プレイレポート
[プレイレポ]マリオパーティ最新作「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」は,みんなとはもちろんひとりでも楽しめる遊びが盛りだくさん
今度のマリオパーティの舞台は,美しい海にある巨大なリゾートアイランド。大小さまざまな島があり,各島はスゴロクやミニゲーム,Joy-Conを使った体感型のゲームといったさまざまな遊びの場となっている。プレイヤーキャラクターとして選べるのは22体と,こちらもシリーズ最大だ。
最初に選べるボードは上記の4つで,たくさんゲームをプレイすることでほかの3つが順次開放されていく。シリーズファンには懐かしい,初代「マリオパーティ」の「マリオのレインボーキャッスル」と「マリオパーティ2」の「ウエスタンランド」のリメイクボード,そして巨大なニセクッパによるデンジャラスなお邪魔が入る新規ボード「クッパのデンジャラス・ベース」でも,スター集めのスゴロクとミニゲームを楽しもう。
スター集めの心強い仲間となるのが,どこかのマスにときどき現れる「ジャンボリーフレンド」だ。プレイヤーの誰かがジャンボリーフレンドのいるマスに到着すると,全員参加のミニゲームがスタート。これに勝利したプレイヤーには3ターンの間ジャンボリーフレンドが仲間になり,キャラクター固有の能力でスター集めを手伝ってくれる。
さらに各マスの効果も2人ぶんに。つまりラッキーマスであればラッキーな出来事が起きるルーレットを2度できるようになり,ショップでのアイテム購入はもちろんスターも1ターンに2つゲットできるというわけで,ジャンボリーフレンドがいるときにスターのマスにいければ一気に優位になれる。
要注意なのが,良いことだけではなく悪いことも2人ぶんになること。コインやスターを取られるニセクッパのマスに止まってしまわないよう気をつけよう。
ミニゲームはシリーズ最多となる112種類。スーパーマリオらしいジャンプを駆使したアクションや,瞬時の判断力も求められるクイズにまちがい探し,Joy-Conを振ったり傾けたりして遊ぶNintendo Switchならでは体感ミニゲームなど,数はもちろん遊びかたも盛りだくさんだ。個人戦,1対3や2対2のチーム戦,協力プレイなど,そのときの気分や一緒に遊ぶ人に合わせてゲームを選べる。
ゲームを遊んでいるうちに開放されるミニゲームもあるので,いろいろなモードを進めてみよう。
CPU相手にスゴロクを遊び,ミニゲーム集のような感覚でゲームを楽しむというシングルプレイヤーにうれしいのが,新要素「パーティ おてつだいのたび」。マリオパーティの設営を手伝うためにいろいろなボードを巡り,頼まれたお手伝い(ミニゲーム)をクリアしていくという1人用のモードだ。
サイコロを振らずに移動できるので,ミニゲームを遊べるだけではなくボードを“見学”できるところも楽しい。いつもは敵として出てくるクリボーやノコノコが,キノピオたちと一緒にパーティの準備をしているところがほほえましく,マリオパーティらしい雰囲気を味わえるのも本モードの魅力となっている。
打って変わってクッパバスターズは,8人のプレイヤーで巨大なニセクッパと戦うという協力モード。ニセクッパやその手下が歩き回るステージで仲間とともに大砲のボムを集め,5ラウンド以内にニセクッパを大砲で撃って倒すというのが基本のルールだ。ラウンドの間には協力型のミニゲームが入り,その結果によって次のターンにのみ使えるボム集めに有利なアイテムを入手できる。
チームとしてのベストスコアだけではなく,ボムを集めた数やニセクッパを引きつけた回数といった個別の働きぶりもリザルトとして表示されるのが面白い。操作やほかのプレイヤーへの声かけはシンプルなので,初めましての人とも気軽に楽しめそうだ。
Switch向けのゲームとしては3作目になるマリオパーティの新作「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」は,Joy-Conを使ったSwitchならではの遊びの充実ぶりはもちろん,これまで以上にいろいろなプレイスタイルでミニゲームや対戦,協力プレイが楽しめるゲームになっている。
近くの人とも遠くの人とも。みんなとでも1人でも。プレイヤーそれぞれの楽しみかたが見つけられるはずだ。
「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」公式サイト
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スーパー マリオパーティ ジャンボリー
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