenstein」を取り上げてみた。1992年にリリースされ,FPSというジャンルの礎を築いたと言われる「Wolfenstein 3D」の待望の続編となる本作は,果たしてどんなだったのか。「Wolfenstein」シリーズの歴史についても,簡単に触れてみたい。
東京レトロゲームショウ2015:第28回 「Max Payne 2: The Fall of Max Payne」で,時間よ止まれ
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,2003年に発売された「Max Payne 2: The Fall of Max Payne」を紹介したい。バレットタイムで時間を止めて悪い奴らをなぎ倒していく爽快感満点の本作。主人公の刑事,Maxの孤独感や寂寥感,そして二転三転する展開,都会の夜のイメージなど,大人の鑑賞に堪えるアクションゲームだ。
東京レトロゲームショウ2015:第27回 「Tomb Raider」で,人生から足を踏み外さないことの大切さを学びたい
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,ララ・クロフトでおなじみの「Tomb Raider」をピックアップしてみよう。世の中では,ついに待望の新作「Rise of the Tomb Raider」がリリースされた「Tomb Raider」シリーズだが,「そういえば,一番最初のゲームって,どんなんだっけ?」という疑問がわき上がるのは当然のことだ。その答えはここにある!
東京レトロゲームショウ2015:第26回 新作「Detroit」が発表されたQuantic Dreamの「Fahrenheit」で,同社の原点を探る
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,フランスのQuantic Dreamが2005年にリリースしたアドベンチャー「Fahrenheit」を取り上げてみたい。最新作である「Detroit」が発表されたばかりの同社は,「HEAVY RAIN 心の軋むとき」や「BEYOND: Two Souls」などで日本でもファンの多いメーカー。今回は,それらの原点を見てみようという魂胆なの。
東京レトロゲームショウ2015:第25回 ホラーRPGの名作「ラプラスの魔」で,名状しがたきものに立ち向かえ!
イア イア クトゥルー! というわけで,今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,1987年にハミングバードソフトから発売されたRPG「ラプラスの魔」を取り上げてみたい。RPGとホラー,という当時としては珍しい組み合わせがユニークだった本作。4人のキャラクターがパーティを組んで,呪われた館の探索に乗り出すのだ。ああ,名状しがたい。
東京レトロゲームショウ2015:第24回 「EGGY」で,絶妙なゲームバランスを30年ぶりに再体験した
今週の「東京レトロゲームショウ2015」では,ボーステックから1985年にリリースされた「EGGY」(エギー)を,30年前に寝食を忘れてプレイしたというライターのUHAUHA氏が紹介する。派手さには乏しいが,絶妙のゲームバランスとは何か,ということを再認識させる珠玉の1本だ。
東京レトロゲームショウ2015:第23回 「GENOCIDE2」で,X68000とZOOMの底力を再確認してみる
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,「GENOCIDE2」をピックアップしよう。X68000が欲しかったけど高すぎて買えなかった,そんなレトロゲーマーの琴線に直撃するゲームこそが「GENOCIDE2」だと思うんですけど,どうでしょうか?
東京レトロゲームショウ2015:第22回 「Command&Conquer」で,リアルタイムストラテジーの歴史を振り返ってみる
今週の「東京レトロゲームショウ2015」では,1995年に発売された「Command&Conquer」を取り上げてみたい。“コマコン”の愛称で,日本でも知る人の多い元祖的なリアルタイムストラテジーである本作。予定されていた新作がキャンセルされるなど,シリーズとしてはフェードアウトした感じもあるが,とりあえずチェックしてほしい。
東京レトロゲームショウ2015:第21回 アドベンチャーゲームの歴史に燦然と輝く「Syberia」で,感動に胸を熱くしよう
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,2002年に発売されて高い評価を得,日本語版もリリースされた,「Syberia」を紹介しよう。アドベンチャーゲーム冬の時代に市場に投入され,大きなヒットを記録した本作。欧米アドベンチャー好きには見逃せないはずだ。
東京レトロゲームショウ2015:第20回 キミは,「妖怪探偵ちまちま」を知っているか?
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,1984年にソニーのSMC-777向けにリリースされ,その後,さまざまな機種に移植された「妖怪探偵ちまちま」を紹介しよう。妖怪にさらわれたアイドルの百合子ちゃんを助けるため,妖怪探偵ちまちまが,火の玉を繰り出して大活躍するのだが,知ってました?
東京レトロゲームショウ2015:第19回 「ロードモナーク」で,国産RTSにも名作があったことを世間にお知らせしたい
過去を振り返って「あの頃はオレも若かった」と意味なく涙を流す「東京レトロゲームショウ2015」だが,今週はシミュレーションゲーム「ロードモナーク」をピックアップしてみたい。本作のポイントは,単にクリアするだけでなく,いかに効率よく相手を攻略できるかというところにある。人生も原稿も,こんな具合に効率よく進めていきたいものであります。
東京レトロゲームショウ2015:第18回「Grand Theft Auto III」で,全米ナンバーワンの犯罪都市「Liberty City」の裏社会でがんばってみたい
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,世界的な大人気シリーズ「Grand Theft Auto」から,2001年に発売された「Grand Theft Auto III」をピックアップした。それまで2DだったGTAシリーズにおける初の3D化作品であり,世界的にヒットして現在の礎を築いた,クライムアクションの金字塔でもある。普通ならイケないことでも,ゲームだったらできちゃうのよね。うふふ。
東京レトロゲームショウ2015:第17回「Tom Clancy's Splinter Cell」で,暗いところが大好きで体脂肪率の低い中年工作員の活躍を体験したい
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,日本でも“スプセル”という愛称で有名な「Splinter Cell」シリーズの第1弾,「Tom Clancy's Splinter Cell」をピックアップした。秘密組織の潜入工作員,サム・フィッシャーが初登場した本作は世界的に高い評価を得て,のちのシリーズの礎となった。光と影が鮮やかなグラフィックスや,ステルスメインのゲームシステムなど,今でも色あせることのない傑作だ。
東京レトロゲームショウ2015:第16回「Hitman: Codename 47」で,あの寡黙な殺し屋のルーツを探る
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,長身で目つきが悪くて頭に毛のない凄腕の殺し屋,コードネーム47が初めて我々の前に登場した「Hitman: Codename 47」を取り上げてみたい。アクションゲームだと思っている人も多いかもしれないが,本作はより効率的な暗殺方法を探っていくという,パズル要素の強い「暗殺マネジメント」ゲームだったのだ。あ,うまいこと言ったオレ。
東京レトロゲームショウ2015:第15回「Ultima I: The First Age of Darkness」でソーサリアの危機を救おう
今週の「東京レトロゲームショウ2015」では,1981年にApple II版が発売された「Ultima I: The First Age of Darkness」を取り上げる。ロード・ブリティッシュことリチャード・ギャリオット氏によって生み出された,コンピュータRPGの元祖とも呼べる作品で,現在のRPGに通じるさまざまなエッセンスが詰め込まれている。ところで,ブリタニアってどこですか?
東京レトロゲームショウ2015:第14回「Rainbow Six」で今は亡き「プランニング」システムに思いを馳せたりする
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,1998年に発売された「Tom Clancy's Rainbow Six」をピックアップする。突入して撃ちまくればよいという普通のアクションゲームとは異なり,周到な突入準備を行えるのが本作大きな特徴。惜しくも後継作では省略されてしまったが,現在でもあのパズルのような準備フェーズが大好き,という人もいるはずだ。いてほしい。
東京レトロゲームショウ2015:第13回「ブランディッシュ」で,地下からの脱出を目指してみる
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,アクションRPGの「ブランディッシュ」をピックアップしてみよう。マップを埋めたり敵を倒したり謎を解いたりと,何かと忙しいこのゲーム。でもそれがやたらに楽しいのだから,人生って不思議だわ。
東京レトロゲームショウ2015:第12回 「テーマホスピタル」で人間のドラマがあちこちで繰り広げられる病院経営に挑みたい
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,病院経営をテーマにしたブルフロッグの傑作シミュレーション「テーマホスピタル」をピックアップした。レストランやホテル,さらには動物園や刑務所など,ありとあらゆるものの経営がシミュレートされているような気がする今日この頃だが,その走りともいえる作品なのだ。さあ,お注射の時間ですよ。
東京レトロゲームショウ2015:第11回は,リマスター版の「Age of Empires II: The Age of Kings」で,中世世界の覇者を目指そう
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,名作RTSとして知られる「Age of Empires II: The Age of Kings」を紹介しよう。18種類用意された文明から一つを選び,木を切ったり畑をたがやしたり,施設を建てたりして勝利を目指す……あっ,いつの間にか金鉱の人が襲われている,あっ,送り込んだ部隊が全滅した。きー! と大変忙しいゲームなのだ。
東京レトロゲームショウ2015:第10回 「THE ATLAS」で,都合のいい事実だけを信じて生きていきたい
人気連載としか思えない「東京レトロゲームショウ2015」だが,今週は海洋冒険シミュレーション「THE ATLAS」をピックアップしてみた。真っ白なキャンバスに,自分だけの大地を描きたい。オレは冒険王になる。という,文字にするとちょっと恥ずかしい若者の夢を叶えてくれる,ナイスなレトロゲームだ。さあ,キミも新たな地図を作り上げよう。
東京レトロゲームショウ2015:第9回 ワールドクラスのヒット作「MYST」とは,どのようなゲームだったのか
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,1993年にリリースされた「MYST」を取り上げてみよう。グラフィックスアドベンチャーというジャンルを確立し,世界中で大ヒットした本作。美しいゲーム画面と独特の世界観で人気となったことから,続編も多数作られ,いまだにファンの少なくない傑作だ。ああでも,パズルがさっぱり解けません。
東京レトロゲームショウ2015:第8回 30年続いたシリーズのルーツを探るべく「SUPER大戦略」を遊んでみよう
今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,第1弾となる「現代大戦略」がリリースされてから今年で30年を迎える「大戦略」シリーズから,「SUPER大戦略」をピックアップしてみよう。プレイしたことはなくても,誰でも名前ぐらいは聞いたことのある日本有数のご長寿シリーズ。そのルーツのあたりをプレイしてみたのだ。
東京レトロゲームショウ2015:第7回「ハーフライフ」で「ハーフライフ2」の前に何が起きたのかを体験してみる
今週のイカした週刊連載「東京レトロゲームショウ2015」は,Valveが1998年にリリースしたFPS「ハーフライフ」を取り上げた。伏線張りまくりでいろいろ謎の多い「ハーフライフ2」だが,それ以前に何が起きていたのかを改めて確認すれば,いろいろなことが分かるかもしれないという寸法だ。あのヒゲの大男は,何をしてきたのだろうか。
東京レトロゲームショウ2015:第6回「カレイジアスペルセウス」で勇敢なるペルセウスと魔の島へレッツゴー
「東京レトロゲームショウ2015」の第6回は,コスモスコンピュータの「カレイジアスペルセウス」を紹介する。1984年に発売された本作は,アクション性もRPG的な要素もあるのに,素直に“元祖アクションRPG”と呼ぶにはあまりにも独特すぎるゲームシステムを持った,何とも形容しにくい一本だ。
東京レトロゲームショウ2015:第5回「ロボクラッシュ2」で太陽系外惑星を舞台にロボットを作ったり壊したり
過去の名作ゲームの光と影を鋭くえぐったり,えぐらなかったりする週刊連載「東京レトロゲームショウ2015」。今回は,ロボットシミュレーション「ロボクラッシュ2」を紹介しよう。なんでこんなに長いの,と全米が震撼するほど記事が長いが,それも筆者の暑苦しい思いがこもっているものとご理解いただきたい。では,さっそく行くロボ!
東京レトロゲームショウ2015:第4回「天下統一」で天下を統一してみたい
時は天文20年。日本各地に割拠した武将達の争いは収まる様子もなく,天下は麻のように乱れていた。この戦国の世を終わらせ,太平をもたらすのは誰だ? オレだ! というわけで,今週の「東京レトロゲームショウ2015」は,戦国シミュレーションの名作「天下統一」で天下を統一してみようという魂胆だ。弱小大名と呼ばれても,やるときはやろう。
東京レトロゲームショウ2015:第3回「Alone in the Dark」でチョビひげ探偵と振り返る3Dホラーアドベンチャーの原点
「東京レトロゲームショウ2015」の第3回は,史上初の3Dホラーアドベンチャーとしてギネスにも登録されている「Alone in the Dark」を紹介する。のちのサバイバルホラーというジャンルに大きな影響を与えた本作で,君もチョビひげ探偵のカーンビーと一緒に呪われた館を探索してみよう。
東京レトロゲームショウ2015:第2回「Shadow Warrior」で味わう,もう1つの日本の姿
欧米ゲーム史上の中心的なジャンルであるFPS。その黎明期にはさまざまなタイトルが登場して,お互いに切磋琢磨した。というわけで,今週の「東京レトロゲームショウ2015」では,そんな雨後のタケノコのように現れてきた作品の中でも異彩を放ちまくる1本,「Shadow Warrior」を振り返ってみよう。
東京レトロゲームショウ2015:第1回「A列車で行こう」で行こう。あの大陸の向こう側へ
今週から,探り探り始まった新連載「東京レトロゲームショウ 2015」は,タイトルがさりげなく主張しているように,だいぶ昔に発売されたレトロなゲームを紹介しようという連載だ。大人気になったあのタイトルや,ジャンルを築いたこのタイトル,そして一部の人の心にだけ残ったタイトルなどが今,甦る。第1回は「A列車で行こう」で行こう。