― 特集 ―
ChinaJoy

 2006年7月28日から30日まで,今年で4回目となる中国最大のゲームショウ「China Digital Entertainment Expo & Conference」(通称ChinaJoy)が開催されている。

 Taipei Game Show,E3,GC,Tokyo Game Show,G★に並ぶ,第6の「世界のゲームショウ」としての地位を確立したChinaJoyであるが,相変わらず(そして想像どおり)PCオンラインゲーム一色と言っても過言ではない状況だ。PS3が参考出品されていて非常に多くの来場者を集めていたものの,事実上にぎわっているコンシューマゲームはそこだけ。
 そもそもコンシューマゲームは,本体の販売,ソフトウェアの販売など全てが法で縛られており,少なくとも2,3年の間は大きく普及する見込みはないと言ってもよいだろう。仮に法の制約が外れたとしても,そもそもからしてお金に極端に敏感な中国人が,コンシューマゲーム機をホイホイと購入するようになるというのも,いまのところほとんど想像ができない。

 

 そこへもってきて,4Gamer読者にはいまさら説明するまでもないが,シングルパッケージゲームは壊滅的だ。上海に住む若者に聞いたところ,通常のゲームパッケージの海賊版は3元(50円弱)で売られており,“普通”はそれを購入するとのこと。通常版パッケージでさえ30元(500円弱)程度で売られていることもあるのだが,それでも彼らに言わせると「まだ高い」。海賊版の横行は,ゲームに限らず世界的に問題になっているポイントだが,この国はその中でも飛び抜けてその問題意識が低い。オンラインゲームでコピーサーバーが横行するのも,さもありなん,といったところか。

 

 そんな色々なよろしくない事情の後押しもあり,オンラインゲームが今年も絶好調だ。昨年あたりから微妙に見られた「中国開発陣によるオリジナリティへの開花」に加え,事実上中国で商売をすることが難しいと覚った各種韓国メーカーの戦略的撤退(とはいえ中国ポータル事業にまかせただけなのだが),欧米や日本の作品の流入など,混沌度合いはさらに増している。
 予想どおり,その膨大な開発リソースでじわじわと開発能力を上げている中国(余談だが,システムエンジニア――というかプログラマ――は,中国では相当給料のいい人気職だそうだ)と,先行投資とばかりに中国での代理店と先行サービスを始める各種諸外国の会社とが入り乱れたこの動乱の時代は,あと2,3年ほどで決着が付くように思う。

 

 

 2〜3年前には「話にならない」と相手にせず,昨年は「まだまだコピーばかりだね」と相手にしなかった国中国は,すでにオンラインゲームに特化した形でさまざまなノウハウを溜め込んでいる。多くの開発者が浮気性で一つの会社に長居せず,次から次へとノウハウを持ったまま会社を変えてそれを共有化していくという韓国と同様のお国柄も,“良い方向”に働いているといえるだろう。ノウハウの普及速度が,異様に速い。

 また,いま世界のゲーム業界で最も注目されている国だけあり,欧米人の業界人も非常に多く見かけた。どう見ても,視察か売り込みか,といったところか。今年のE3で各種欧米の会社を周ったときに,「中国マーケットはどうやれば一番うまく進出できる?」と浴びるほど聞かれたことを考えても,彼らの注目が一斉に中国に向いていることは間違いない。来年,そして再来年の変化が,非常に楽しみなショウだといえるだろう。

 ChinaJoyの会場では開発元の宝徳網絡のブースで,試遊台を含む展示が行われていた,日中戦争MMORPG「抗戦Online」。八路軍・新四軍・東北抗日民主連軍のいずれかに属して日本軍と戦うといったゲーム内容以外に,開発費用や教育的意義の問題も含め,マーケティング担当者に聞いてみた。


 7月28日に突如発表された「サクラ大戦MMO」(仮題)。多くの人が,サクラ大戦のMMOが出ること,そしてそれが中国でサービスがされることに驚いただろう。日本にも多くのファンがいる中で,あえて中国でサービスを行うワケとはいったい何なのか。そんな疑問を,サクラ大戦シリーズ総合プロデューサー 広井王子氏にぶつけてみた。


 4Gamer読者なら,その名前くらいは聞いたことがあるであろう,コーエーの海洋冒険MMORPG「大航海時代Online」。その作品が,この8月から中国でClosedβテストを開始する。あの独特の「ノンビリまったりMMORPG」が,中国でどのように受け止められているのか。初出展の模様とバックグラウンドを,関係者にちょっと聞いてみた。


 Kingsoftが出展していた新作MMORPG「水滸Q伝ONLINE」。同じくKingsoftのブースで出展されていた「大話春秋Online」と同系統のカジュアル系MMOだが,細かく見ていくと両者の間には違いが見える。中でもユニークなのは,祝祭日を祝うための専用エリアをレンタルできる「賀彩」システム。宗の時代を背景に,水滸伝のエッセンスを取り入れた本作を紹介しよう。


 日本でもそれなりに知名度のある,圧倒的なグラフィックスを誇るSF MMORPG「Eve Online: The Second Genesis」。本作が,中国ではかなりの数字を出して運営していることをご存じだろうか。そんな中国Eve Online事情を,マーケティングディレクターにちょっとだけ聞いてみた。


 騰仁信息技術(Teng)のブースで展示されていた作品については,すでにムービーをまとめて紹介する記事を掲載したが,このうちMMORPG2本について,もう少し突っ込んだ説明をお届けしよう。中国モチーフを濃厚に含みながらも,近年の韓国製MMORPGについてよく研究したと思われる作品達だ。


 征途客服網站の「征途 − 風雨同舟」は,一見,2D仕様で地味な印象があるのだが,なかなか野心的なMMORPGである。最大2万人の超大規模PvPをサポートするほか,ゲームを続けると給料がもらえるといったシステムを備えているのだ。中国での正式サービスを間近にした期待作を紹介しよう。


 第九城市のプレスカンファレンス最終日には,「グラナド・エスパダ」のKim Hakkyu氏が登場。ゲームの説明とともに,中国プレス関係者との質疑応答を行った。ここでは,その質疑応答の模様を中心にお届けしよう。


 ChinaJoyのWeMade Entertainmentブースでは,三国志アクションRPG「蒼天」のムービーが大スクリーンで流され,試遊台には多くの来場者が集まっていた。そのブースで,開発プロデューサーJung-soo Park氏に会って話を聞けたので,その内容をお届けする。コミュニティ要素を持つMORPGだが,戦闘はレベル差が決定的でない,アクション重視の作品になるという。


 MMORPGが主流をなしている中国市場を反映するように,ChinaJoyの会場はMMORPG一色といった雰囲気だった。しかしここでは,“FPSレース”を謳う一風変わったオンラインレースゲーム「極速戦車」に注目してみよう。


 韓国大手の映画配給会社で,最近になってゲームビジネスに参入したSidus。同社はChinaJoy 2006に合わせて発表会を開催し,「武刃街」のオンライン版など,新作を中心に中国メディアへアピールを行った。4Gamerでは,発表会場で,この「PS2からのオンライン化タイトル」の開発会社であるBesttodayのトップに話を聞くことができたので,その内容をお届けしよう。


 「都市2046」は,近未来を舞台としたMMORPGだ。ゲームの基本的な部分ではあまり近未来である必然性はないのだが,ゲーム内の背景オブジェクトに広告を入れることを想定したゲームシステムとなっているのが特徴的。学生服やセーラー服が好んで使われているのも興味深い。


 ChinaJoy会場で見かけた単体ゲームエンジンの展示をまとめてみた。開発にはかなりの技術力を必要とするゲームエンジンだが,単体メーカーは少なくても,各社で独自エンジンを持つ企業も多く,中国のゲーム開発技術も着々と蓄積されつつあるようだ。日本ではあまり紹介されていないBigWorldを中心に紹介しよう。


 プレイアブルなデモ機はおろか,ただのムービーの出展すらないのに,連日長蛇の列ができていたブースがあった。ギャルゲーMMORPG「飄流幻境ONLINE」の中国展開を行う,ケーブルテレビ局,中広網(CATV NET)のブースだ。ノベルティグッズ目当てに,長時間並ぶこともいとわない多くの若者達に,明日の中国ギャルゲー市場の可能性を見た。……というのはかなり大げさだが,さらなる発展を予感させるものがあったのは事実。単純に「ギャルゲーMMORPGとはなんぞや」と思う人も,ぜひご一読を。


 金通数字が開発/運用を行っている「街斗足球」は,簡単な操作がウリのオンラインストリートサッカーゲーム。2006年4月のオープン以来着実に会員数を伸ばし,現在は50万人に達したという。現在はアイテム課金制で運営されているが,将来的にはゲーム内広告で運用費をまかなうことで,完全に無料で遊べるゲームを目指している。


 日本では「征服2−風雲天下」「EUDEMONS ONLINE」の開発元として知られるTQ Digital Entertainment。同社の新作MMORPG「機戦ZERO」は,これまでのタイトルとは雰囲気がガラリと変わったSF物。機体の豊富なカスタマイズが売りの本作だが,戦場となるマップはやや寂しい印象。今後のアップデートに期待,か。


 開発当初から日本進出を考え,日本人の好みを意識していたという海洋冒険MMORPG「海盗王online」が,MOLI Group Limitedのブースで出展されていた。本作は,レベルが上がると自動的に全プレイヤーに船が支給され,海を自由に行き来して冒険するというゲーム。4Gamerでは初出となる本作の特徴と,8月に行う大型アップデートの内容をお伝えしよう。


 Taipei Game Show 2006のレポートでムービーをお届けした「天使之戀 ONLINE」が,中国でもサービスされる。クローズドβテストを8月25日に控えたこの作品,可愛らしさにばかり目が行きがちだが,PvPやロボットへの搭乗なども含めて,ゲーム内容はなかなかしっかりしているようだ。


 游戯蝸牛有限公司が展示していた「機甲世紀」は,ゲームエンジンから中国で制作された生粋の中国産ロボットものMMORPGである。日本のアニメの影響も濃いようで,変形,合体などのフィーチャも取り入れつつ,2大陣営の戦いに決着がつくとサーバーの中身が全然別のものに切り替わるという面白いシステムを採用している意欲作だ。


 「ミルの伝説2」の大ヒットをきっかけに,中華圏を非常に重要視するようになったWeMade Entertainmentのブースでは,同社の2006年下半期から2007年にかけてのラインナップが公開されていた。ここでは,「Kailas」「NEDオンライン」「青燐」を紹介しよう。


 トゥーン・シェーディングが特徴的なMMORPG「蜀山Online」の目標は,仙人になること。西洋ファンタジーとは一味違った魅力を持つ,中華風ファンタジーとでも言うべき本作を紹介する。一緒に紹介したデモムービーも合わせて見つつ,ゲームにおけるファンタジー世界の在りかたを再考してみても面白いかもしれない。


 オンライン対戦専用の三国志ストラテジーゲーム「三国策IV online」。同時に8人まで対戦でき,面倒な内政を思い切ってカットすることで,シミュレーションゲームでありながら1プレイ平均30分程度で終了するという。戦闘だけを楽しみたい三国志ファンであれば,チェックしておいて損はない本作を紹介しよう。ただ,あまりにも見覚えのあるグラフィックスが気になるのだが……。


 セガは,中国市場向けオンラインポータルサイト「嘉游(JIAYOU)」でクローズドβテスト中のタイトル六つを展示。日本の読者にはお馴染みの作品もあるが,「ペンゴオンライン」「Giant Robot Battle」という中国発のタイトルもそろえる気合の入れっぷり。この2タイトルを中心に紹介していこう。


 韓国大手メーカーWebzenの中で,唯一海外スタジオの手になる作品が,この「一騎当千」。日本のゲーマーに馴染みの深い三国志を題材にした,MMOアクションゲームだ。やや遅れを見せながらも順調に開発が進む本作だが,日本に入ってくる情報が極端に少ないのが困りもの。今回,台湾に続いてプロデューサーのLim氏と会えたので,新要素などを聞いてみた。


 中国と台湾両方に拠点を持つ唯晶科技(Winking)が,ChinaJoyにブースを構え,新作MMORPG「FM Online」(中国名 幻想世界online)を披露していた。2006年中にはクローズドβテストを実施予定という,この中国産MMORPGに関し,会場で聞いた話も含めて情報をお伝えしよう。


 「平和」「のどか」という言葉の似合うゲームの代表のような存在であった「マビノギ」の中国版がアップデートされ,中国専用の「マビノギ聖騎戦争」として発表されている。最大の注目ポイントは,PKが解禁されたこと。ゲーム性もシステムも大きく変わってくる,PK対応マビノギの概要を紹介しよう。


 TIANCHANG TECH社が開発と運営を行う,古代中国を舞台にしたMMORPG「大唐風雲」。一見よくある3DタイプのMMOのようにも見えるが,突拍子もない斬新なシステムが特徴だ。レベルが上がると天罰を受ける「天劫」システムとは一体何なのか。気になる人は今すぐチェックしてほしい。


 日本ではアンチウィルスソフトなどで知られるKingsoftのブースで,気になるMMORPGを発見。なんとこの「大話春秋」は,ゲームをプレイしながら中国の歴史や伝統,故事成語が学べるというのだ。それも,単純にゲーム内で歴史の問題を出すような,取ってつけたようなものではないという。では,いったいどのように,プレイヤーに知識を与えるのだろうか?


 すでにお知らせしたとおり,中国産MMORPG「完美世界」が,日本ではC&Cメディアからサービスされることになった。ここでは,ChinaJoy会場で行われた契約調印式の模様と,北京完美時空網絡技術有限公司代表である池宇峰氏,およびC&Cメディア社長近石健介氏へのインタビューをお届けしよう。


 セガはMMORPG「シェンムーオンライン」の新ムービーを,ChinaJoyで公開した。あの鈴木裕氏も登場し,会場は一時騒然。食い入るようにムービーを見つめるファンでごった返していた。本作のムービーは,過去にも公開されたことがあるが,今回のムービーはまったくの別物。別のゲームのムービーとも言えるほど変化していた。


 2006年7月28日の記事でお知らせしたとおり,ChinaJoy初日となる同日,セガはMMORPG「サクラ大戦MMO」(仮題)の制作を発表した。本作は,当初は中国でのみ展開されることになるようだ。また同社は,「サクラ大戦ファンサイト」「花組対戦コラムス」を中国市場で展開することも発表。広井王子氏も登場したのブースの模様を,直撮りムービーとともにお届けしよう。


 7月28日に,日本での「完美世界」のサービス展開が発表されたが,ChinaJoyでは,同作のデベロッパである完美時空の新作タイトルが展示されていた。その新作「武林外伝」は,中国で人気の同名テレビドラマをベースとするもので,ドラマと同様,コメディ仕立てになっているという。


 今回のChinaJoyにおいて,ブース展示および個別の記者会見を通し,第九城市は海外大物タイトル多数のパブリッシングを内外にアピールした。そのなかから,28日に記者会見が行われた「GuildWars」「SUN」の話題をお届けする。GuildWarsのほうでは,Chapter3「Nightfall」のムービーが披露されるなど,十分な見どころを含む会見だった。


 ChinaJoy初日の午前中,中国の大手パブリッシャである第九城市のブースでは,「暗黒之門 倫敦」こと「Hellgate: London」の中国サービスについて発表が行われた。ビル・ローパー氏も臨席のもとで行われた発表と記者会見の様子をお届けしよう。


 

 宝徳網絡が開発した日中戦争MMORPG「抗戦Online」プロモーションムービーをUpした。日本軍の行軍シーンから始まり,日本将校を狙撃する八路軍の狙撃兵や,味方の介抱をする女性看護兵に日本兵が背後から斬りかかるなど,いささかショッキングな内容だが,秀逸な演出を含み,ゲームのモチーフがよく分かる映像だ。


 東洋と西洋のモチーフが混在する,独特のグラフィックスセンスがウリのMMORPG「新天地玄門」の,スクリーンショット56点を掲載した。漫画的デフォルメの利いたキャラクターや,どこかで見たようなデザインの丸っこい建物の数々,戦闘時の派手なエフェクトなどが確認できる。


 KingsoftのMMORPG「水滸Q伝ONLINE」のプロモーションムービーを,4Gamerにアップした。本作は宗の時代を背景に,水滸伝のモチーフを取り入れたカジュアル系MMO。このムービーでは,2Dで描かれた可愛らしいキャラクターがてくてく歩く様子や,ターン制を採用した戦闘シーンなどが確認できる。


 MMORPG一色のChinaJoy会場で異彩を放っていたオンラインレースゲーム,「極速戦車」のプレイ&プロモーションムービーをアップした。プレイムービーでは,自分の車を守ってくれるシールドアイテムがどういうものか分かるだろう。一方プロモムービーでは,さまざまな角度からアクション溢れるレースシーンを味わえる。


 中国武侠の世界を再現したMMORPG「功夫online」のスクリーンショット23点を掲載した。3Dグラフィックスで再現された中国的な風景と,プレイヤーキャラクターが繰り出すさまざまな技,そしてゲームのインタフェースデザインが確認できる画面となっている。


 ChinaJoy会場で公開された,MMORPG「シェンムーオンライン」の新ムービーの高解像度版をアップした。基本的な内容はすでにアップ済みの直撮りしたムービーを同じだが,暗い場面での写り込みなどがなく,より細部まで確認できるようになっている。まだまだゲームの詳細は明らかにされていないので,この高解像度のムービーを見つつ色々と推測してみよう。


 ギャルゲーライクな美少女キャラクターのビジュアルを前面に押し出したMMORPG「飄流幻境ONLINE」。本作のプロモーションムービーを4Gamerにアップした。ターン制の戦闘シーンの模様や,ギャルゲーライクな登場キャラクター達のイラストが次々と紹介されるムービーとなっている。本作に興味を持った人は,さっそくチェックしてもらいたい。


 「墨香オンライン」の開発元として知られる,騰仁信息技術(Teng)。そのブースに展示されていた作品のムービーをまとめて入手したので,確認してみてほしい。可愛らしい絵柄の3D MMORPG,武闘モチーフのMMORPG,カジュアルFPSとパズル系ゲームの4本だ。


 中国最大のゲームショウChinaJoy 2006もつつがなく終了したということで,毎度お馴染みの各社コンパニオン+αの写真集を掲載しよう。今回は会場で見かけたコパニオンと,一部Miss ChinaJoy関連の写真をどどーんとまとめてみたのでお楽しみいただきたい。


 2005年のG★で,R-18指定のMMORPGとして紹介した「Shaiya -Light and Darkness-」のプロモーションムービーを4GamerサーバーにUpした。18禁ということで割り切っているのか,かなり赤い血の飛び散るムービーに仕上がっている。18歳以上の読者の皆さんはご覧いただきたい。


 レベルが上がると天罰を受ける「天劫」システムが個性的なMMORPG,「大唐風雲」の直撮りプレイムービーを,4Gamerにアップした。戦闘中にスキルを使う様子や,「山海経」由来の妖怪(乗り物)を踏みつけにしてスイスイ移動する様子が確認できるムービーとなっている。残念ながら天罰を受けるシーンは含まれてはいないが,本作に興味のある人は,ぜひムービーをチェックしてみてほしい。


 妖怪達の冒険をテーマにしたオンラインゲーム,「青燐」のプロモーションムービーを4GamerにUpした。 東洋的といっても,武侠モノとはまた違う独特の世界観を持った作品であり,このムービーからも,その雰囲気を感じることができるはずだ。


 先ほど紹介した,MOLI Group Limitedの海洋冒険MMORPG「海盗王online」の,プロモーションムービーをアップした。ムービーでは,巨大な敵の姿を確認できる。しかもこれ,ただ大きいだけでなく,風景やほかのキャラとマッチしており,一見の価値がある。冒険の様子もなんだか会話が聞こえてきそうな,楽しげな雰囲気だ。


 台湾の宇峻科技が開発し,中国では悠游網がサービス提供を行う,可愛らしい絵柄のMMORPG「天使之戀 ONLINE」の,ムービー3点をUpした。それぞれ,ゲームモチーフに即したイメージムービーと,現実のプレイシーンを用い,ゲーム内要素を説明するムービー,実際にプレイムービーとなっている。


 游戯蝸牛有限公司が制作しているロボットMMORPG「機甲世紀」。その公式プロモーションムービーのプレイムービー部分と,会場での直撮りプレイムービーの2種類を4GamerサーバーにUpした。機体の設定と戦闘部分の概要が確認できるだろう。


 日本では「征服2−風雲天下」「EUDEMONS ONLINE」の開発元として知られるTQ Digital Entertainment。同社の新作MMORPG「機戦ZERO」は,これまでのタイトルとは雰囲気がガラリと変わったSF物。機体の豊富なカスタマイズが売りの本作だが,戦場となるマップはやや寂しい印象。今後のアップデートに期待,か。


 内政を思い切って省略し,軍事のみに特化したオンライン対戦ストラテジー「三国策IV online」のプレイムービーを,4Gamerにアップした。移動の様子や,コマンドウィンドウ/画面デザインといったユーザーインタフェースの雰囲気がよく分かるムービーなので,本作に関心のある人は一度チェックしてみよう。


 先ほど紹介した,WeMadeのアクションアドベンチャーオンラインRPG(?)「青燐」のスクリーンショット56点を掲載した。WeMadeには珍しく外部開発で行われているこの作品の,最大の特徴は「東洋風」。中世ファンタジー一色のオンラインゲーム業界で,いかなる評価をなされるのか気になるところだ。変に質感のあるキャラクター達が織り成す独特のゲーム画面を,ぜひチェックしてみてほしい。


 美しいグラフィックスとターン制戦闘が特徴の中国産MMORPG,唯晶科技「FM Online」(中国名 幻想世界online)のムービー2種類をUpした。モノクロ主体の映像で設定世界を説明しつつ,巨大な悪魔のような敵と渡り合うプレイヤーキャラクターの姿が,イメージ映像およびプレイシーンとして鑑賞できる。


 WeMade Entertainmentが開発中の三国志アクションRPG「蒼天」の,ムービー2本をUpした。火薬や投石攻撃と組み合わせたトリッキーな待ち伏せ戦闘を描いたプロモーションムービーと,剣士タイプや軽業師風などさまざまなプレイヤーキャラクターが,NPC兵士を次々と蹴散らすシーンから成るプレイムービーの組み合わせだ。


 中国市場で人気の高い「ミルの伝説」シリーズのデベロッパ,Wemade Entertainmentの新作MMORPG2種のプレイムービーを,4GamerサーバーにUpした。2本のムービーを紹介するが,どちらも中国マーケットでは2007年にサービスされる期待の新作として扱われている。


 「マビノギ」の中国版として登場した「マビノギ聖騎戦争」プロモーションムービー3種を,4GamerサーバーにUpした。ChinaJoy会場で公開されていた3本のムービーで,中国版で更新された要素や,大規模PvPのイメージを見てみよう。


 完美時空のブースで上映されていた新作MMORPG「武林外伝」のムービーを入手したので,4GamerサーバーにUpしておこう。このムービーは,剣客,術士,医師,槍豪の4クラスのキャラクターの紹介を中心に,ゲームの要素がいくつか紹介されたものとなっている。


 トゥーン・シェーディングが特徴的なMMORPG「蜀山Online」の目標は,仙人になること。西洋ファンタジーとは一味違った魅力を持つ,中華風ファンタジーとでも言うべき本作を紹介する。一緒に紹介したデモムービーも合わせて見つつ,ゲームにおけるファンタジー世界の在りかたを再考してみても面白いかもしれない。


 セガブースに展示されていた七つのタイトルのうち,新作である「ペンゴオンライン」「Giant Robot Battle」,そしてオンラインの要素を持って再登場した「GetBass」プレイムービーをアップした。とくに新作の二つが持っているコミカルな動きは,なかなか言葉では伝わらないので,ぜひムービーでチェックしてもらいたい。


 C&Cメディアによる日本サービスが決定した中国産MMORPG「完美世界」の,最新版ムービーを4GamerサーバーにUpした。新種族として加わった「妖精」をはじめ,新しいコンテンツも紹介されている。約900MBとファイルサイズは巨大だが,今回はフルバージョンで紹介するので,ぜひご覧いただきたい。


 セガはMMORPG「シェンムーオンライン」の新ムービーを,ChinaJoyで公開した。あの鈴木裕氏も登場し,会場は一時騒然。食い入るようにムービーを見つめるファンでごった返していた。本作のムービーは,過去にも公開されたことがあるが,今回のムービーはまったくの別物。別のゲームのムービーとも言えるほど変化していた。


 2006年7月28日の記事でお知らせしたとおり,ChinaJoy初日となる同日,セガはMMORPG「サクラ大戦MMO」(仮題)の制作を発表した。本作は,当初は中国でのみ展開されることになるようだ。また同社は,「サクラ大戦ファンサイト」「花組対戦コラムス」を中国市場で展開することも発表。広井王子氏も登場したのブースの模様を,直撮りムービーとともにお届けしよう。


 中国のFERRYが開発/運営している「天機Online」のムービーを,4GamerにUpした,本作は,同社が独自に開発した3Dエンジンを使ったMMORPG。このムービーは,高低差のあるマップを,プレイヤーキャラが走ったり跳んだりといった,同社の3Dエンジンの紹介のようなムービーとなっている。


 Webzenが開発中の,三国志をテーマにしたMMORPG「一騎当千」。その新しいプロモーションムービーがChinaJoy 2006で公開されたのでUpした。720pで展開される新ムービーでは,クラス別の戦闘シーンや,三国志に登場する英雄達と共に進めていく歴史ミッション,PvPミッション,攻城戦について,実際のゲーム映像を踏まえて紹介されており,必見だ。


 

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https://www.4gamer.net/specials/chinajoy2006/chinajoy2006.shtml