ChinaJoy 2010
急成長を続ける中国のゲーム市場を象徴する一大イベントである。毎年毎年カオス感が漂うイベントではあるのだが,今年はついに前日になっても参加企業の配置図が公開されなかった。よって,取材してみなければ,なにが出てくるのかも判然としない(まあ,一覧があっても大きな差はないのも確かだが)。
中国では,コンシューマゲーム市場はまったくなく,PCパッケージゲーム市場は海賊版のためほぼ崩壊しており,オンラインゲームと携帯ゲームなどがコンピュータエンタテインメントの中心となっている。ゲーム開発への取り組みも年々活発化してきており,それはChinaJoyと併催されるChina Game Developer ConferenceやChina Game Business Conference,China Game Outsourcing Conferenceなどの協賛イベントがどんどん増えてきていることを見ても分かるだろう。
ちょっと前までは,「市場」として見られていた中国が,いまや開発リソースの豊富さから注目を集めるようになってきた。豊富な資金と人材を抱える「大国」の動きは日本のゲーム業界にとっても無関係ではなくなりつつある。そんな中国の最新動向を取材記事で紹介していこう。
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[CJ 2010]「BLAZBLUE」のアークシステムワークスがブース出展。中国で対戦格闘ゲームの人気はあるのか。そして中国市場で必要なものとは?
国内外で高い評価を得ている2D対戦格闘ゲーム「BLAZBLUE」シリーズ。実は,本作の開発元であるアークシステムワークスが“ChinaJoy 2010”にブースを出展していた。中国において格闘ゲームの人気はどのくらい高いのか,また,中国市場進出にあたって必要なものとは何か。同社のプロダクトマネージャー田口和憲氏にブース内で聞いてみた。
[CJ 2010]灼熱のChinaJoy 2010をさらに熱くしたコンパニオン写真集を掲載
お待たせした。ChinaJoy 2010を彩ったコンパニオン写真集をお贈りしよう。中国の人口は日本の10倍以上だから,コンパニオンも10倍だといわれると,そのまま信じてしまいそうになるくらい多いのが,ChinaJoyの特徴でもある。取材の合間に撮り溜めた選りすぐりの194枚+αをお届けしたい。
[CJ 2010]プレイアブル出展されていたUnreal Engine 3によるMMORPG「神兵伝奇」
中国の武侠マンガをもとにしたMMORPG「神兵伝奇Online(仮)」は,日本でもサービスが予定されているタイトルであり,公開されるムービーを目にするごとに完成度を上げているゲームだったので,ChinaJoyでも進捗の期待される一作であった。会場ではプレイアブル出展されていたので,直撮りムービーを紹介しよう。
[CJ 2010]タイトル展示は縮小傾向か? 中国最大手SHANDAブースに見るChinaJoy出展の動向
今回のChinaJoyでは,全体にタイトルの展示自体が減少気味なのは,すでに書いたとおり。じゃあどういう展示が多かったのかの例として,ある種典型的だったSHANDAブースの模様をちょっとお伝えしておきたい。中国最大級のオンラインゲームプロバイダ,そして中国最大のゲームショウはどこに向かいつつあるのだろうか。
[CJ 2010]日本展開が気になる変形ロボットMMORPG「City Fighter Online(仮)」がプレイアブル出展。職業も分かるプロモムービーもUp
ファイブスターオンライン・エンターテイメントが「City Fighter Online(仮)」として日本でも発表した,上海晟世网络科技有限公司と9youが共同開発を行う「侠道金剛Online」がプレイアブル出展されていた。本作はプレイヤーキャラを乗せた状態でロボットに変身するというMMORPGだ。職業が分かるプロモムービーとあわせて確認してみよう。
[CJ 2010]飛び入り参加も可能,激戦のダンスゲーム市場に挑む「舞型舞秀」
今年は「Audition 2」がやってくるためか,ChinaJoyでの新作ダンスゲームの発表は例年よりぐっと減っていた。そんな中,果敢に出展していた新たなダンスゲーム「舞型舞秀」を紹介してみたい。本作は最大15人でのダンスが可能で,かつ“飛び入り参加OK”という部分をウリとしている。
[CJ 2010]金庸氏の小説が原作の大作MMORPG「雪山飛狐」を麒麟游戲が開発中。出展されていたプロモムービーを4GamerにUp
麒麟游戲は,中国の武侠小説といえば“この人”といっても間違いない,金庸氏の作品を原作としたMMORPG,「雪山飛狐」を制作中だ。公開されていたプロモーションムービーの直撮り動画を掲載したので,その内容を確認してみよう。
[CJ 2010]実は3D立体視にも対応していた「Hunter Blade」。見た目の話題ばかりが先走っているが,そのゲーム内容はいかに
2009年からいろいろと話題になっていた,中国産の3Dアクションオンラインゲーム「Hunter Blade」。本作のプロモーションムービーをすでに掲載しているが,ゲームの詳しい内容についてはお伝えしていない。本稿ではプロデューサーに聞いた話をもとに,本作の概要をお伝えしよう。
[CJ 2010]リアル美人が最強のMMORPG「傾国傾城」の“美女システム”とは?
国が傾くほど絶世の美女のことを“傾国の美女”などというが,この「傾国傾城」は,美女が強大な力を持つことのできるMMORPGだ。しかし美女かどうかなんて誰がどう決めるのか? そこで出番となるのが本作の“美女システム”なのだが……。イラストもセクシーな,お色気系MMORPGである。
[CJ 2010]人間と獣人の戦争がテーマの「獣血外伝」。プロモムービーと一緒に本作の内容を紹介しよう
ChinaJoy 2010の百遊ブースに,同社がサービス中のMMORPG「獣血外伝」がプレイアブル出展されていた。本作は,中国の小説「獣血」の世界観を継承した外伝作品で,“人間”と“獣人”の戦いがテーマとなっている2.5DタイプのMMORPGだ。もう中国ではサービス中の本作だが,この機会に4Gamerで紹介しておこう。
[CJ 2010]Shenzhen Domainの著作物である中国の小説「九界」のMMORPG版を同社が開発中
ChinaJoy 2010のShenzhen Domainブースで,新作タイトル「九界」がプレイアブル出展されていた。本作は,同社の著作物である同名小説を原作とした東洋ファンタジー系のMMORPGで,8巻に及ぶ小説「九界」の,その後の世界が舞台となっている。
[CJ 2010]変身・合体・巨大ロボ? いろいろと驚愕のSF MMORPG「驚天動地II」
ChinaJoyのMOLIYOブースに,メカなどが出てきて戦うちょっと変わった雰囲気のプロモーションムービーが展示されていた。そのタイトル名は「驚天動地II」といい,SFテイストのMMORPGだ。開発中のタイトルということで,まだ仕様が決まっていない部分が多かったが,現状で分かる範囲の情報をお届けしよう。
[CJ 2010]海洋冒険MMORPG「海之夢」のプロモムービーが摩力游ブースに。どんなゲームなのかを聞いてみた
上海でMMORPGの開発を行っている摩力游(MOLIYO)のブースに,海洋冒険MMORPG「海之夢」のプロモーションムービーが出展されていた。中国の女性にも受け入れられるようにと,カートゥンでキャラクターが描かれている本作では,船を装備品と同様に扱っていろいろな船に乗り換える(着替える?)ことができるという。
[CJ 2010]アクションゲームなみの戦闘を実現するMMORPG「流星胡蝶剣Online」が早くもプレイアブル出展
9youブースでは,日本でもサービスの始まった「クロスブレイブ」(勇士Online)のほか,ゲームエンジンに「Unreal Engine 3」を採用したMMORPGが3タイトル出展されていた。その中でも最新となる「流星胡蝶剣Online」を紹介しよう。MMORPGでアクションゲームなみの戦闘ができる,期待の作品だ。
[CJ 2010]“あの”「Hunter Blade」が今年も出展。プロモムービーの直撮り映像をUp。その内容を確認してみよう
ChinaJoy 2009で紹介後,いろいろな意味で注目を集めた「Hunter Blade」。「ChinaJoy 2010」にも出展されていたので,さっそく公開されていたプロモムービーを直撮りして4GamerにUpした。“あの”作品が1年を経てどうなったのかを確認してみよう。
[CJ 2010]やはり城は斬れる。しかもオフラインでもキャラが動く。「九陰真経Online」の開発は順調で,2010年内にCBT実施予定
Snail Gameが開発しているMMORPG「九陰真経」は,順調に開発が進んでいるようで,10月頃のクローズドβテストを予定しているという。近年,「Blade & Soul」「Butterfly Sword」など,従来のMMORPGに格闘ゲームのような要素を取り入れたタイトルの制作が次々と発表されているが,九陰真経もそのような作品の一つだ。