E3が正式名称を「E3 Media and Business Summit」に変更して二度目の夏がやってきた。今年は古巣であるロサンゼルスのコンベンションセンターに会場を戻し,2008年7月15日〜17日の3日間,欧米を中心としたパブリッシャが世界中のメディア/流通業者に向けて情報を発信するのである。昨年同様「ESA(Entertainment Software Association)の会員各社がメディアや流通業者に対し,プライベートに新作を公開する」という基本スタンスは変わっておらず,2006年までのE3における巨大ブースや華やかなコンパニオン,鳴り響くBGMなどとは無縁の,静かで落ち着いたショウになるのだろう。
大手メーカーの参加中止や,各社のプライベートショウの増加といった逆風が吹く中,かつて“世界一重要なゲームショウ”と呼ばれたE3が復権を遂げるか,それとも昨年と同じような批判が相次ぐのか,今年のE3は,今後のE3のあり方までもが問われる重要なイベントになるはずだ。
もちろん,4Gamerでは例年のように取材班を派遣,2008年後半から2009年前半にかけて登場するさまざまなゲームの最新情報をいち早くお伝えする。欧米のゲーム市場は相変わらず堅調で,熟成期を迎えた現世代ゲーム機に注目すべき数多くのタイトルがある半面,このところ動きの少ないPCゲームが,プラットフォームとしての独自性を打ち出せるかなど,注目すべき点は多い。忘れられていたタイトルが復活したり,ノーマークだった一本が思わぬ傑作だったりなど,たくさんのサプライズもあると思われる。ぜひ楽しんでほしい。
[E3 2008# 50]いよいよ発売が近づいたシリーズ最新作「Brothers in Arms: Hell's Highway」のプレイムービーを掲載
かなり遅れてしまったが,いよいよこの秋,Ubisoft EntertainmentからBrothers in Armsシリーズの最新作「Brothers in Arms: Hell's Highway」がリリースされる。プレイスタイルにやや変更はあるものの,過酷でままならない戦場のリアリティを追求した本作のプレイムービーを掲載した。
[E3 2008# 49]2008年後半最大の期待作の一つ,「Fallout 3」がE3に登場
「2008年最高のRPGになる」との呼び声も高いBethesda Softworksの「Fallout 3」。ゲームの中,なんでもできる高い自由度と,最新FPSを思わせるグラフィックス,そして1950年代をフィーチャーした独特の世界観が高ポイントだ。「The Elder Scrolls IV: Oblivion」に続くヒットが期待される本作を,プロデューサーの言葉を織り交ぜて紹介する。
[E3 2008#48]オペフラの続編「Operation Flashpoint 2」&SF MMOや西部劇スチームパンクアクションなど,バラエティ豊かなCodemasters
2007年に経営母体が代わり,北米やアジアに本格的に進出をしてきたCodemasters。E3 Summit 08では,プライベートエリアで「Operation Flashpoint 2: Dragon Rising」「Jumpgate Evolution」「Damnation」を展示していた。いままで日本ではレースゲームの会社というイメージが強かったが,日本支社も設立されたことで,その印象が変わるかもしれない。
[E3 2008#47]実在の女性スパイが主人公のスニークアクション「Velvet Assassin」
ドイツのReplay Studiosが開発するスニーク系アクションゲーム「Velvet Assassin」が,北米における販売元Gamecock Media Groupの用意したE3会場外のホテルで公開されていた。本作は,第二次世界大戦期に暗躍した実在の女性諜報員バイオレット・サボーを主人公にした作品で,イギリスのMI-6に雇用されたスパイとしてさまざまなミッションをこなしていく。
[E3 2008#46]現代モノFPS「Legendary」は,巨大モンスターとの戦いが魅力
Gamecock Media Groupの数々の作品の中でも,とくに期待できそうなアクションゲームが「Legendary」である。現代に開いたパンドラの箱から,ワーウルフやミノタウロスといった神話世界のクリーチャー達が次々と飛び出し,ロンドンやニューヨークが崩壊の危機に陥るという,ちょっと異色の物語だ。
[E3 2008#45]Disneyが贈る,非ディズニーなATVレーシング「Pure」が公開展示
Disney傘下のゲーム部門Disney Interactive Studiosが,4輪バイクATVを使った爽快なオフロードレーシング「Pure」を公開した。イタリアやアメリカ北西部の大自然において,ATVを駆って疾走するのが楽しい本作で,空中でさまざまなスタントを繰り出すことでアーケードライクにハイスコアが狙えるのだ。
[E3 2008#44]iPhone用アプリ「Spore:Origin」で,Cellステージをお手軽に満喫
メガヒット間違いなしの“ダーウィンの進化理論”シミュレーションゲーム「Spore」を開発中のElectronic Artsが,E3 Summit 08会場にてiPhone向けの番外編となる「Spore: Origin」を展示していた。Sporeの第1ステージであるCell Phaseだけに的を絞ったゲームで,iPhoneのティルトコントロールを利用して自分のクリーチャーを誘導していくというお手軽なゲームとなっていた。
[E3 2008#43]Obsidian Entertainmentの新作は,現代が舞台の異色RPG「Alpha Protocol」
「Star Wars: Knights of the Old Republic II The Sith Lords」や「Neverwinter Nights 2」など,良質なRPGを開発するデベロッパとして知られるObsidian Entertainmentだが,最新作となる「Alpha Protocol」は,現代が舞台というちょっと異色のRPGだ。時代設定だけでなく,システムも風変わりで,パッと見はまるでTPSのそれ。RPGながらも,アクション性の強い内容が特徴のようだ。
[E3 2008#42]赤茶けた大地がオールドゲーマーの鼓動を高める「Red Faction:Guerrilla」とは
2001年に発売されたFPS「Red Faction」の評価は非常に高い。だが,翌年に続編がリリースされて以来,新作に関してはなんの話も出てこない状態が続いていた。ところが2008年2月,「Red Faction: Guerrilla」として新作がリリースされるとアナウンスされたのだから,オールドゲーマーの胸は高鳴ったものである。本稿では,多くのメディアへのお披露目となるE3 Summit 08で判明した情報をお届けしよう。
[E3 2008#41]Red Alertの世界にハイテク技術で身を固めた日本軍が参戦する「Command & Conquer:Red Alert 3」
奇抜な世界感やユニットで定評のあるCommand & Conquerシリーズ外伝の新作,「Command & Conquer: Red Alert 3」が,ショーケースルームで公開されていた。今回は,なんとハイテク技術に身を固めた日本軍が登場し,世界制覇を目論むソビエト軍に対抗するという内容だ。ハチャメチャなノリと手堅いゲームプレイ,そしてCo-opもあるオンラインモードなど,たっぷりやり込めそうな予感でいっぱいだ。
[E3 2008#40]アルゴ探検隊の活躍を描く「Rise of the Argonauts」はガード崩しにカウンター,コンボまである戦闘システムがウリ
Liquid Entertainmentが開発中のアクションRPG「Rise of the Argonauts」が,パブリッシャであるCodemastersのブースで公開されていた。本作はギリシア神話に登場するアルゴ探検隊の冒険が描かれており,適当な操作では決まらないコンボやカウンター攻撃をうまく使いながら敵を倒すという,ハードなアクションが特徴のゲームだ。
[E3 2008#39]ハリウッド俳優ヴィン・ディーゼル主演。バルセロナの裏社会で暗躍するドライバーを描いた「The Wheelman」
ハリウッド俳優ヴィン・ディーゼル主演の映画「The Wheelman」が2008年11月に全米公開の予定だが,現在Midway Gamesは,同名のアクションタイトルを準備中だ。裏社会でオープンエンドなゲーム世界というと,Grand Theft Autoを連想しがちだが,本作はカーチェイスと,クルマを“起点”とする派手なアクションを堪能できる作品だ。
[E3 2008#38]大幅変更が発表されたばかりの「Warhammer Online」をE3会場でチェック
Electronic Artsの特設ブースにおいて,Mythic Entertainmentの開発するMMORPG「Warhammer Online: Age of Reckoning」が展示されていた。なかなか進まぬ開発を進展させるために,E3 Summit 08直前には大幅なフィーチャーの縮小が発表されるなどしているが,果たして現状はどのようになっているのだろうか。
[E3 2008#37]期待のRTS「Empire: Total War」の海戦シーンがプレイアブルで大公開
Creative Assemblyが手掛ける大人気RTSシリーズの最新作「Empire: Total War」が,初めてプレイアブルな状態で公開された。帝国主義時代を描いた本作だが,「Total War」シリーズでは初のフィーチャーとなる海戦が大きな目玉だろう。今回,SEGAブースで展示されていたデモは,この海戦部分をメインにしたもの。大迫力の戦闘描写がウリの本シリーズで,海戦はいかに表現されているのだろうか?
[E3 2008#36]「Dungeon Hero」でゴブリン達の棲む地下都市へ潜入せよ
E3 Summit 08会場外のホテルに展示ブースを構えていたGamecock Media Groupの新作は,Firefly Studiosが開発するアクションゲーム「Dungeon Hero」である。二つの勢力に分かれたゴブリン達の棲む地下世界で,一人のヒューマンが英雄としての道を歩みだすという活劇。果たして,どのようなゲームなのだろうか。
[E3 2008#35]あちこち進化しまくったGTA風クライムアクション「Saints Row 2」のデモを,THQブースでチェック
スポンジボブからプロレスまで,多彩なラインナップを持つパブリッシャ/デベロッパのTHQ。ワルなPCゲーマーとしては,プライベートルームで紹介されていた「Saints Row 2」が気になるところだろう。前作はXbox 360専用だったが,2008年内の発売が予定されている本作にはPC版の登場がアナウンスされているのだ。いろいろパワーアップしたゲーム内容を確認しよう。
[E3 2008#34]あのデュークが本当に帰ってくる!(ただしDSとPSPに) 「Duke Nukem Trilogy」発表
10年以上も開発が続けられ,発売されないこと自体が“ネタ”になっている3D Realmsの「Duke Nukem Forever」。そんな開発元に業を煮やしたのが,もともと同社の出資者でもあったApogeeだ。Apogeeは,3D Realmsと袂を分かち,最近北米市場に進出してきたドイツのDeep Silverと組むことで,名門Duke Nukemブランドを携帯ゲーム機で再興させるつもりらしい。
[E3 2008#33]フォースと共にあれ! 「Star Wars: The Force Unleashed」はフォースをグリグリと使えるアクションゲーム
LucasArtsが開発中の「Star Wars: The Force Unleashed」は,スター・ウォーズ サーガのエピソード3と4の間を埋める物語として,ジョージ・ルーカス氏に公式に認められている作品だ。いまのところPC版の発売予定はないのだが,スター・ウォーズ サーガを語るうえでは絶対に遊んでおきたい本作。さっそく紹介していこう。
[E3 2008#32]変り種人生シム「This is Vegas」で“不夜城の帝王”を目指せ!
Midway Gamesの展示ブースで公開されていた「This is Vegas」は,華やかなラスベガスで大きな夢を見る若造が,さまざまな手段で成り上がっていく様子を楽しむ人生シミュレーションゲームである。ミニゲームを通してラスベガスの頂点を目指す本作,端的に述べて,期待のバカゲーだ。
[E3 2008#31]SEGA,「トータル・ウォー」開発者が作るRTS風アクション「Stormrise」を発表
歴史ストラテジー「トータル・ウォー」シリーズで有名なCreative Assemblyの最新作は,なんとRTSの要素をふんだんに使った「Stormrise」というアクションゲームだ。大災害によって多くの大気を失ってしまった未来の地球で,急速に進化した2勢力の人類が,生存をかけて攻防を繰り広げるという物語で,これまでの歴史RTSとはだいぶ毛色が異なる。
[E3 2008#30]トム・クランシーワールドに登場したコンバットフラシム「H.A.W.X」で大空のエースを目指せ
トム・クランシーのゲームといえばFPS系と相場が決まっていたが,今回のE3 Summitに参加した大手パブリッシャ/デベロッパのUbisoft Entertainmentはその守備範囲を大幅に広げるつもりのようだ。プレイアブル展示が行われていたトム・クランシーものの最新作「H.A.W.X」はハイテク戦闘機をフィーチャーしたコンバットフライトシミュレーションなのだ。
[E3 2008#29]EAの「Dead Space」は,バイオレンスでショッキングでゴアなSFサバイバルアクションだった
Electronic Artsが2008年ハロウィンごろの発売を予定している「Dead Space」は,E3 2008の開幕後に,じわじわと存在感を高めてきているTPSタイトルだ。バイオレンスでショッキングでゴアなシーンが連発する,コアゲーマー向けの作品。孤立無援の戦いが宇宙の彼方でひっそりと幕を開けるのだった。
[E3 2008#28]きわどい衣装の美少女がガンブレードで戦う「X-Blades」
露出度が異様に高い美少女キャラが活躍する「X-Blades」が,E3 Summit 08の会場で公開されていた。奇抜なデザインの衣装に目が行きがちの本作だが,細部までこだわり,しっかりと作られたゲーム内容にも目を向けたい。スピード感と爽快感にあふれた,三人称視点のアクションゲームだ。
[E3 2008#27]おなじみ,ペルシャの王子が大活躍する「Prince of Persia」がUbisoftのデモに登場
1989年に第一作が発売されて以来,さまざまなシリーズタイトルが作られてきたPrince of Persiaの最新作は,サブタイトルも何も付かない「Prince of Persia」という題名。シリーズの原点である第一作にあった楽しさ,面白さを,最新のテクノロジーで現代に甦らせようという内容になるようだ。
[E3 2008#26]指輪物語をBattlefront風アクションに!「The Lord of the Rings:Conquest」がプレイアブルで出展
Electronic Artsのショーケースルームで,同社傘下のPandemic Studiosが開発する「The Lord of the Rings: Conquest」が公開されていた。痛快なアクションは「Star Wars: Battlefront」そのままで,GoodとEvil双方のキャンペーンが用意されているだけではなく,オンラインモードも充実している本作。遊びごたえのある1作となりそうだ。
[E3 2008#25]Take 2社長がライバル企業を牽制〜「GTA IV」と「Bioshock」の成功は,我々にとってスタートに過ぎない
E3 Summit 08会場にて,Take 2 Interactiveとしては珍しいプレス向けの記者会見が行われた。壇上に登った同社CEOストラウス・ゼルニック(Strauss Zelnick)氏は,「Grand Theft Auto IV」や「Bioshock」の立て続けの成功に上機嫌。これらのソフトを“前菜”と表現し,同社が今後もヒット作を生み出し続けることをアピールした。
[E3 2008#24]いまだに謎だらけの新作「Project Origin」がE3 Summitでプレイアブル展示
2005年にリリースされた傑作FPS「F.E.A.R.」の後継作である「Project Origin」が,Warner Bros.のブースでプレイアブル展示されていた。プレイできるのは戦闘シーンのみで,相変わらず未定の部分が多いものの,スローモーションで血しぶきが舞いあがるという,凄惨でありながら美しくさえある戦いが,さらにパワーアップしていた。
[E3 2008#23]「Battlestations:Pacific」は,日本軍キャンペーンも用意されたWW2アクション
Eidos InteractiveはE3 Summit 08で,第二次世界大戦アクション「Battlestations: Pacific」を公開した。今回はミッションを成功させることによって歴史的な結果も大きく変えてしまうという,フィクショナルな日本軍キャンペーンも加わり,日本人にとっても非常に興味深い。シミュレーションゲームっぽい見た目とは裏腹に,非常に爽快なアクションが特徴の一本だ。
[E3 2008#22]発表から4年。BioWareの新作RPG「Dragon Age:Origins」が見えてきた
BioWareの開発するアクションRPG「Dragon Age: Origins」が,ついにその輪郭を現し始めた。制作発表から4年。今回初公開となったプレイアブルデモからは,同作がBioWare渾身のタイトルであることを十分に感じ取ることができた。公開されたスクリーンショットとともに,E3 2008特別デモの様子をお伝えしよう。
[E3 2008#21]下積みなしでいきなりスーパーヒーロー。Sony Online Entertainmentの新作「DC Universe Online」
6月に発表されたSony Online Entertainmentの新作「DC Universe Online」。本作はDCコミックスの世界観をベースにしたオンラインゲームで,チマチマとレベルアップせずとも,いきなりスーパーパワー全開で暴れられるのだ。まだまだ謎のベールに包まれた部分の多い本作だが,新情報と画像からゲームの雰囲気をつかんでほしい。
[E3 2008#20]ララ・クロフトが帰ってきた! Eidosが「Tomb Raider:Underworld」を初公開
待望のララ・クロフト最新作「Tomb Raider: Underworld」が,E3 Summit 08会場のEidos Interactiveブースにおいて,(Xbox 360版ながら)プレイアブルな形でのデモを行っていた。シリーズ8作目,開発がCrystal Dynamicsで行われるようになってから3作目となるが,アクションとパズルを程よくミックスさせた面白さに磨きが掛かった作品になりそうだ。
[E3 2008#19]鳥だ! 飛行機だ! 高いビルもひとっ飛びの「Mirror's Edge」がデモ展示
Electronic Artsのプライベートルームでは,2008年7月14日の同社カンファレンスで発表された新作タイトルの多くがプレイアブルな状態で展示&紹介されている。今回はそんななかから,バトルフィールドシリーズでおなじみのEA DICEが放つ挑戦的なアクションアドベンチャー,「Mirror's Edge」をレポートしよう。いやー,見ているだけでクラクラしちゃうんですよ,これが。
[E3 2008#18]約18年前にアメリカで作られた「Kings Bounty」が「King’s Bounty:The Legend」となってロシアで復活
1990年に発売されたシミュレーションRPG「Kings Bounty」は,マイト&マジック ヒーローズシリーズの原型といわれている名作だ。そんな作品が約18年の時を経て,「King's Bounty: The Legend」として復活するという。E3 Summit 2008のATARIブースに同作が出展されていたので,さっそくレポートしよう。
[E3 2008#17]期待のFPS / RPGハイブリッド「Borderlands」の武器は現在65万種類
Brothers in Armsシリーズなど,FPSでお馴染みのGearbox Softwareが開発する新作は,ロールプレイングゲームの要素を取り入れた「Borderlands」である。販売元である2K Gamesのブースでは,Gearbox社長のランディ・ピッチフォード(Randy Pitchford)氏によるデモが行われていたので報告したい。
[E3 2008#16]往年の名作が蘇った! 「Sid Meier’s Civilization IV:Colonization」が正式に公開
2K Gamesのブースにおいて,Firaxis Gamesの新作「Sid Meier's Civilization IV: Colonization」のプレイアブルデモが公開された。本作は,オリジナル作品「Sid Meier's Colonization」以来実に15年ぶりとなる新作で,シド・マイアー作品のファンなら,非常にうれしいニュースだろう。いったい,どんな作品になるのだろうか?
[E3 2008#15]SEGAとGas Powered Gamesのタッグ。「Dungeon Siege」の精神的な続編「Space Siege」とは
SEGAとGas Powered Gamesと共同開発している「Space Siege」がE3 Summit 2008に出展されていた。本作はマイクロソフトから発売された3DアクションRPG,「Dungeon Siege」(マイクロソフト ダンジョン シージ)の精神的な続編という位置づけのタイトルだ。システムの基本は引き継がれているが,単なる焼き直しではなく,さまざまな部分が改良されている。
[E3 2008#14]ぶっ飛び感が気持ちいい。「Dark Void」のプレイムービーをUp
「Crimson Skies」の開発メンバーが集結した新興デベロッパAirtight Gamesが開発している,Capcomの新作「Dark Void」のプレイムービーを,4GamerにUpした。本作は,ジェットパックを背負った男がたった一人で迫り来る敵を迎え撃つ三人称視点のアクションゲーム。背中のジェットパックをうまく使いながら断崖絶壁を登ったり,空を飛び回ったりしながら戦うのが特徴だ。
[E3 2008#13]「Crimson Skies」のメンバーが贈る三人称視点アクション「Dark Void」は,二つのゲームジャンルのいいとこどり
新興デベロッパAirtight Gamesの第1作「Dark Void」が,Capcomブースにプレイアブル出展されていた。本作はジェットパックを背負った男が飛んだり跳ねたりしながら戦う三人称視点アクションゲームだ。あまり聞きなれない会社のゲームなうえ,イロモノの雰囲気が漂っているので,今のところあまり興味が湧かない人もいるかもしれない。だが,Airtight Gamesのメンバーはかつて「Crimson Skies」の開発に携わっていたと聞けば,少し印象が変わるのではないだろうか。
[E3 2008#12]Ubisoftが謎のアドベンチャータイトル「I am Alive」を発表
Ubisoft Entertainmentが突然その制作を発表した「I am Alive」。この作品は,謎の災害で都市機能が麻痺したシカゴで,必死に生き延びようとする青年の姿を描く,異色のアドベンチャーゲーム。詳細はほとんど公開されていないが,制作にはあのジェイド・レイモンド氏も関わっているとされ,今後の注目作の一つになるかもしれない。
[E3 2008#11]Valveの新作「Left 4 Dead」は,ホラー映画を究極的に再現
ユニークなアクションゲームを提唱し続けるValveの最新作「Left 4 Dead」が,E3 Summit 08で発表された。この作品は,4人までのCo-op(協力)プレイに主眼を置いたもので,住人がゾンビのようなケダモノになってしまった街で,生き残った4人のキャラクターが助け合いながら脱出を図るという内容だ。E3会場では,実際に4人のプレイヤーが遊べるようなデモが用意されていたので,さっそく試してきた。
[E3 2008#10]Activisionが「Call of Duty 5: World at War」「Wolfenstein」新作などを大公開
E3 Summit 08には直接参加していないActivisionが,会場外のイベント施設でプレス向けのカンファレンスを行った。前日Electronic Artsから,id Softwareの新作「Rage」が発表されたことが懸念されていたが,ふたを開けてみれば,「Call of Duty 5」や「James Bond」,「Wolfenstein」の新作などが用意されており,同社の勢いが感じられる発表会となった。
[E3 2008#09]ウィル・ライトの新作ゴッドゲーム「Spore」は神をも超えた!?
ウィル・ライト氏が開発を手がける「Spore」といえば,クリーチャー作成のみが行える「Spore Creature Creator」が先日リリースされたばかり。「実際に製品版がリリースされる前にプレイヤー達は飽きてしまうのではないか?」という心配もあった本作だが,ライト氏自身が「Sporeは大ヒット間違いなし」と確信するほど,「Spore Creature Creator」への反響は高かったようだ。Electronic Artsのブースでは,順調に進んでいる本編のβ版が展示されていたので紹介していこう。
[E3 2008#08]かつての「ZONE」の姿を写す「S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky」の画像集を掲載
ウクライナのデベロッパGSC Game WorldがE3 Summitのエキスポ会場でブース展示を行っている。タイトルはもちろん,あの「S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky」。ヒットした前作「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」で描かれた異世界「ZONE」がさらにパワーアップして帰ってきたのだ。そんなClear Skyの最新画像45点を入手したので,4Gamerに掲載した(※26〜71が新画像)。よりファナティックなかつてのZONEの姿を確認してほしい。
[E3 2008#07]大物タイトルが鈴なりのUbisoft Entertainmentから,Far Cry 2をレポート
最近調子の上がっている気がするUbisoft Entertainmentは,プライベートルームに数多くのタイトルを展示していた。「Far Cry 2」「Brothers in Arms: Hell's Highway」「H.A.W.X」そして「Prince of Persia: Prodigy」という,PCゲーマーには見逃せないタイトルがすべてプレイアブル状態であり,こりゃ年末はかなり賑やかになりそうだ。そんな中から,まずはアフリカを舞台にしたFPS「Far Cry 2」をピックアップしてみよう。
[E3 2008#06]狙いどおりの映画化。カプコン「ロスト プラネット」の映画化発表会詳細レポート
カプコンは7月15日(現地時間),E3 Summit 2008の会場内にてプレスカンファレンスを開催し,「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」のハリウッド映画化を発表した。ロストプラネットの生みの親である稲船敬二氏も会場にかけつけ,映画化決定の喜びを語っていた。
[E3 2008#05]サイコ軍曹,かく戦えり。「Crysis Warhead」は2008年内の発売を目指して開発順調
E3 Summitのブースレポート第一弾は,Electronic Artsが2008年のホリデーシーズンを目指して開発中の「Crysis Warhead」だ。2007年に発売されて高い評価を得たSF FPS「Crysis」の続編がE3会場のブースでプレイアブル展示されていた。いささか情報の少ない本作だが,プレイムービーとともに分かった範囲でレポートしよう。
[E3 2008#04]Electronic Arts,E3開催前日にプレスカンファレンスを開催。意外なデベロッパが新たなパートナーに
北米の大手パブリッシャ/デベロッパであるElectronic Artsは,E3 Summit 2008開催前日の7月14日,ロサンゼルス市内のOrpheum Theaterでプレスカンファレンスを開催し,2008年後半から2009年にかけて発売が予定されているタイトルの紹介を行った。最後には,意外なデベロッパが新たなパートナーとして登場したこのイベントをレポートしよう。
[E3 2008#03]「ファイナルファンタジーXIII」のXbox 360版発売は,より多くのファンに楽しんでもらうための選択。そしてPC版は……。
「ファイナルファンタジー XIII」のXbox 360版が欧米で発売されるという,衝撃的な発表がMicrosoftの発表会で行われたのは,先ほどお伝えしたとおり。スクウェア・エニックスは,その発表に引き続く形でメディアミーティングを開催し,同社の橋本真司氏と北瀬佳範氏による質疑応答が行なわれた。「ラスト レムナント」のPC版発売は決定したが,ファイナルファンタジーXIIIのPC版リリースの可能性はあるのだろうか?
[E3 2008#02]MSカンファレンスでXbox 360版「ファイナルファンタジーXIII」が電撃発表。「ラスト レムナント」PC版の発売も正式決定!
Microsoftが主催したXbox 360 Media Briefingにおいて,スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXIII」がXbox 360でもリリースされることが発表された。これまでPLAYSTATION 3版だけがアナウンスされていたがFF XIIIだが,Microsoftは今回の提携で,強力なキラータイトルを獲得したことになる。さらに,「ラスト レムナント」PC版の発売も正式発表されたので,併せて紹介しよう。
[E3 2008#01]Microsoftカンファレンス「本年度は期待のXbox 360タイトル4作で500億円効果」
E3 Media & Business Summit 2008のオープニングを飾るイベントとして,現地時間の7月14日10:30AMより,Microsoft主催による「Xbox 360 Media Briefing」が開催された。まずは,Microsoftが本年度の大ヒット作になると期待する,「Fallout 3」「バイオハザード 5」「Fable 2」そして「Gears of War 2」が,それぞれプレイアブルな形で公開されたので紹介していこう。