連載
ゲーたん!〜見て覚えるゲームの英単語帳〜
見て覚えるゲームの英単語帳――略して「ゲーたん!」は,ゲームによく出てくる英単語をイラスト付きで紹介する連載だよ! 毎日チェックすれば自動翻訳に頼らずとも,英語で書かれたスキル説明やクエストの内容が理解できるようになる……かも!? 更新は毎週月曜日〜金曜日の毎朝7:30だよ!
放棄する,断念する。受注したクエストを放棄する際のシステムメッセージで使われているよ。クエストを断るときに使う単語という点ではdecline(断る)と似ているけど,使われるタイミングがちょっと違うの。イメージ的には「受注前のお断り」がdecline,「受注後のやっぱやーめた」がabandonって具合に覚えるといいかも。
[例文] Main quests cannot be abandoned.(メインクエストは放棄できませんよ)
吸収する。夢中になる,負担するという意味も持つ単語だけど,ゲームでは“吸収する”って意味のほうが目にする機会が多いよ。HPを吸収するabsorb healthとか,スタミナを奪うabsorb staminaがいい例かも!
[例文] This magic handkerchief can absorb a bucketful of water.(この魔法のハンカチはバケツ一杯分の水を吸収できるんだよ。)
了承する,受け入れる。クエストを受注するかどうかを尋ねるシステムメッセージで使われる単語だね。依頼を引き受けるならaccept,断るならdeclineって覚えておけば,どのゲームでも大体どうにかなるよ!
[例文] Accepted a quest from the innkeeper in town.(街にある宿屋の主人からクエストを引き受けた)
正確さ,精度。弾丸やスキルが狙った通りの場所に着弾するかどうかの命中精度を表すパラメータとして使われているよ。略語だと“acc”と表記されているかな。いわゆる命中力を表しているのだけど,どのゲームでもaccuracy=命中力ってわけでもなくて,器用さって意味を持つdexterityが使われている場合もあるんだ。
[例文] 99% accuracy rate. That means it misses.(命中率99%。つまり外れるってことね。)
どんぐり。秋といえば,堅い皮の種子と小さな帽子(殻斗)を被った姿が特徴的な“どんぐり”の季節よね。ゲームのジャンルによっては出会うことのない単語なのだけど,農場経営とかクラフトサバイバルものだとよく目にする単語なのよ。
[例文] This war started with the sound of an acorn falling.(どんぐりが落ちた音をきっかけに、この戦争は始まったのよ。)
追加。スキルの効果で追加ダメージが発生する言い回しでよく使われる単語ね。例えばスキルの効果に「additional 1635 poison damage over 5 seconds.」と書かれていたら,さらに5秒間で1635の毒ダメージを追加で与えるってことになるよ。
[例文] Please give me the sword and shield displayed there. And an additional sweet roll.(あそこに飾られている剣と盾をください。あと追加でスイートロールも。)
敏捷性。体全体の動きや,スピード感を強調する単語で,ゲームではすばやさを表すパラメータとして使われているよ。作品によっては略語の“agi”で表記されている場合も。そうそう,すばやさを表すパラメータにはこれまたなぜかdexterityが採用されているケースもあるから,頭の片隅に置いておこうね。そもそもdexterityに,器用さ,機敏さっていう2つの意味があるからややこしい……って話は,dexterityの項目でする予定だよ!
[例文] It doesn't matter if you don't get hit. In other words, you should increase your agility.(当たらなければどうということはない。つまり敏捷性を上げておけってこと。)
同意,賛成。相手の意見に同意したり,要求に応じるときに使われる単語だよ。最近目にした良い例だと「システム向上のためバグレポートの送信に同意しますか?」っていうシステムメッセージの選択肢で,agree(同意する)が使われていたわね。
[例文] You have to read the terms of use when you agree to them. Otherwise, you will be turned into a human centipede pad.(利用規約に同意するときはちゃんと内容を読まないとダメだよ。じゃないとムカデ人間パッドにされちゃうから。)
錬金術。それを生業とする人はalchemist(錬金術師)と呼ばれるよ。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」を読んだことがある人なら,単語の意味はバッチリかしら?
[例文] I haven't learnt any cooking skills, so I had no choice but to make it with alchemy. It looks bad, but you should try it.(料理スキルを覚えてないから、しかたなく錬金術で作ったの。見た目はあれだけど、まあ食べてみてよ。)
許可する。システムメッセージで何らかの許可を求められたときに見かけやすい単語だね。データを収集してもOK? とか,そんな感じのメッセージを見かけたら,中身をちゃんと確認してからallowのボタンをポチッとするのよ!
[例文] If you want to accept this quest, you'll need to get allow from the guild master.(このクエストを受けたいなら、ギルドマスターの許可をもらってきて。)
味方。同盟国や支援者という意味もある単語だけど,ゲームではパーティメンバーや味方のNPCを指すときに使われるよ。最近見かけたいい例だと「When you revive an ally during combat, gain +30% damage.」(戦闘中に味方を復活させるとダメージが30%増加する)って感じで,スキル発動の条件にも使われていたわ。
[例文] I am an ally of the stronger side.(私は強い方の味方よ。)
奇襲,待ち伏せ。相手の不意を突くスキルの名称や,奇襲攻撃を仕掛けるクエストに使われる単語といえば,このambush。相手に気取られないように,hidden(隠密)やcamouflage(偽装)を駆使して成功させよう!
[例文] The goblin troop should use this road. Let's hide in these bushes and ambush them.(ゴブリン部隊はこの道を使うはず。この茂みに隠れて待ち伏せしよう。)
増幅。もとの状態よりも強くしたり,大きくしたりと,何らかの効果が増幅されるときに使われるよ。音や信号,電力を強めるときに使われることが多いのだけど,amplify damageとかamplification of ideasみたいに,ダメージやイメージに対しても使われるわ。
[例文] My appetite is amplified by the flavors of autumn.(秋の味覚によって私の食欲は増幅されていく。)
容姿,外観。プレイヤーキャラクターの見た目や装いを指す単語といえばappearanceだね。キャラクターそのものの見た目を指すほか,装備の外観,いわゆる見た目装備の意味合いで使われることもあるよ。
[例文] I'll take appearance over performance any day of the week.(私は性能よりも見た目を重視するわ。)
暗殺する。クエスト名や内容説明に人名とセットでこの単語が書かれていたら,それは暗殺に関わるミッションだよ。暗殺する側なのか,阻止する側なのかはクエストの内容から判断するしかないのだけど,prevent(防ぐ),thwart(妨害),stop(妨げる)あたりの単語が書かれていた場合は,暗殺を阻止するミッションと考えていいかも!
[例文] I'll take care of the assassinate! I'll charge in from the front and finish you off in an instant!(暗殺なら任せて! 正面から突撃して一瞬で終わらせてあげるから!)
人や物の周囲に漂う独特の気。目に見えない雰囲気や影響を表す単語で,ゲームではスキルで付与されるエフェクトのことを指すよ。オーラにダメージ判定があるもの,オーラが発生している間だけバフを得られるものなどその効果はさまざま。例えば,「While aura of decay is active you take 50% less poison damage.」なら衰退のオーラが有効な間は毒によるダメージが50%減少するっていう効果になるよ。
[例文] Do you smell alcohol when you're around me? That's the kind of aura.(私の近くにいると酒臭い? そういうオーラよ。)
斧。工具や農具,武器として大活躍するaxe(axとも)は,両手で扱う大きな斧のことだよ。これが片手で扱える小ぶりなサイズになるとhand axe,小ぶりかつ刃の反対側が金槌状になっているとhatchet,って具合に呼び方が変わるんだって。
[例文] Is it a golden axe you dropped? Is it a silver axe? Or is it a dragon axe with an enhancement value of +99?(あなたが落としたのは、金の斧ですか?銀の斧ですか?それとも強化値+99の竜の斧ですか?)
手荷物。旅行用の荷物,かばん類,軍隊の携行品などを指す単語だよ。空港で荷物を搬出してくれる係の人はbaggage handlerと呼ばれるんですって。手荷物を指す以外に,“精神的な重荷”の比喩表現にも使われることがあるわ。
[例文] I just dropped off a Legendary item, but I can't pick it up because my baggage is full.(せっかくレジェンダリーアイテムが落ちたのに,手荷物がいっぱいで拾えないわ。)
餌。釣りや狩猟に使う餌はbaitというよ。餌そのものを指す以外にも相手をだまして“誘い込む”ニュアンスもあって,そういった戦法は“ベイト”と呼ばれているんだ。
[例文] Your smile is the best bait to catch my heart.(君の笑顔は僕の心を釣る最高の餌さ。)
拘束する。動きを封じる呪文や,拘束状態にある状態異常に使われる単語でおなじみ。結びつける,関連付けるという意味もあって,ゲーム内のアクションを任意のキーに割り当てる“キーバインド(key bind)”にも,この単語が使われているよ。
[例文] Bind that thief with a rope. We will leave the final judgment to the lord.(その盗っ人を縄で縛っておいて。あとの判断は領主様に任せるわ。)
かむ。人や動物,虫などがかみつく(刺す)動作を表す単語といえばこれだね。ゲームでもかみつきや刺突系スキルの説明に使われることがあるから,付加効果として採用されやすいbleed(出血)とセットで覚えてみてね。
[例文] I did manage to catch the last flight out. Those scratches? I got a little zombie bite earlier.(なんとか最後の便に間に合ったわね。この傷? さっきゾンビに少し噛まれちゃったの。)
破壊する。何かを壊すときや,装備が破損状態になったときに見かける単語だね。破壊といえばdestroyも同じ意味の単語ではあるんだけど,完全に破壊してしまうdestroyに対して,breakは修復でなんとかなる程度の壊れ具合,ってイメージだよ。
この単語には,ほかにも“中断する”っていうニュアンスがあって,“休憩”という意味でも使われるんだ。ほら,break timeってよく言うでしょ?
[例文] I bought this gun at a subway stall and it breaks before I can shoot one magazine.....(地下鉄の出店で買ったこの銃,ワンマガジン撃ちきる前に壊れちゃうんだけど……。)
飼育する,交配する。ブリーディングという言葉を聞けばなんとなく想像できると思うけど,生物を飼育したり,卵をかえしたり,繁殖させたりする一連の行動を表す単語だね。そのほかにも作法を教えこむってニュアンスでも使われるらしいわ。
[例文] To breed a monster, you will need a breeding farm.(モンスターを交配させるには,繁殖用の施設が必要だよ)
出血する,重傷を負う。攻撃によって付与される状態異常“出血”を表す単語として使われることが多いよ。出血は継続ダメージ系の状態異常であることが多いから,持続時間や効果時間中にどれだけのダメージを与えられるかを読み取れるように,deal(与える),duration(持続時間),seconds(秒)をあわせて覚えておくといいよ。
[例文] Slash enemies in front of you, causing them to bleed for 200 bleed damage over 5 seconds. (前方の敵を斬りつけて5秒間にわたり200の出血ダメージを与える)
明るい,輝いている。光を放つ,輝くさまを表す単語で,ゲームではbright swordのように武器名に使われることもあるわ。もっと身近なところだと,ゲームオプションの項目にある“brightness(明るさ)”もいい例かしら?
[例文] When attacking a dark stage, turn off the bright lights in the room to make it easier to see.(暗いステージを攻略するときは,部屋の明かりを消すと見やすくなるわよ。)
埋める。何かを埋めるという意味の単語で,死者に対して使われる場合は埋葬するってニュアンスになるよ。クエストの説明にburied treasureと書かれていたら,どこかに埋められた財宝(埋蔵金とも)を掘り出す依頼かもね!
[例文] Diet? What are you talking about? The scale? I buried it in the yard.(ダイエット? 何の話? 体重計? 庭に埋めたわ。)
茂み。「League of Legends」で身を潜めるスポットといえばこのbush。茂みで相手を待ち伏せするambushとセットで覚えておきたい単語だよ。藪のようにモサモサした草のほか低木もbushと表記されるから,「マインクラフト」に登場する枯れ木はdead bush,スイートベリーの木はsweet berry bushと呼ばれているよ。
[例文] I wonder what's wrong with that guy, scurrying around in the bushes with a ball in his hand.....(あの人,ボールを片手に茂みの中をウロウロして、どうしたのかしら……)
報奨金。お尋ね者の懸賞金を指す単語として見る機会があるかも。賞金首はwanted,その報奨金はbounty,賞金稼ぎはbounty hunterって感じで,セットで覚えておくといいんじゃないかしら。
[例文] A bounty hunter who is actually a wanted criminal himself. I really like that kind of character.(賞金稼ぎでいて自身も賞金首。そういうキャラが大好物なの。)
枝。それほど頻繁ではないものの,枝はクラフト素材として登場するアイテムの1つ。枝そのものを指すこともあれば,支店という意味でも使われることがあるよ。branchといえば地中を枝状に掘り進めるbranch miningも有名よね!
[例文] Survival games start and end with branch collecting.(サバイバルゲームってのは枝集めに始まり、枝集めに終わるのさ。)
放つ。本来の意味は放つ(投げる)なのだけど,ゲームでは「発動する」「詠唱する」と訳すほうがシックリとくる単語だね。スキルを発動するまでにかかる時間はcast time,再使用可能になるまでの時間はrecast time(cool downの場合も)と呼ばれているんだ。それと,スキルやクエストの説明には関係しないけど,作品の出演者を表す“キャスト”もこの単語で表記されるよ。
[例文] If I do not avoid this attack, I will surely die. Yet I will not stop casting. That's the wizard's way.(この攻撃を避けないと,私は確実に死ぬ。それでも私は詠唱をやめない。それが魔法使いのさがってやつよ。)
洞窟,洞穴。ゲーム内のスポットやダンジョン名に使われやすい単語だよ。洞窟という意味を持つ単語はcavern,grotto,den,burrowなどもあって,洞窟の形状やサイズ感によって採用される単語が違っているんだ。
[例文] Find the cave near the village.(村の周辺にある洞窟を見つけ出せ)
交信する,経路。ゲームでは“エネルギーを特定の方向に向けて導く”というニュアンスで使われていて,スキル発動中に使用者からターゲットに向かってビーム状のエフェクトが出るものや,一定時間の詠唱が必要なもの,詠唱しながら使用する魔法なんかはchanneling skillと呼ばれるよ。まぁ,このあたりの細かい仕様はゲームによりけりなんだけどね。
[例文] Can't move around while using channeling skills. I wish you would have told me those things first....(チャネリングスキルの使用中は移動できない。そういうのは先に教えてほしかったわ……。)
木炭。木材を燃やして生成するcharcoalは,サバイバルゲーム定番アイテムの1つ。たき火の副産物として木炭が生成されるケースが多いけど,ゲームによってはcharcoal kiln(炭焼き窯)のような専用の生成設備が用意されている場合もあるわ。燃料として活躍するほか,gunpowder(火薬)やtorch(たいまつ)の材料に用いられることも。
[例文] Charcoal accumulates in large quantities when you notice it.(木炭って気づくと大量にたまってるよね。)
追いかける。ポイントはただ追うだけじゃなくて,捕まえようと後を追いかけるイメージってこと。「Dead by Daylight」のキラーとサバイバーのchaseとか,犯罪者が警官に追われるcar chaseみたいに,緊迫感のある追跡劇にピッタリな単語ってわけね。
[例文] When you're being chased by a killer, look for a board or a window.(殺人鬼に追われているときは,板か窓を探すのよ。)
文明。ancient civilization(古代文明)とかlost civilization(失われた文明)あたりは,ゲームでも使われやすいフレーズだね。civilizationって聞くと,単語の意味より先にターン制ストラテジー「Sid Meier’s Civilization」が思い浮かんじゃう……っていうのは,ゲーマーの性なのかしら?
[例文] If civilization has developed so far in 2024 AD, it will be even more impressive in 40000 AD.(西暦2024年でここまで文明が発展してるなら、西暦40000年にはもっと凄いことになってるんだろうなあ。)
主張する,請求する。不満や怒りをぶつけるネガティブな言葉ってイメージがあるけど,英語本来のclaimは何かを主張するときに使われるものであって,決してマイナスな意味だけを持つ単語じゃないんだ。実際にあった例だと,ゲーム内の実績達成報酬を受け取るボタンに“claim”が使われていたわね。
[例文] Do you have a problem with my claim? Good, then it's war.(私の主張に文句があるの?よろしい、ならば戦争よ。)
浄化。メイクを落とすcleansing oilでおなじみのcleanseは,なにかをキレイにする動作を表す単語だよ。清める対象は,メイクや汚れだけじゃなくて,ウイルス,毒,罪,不正なんかも含まれるわ。例えば,poison cleansing totemっていうアイテムがあったとしたら,それは毒浄化のトーテムってことになるわね。
[例文] Only sweet cakes and cafe au lait can cleanse my soul.(甘いケーキとカフェオレだけが,私の心を清めてくれる。)
よじ登る。岩壁をよじ登るロッククライミングでおなじみの単語だわね。
ちなみに,climbは“手足を使って悪路をよじ登るさま”を表す単語であって,この言葉自体には上下左右の方向性は含まれないの。だから方向を示したいときは,climb up(上に登る),climb down(下りる)って感じで使われるわけ。そうそう,物価が上昇するさまはprices are climbingと表現されるらしいわよ。
[例文] I have to climb this ladder before the next patch!(次のパッチまでにこのハシゴを昇りきらないと!)
覆い隠す。体を覆い隠すものを表す単語で,マントやケープといった装備品の名称に使われることが多いよ。体がすっぽりと覆い隠されるさまから,使用者を視認しにくくする隠蔽スキルや機能の名前などにも使われているね。
[例文] Cover yourself with this cloak and you'll be invisible.(このマントで体を覆えば透明になれるよ。)
石炭。coalといえば,サバイバルゲームでなにかとお世話になる燃料資源の1つ。木材を原料としたcharcoal(木炭)とは異なり,coal mine(炭鉱)やフィールド上のmineral deposits(鉱床)から採掘するのよね。
そういえば「canary in a coal mine」という言い回しがあるのだけど,カナリアが炭鉱で危険を知らせる役割を担っていた背景から,「まだ起きていない危険を知らせる,よくないことの前触れ」の比喩表現になったらしいわ。
[例文] When you find coal, you feel like the tutorial is finally over.(石炭を見つけると,やっとチュートリアルも一区切りって感じるよね。)
戦闘。剣を交える直接的な戦闘を表すほか,病,飢饉,悪化した経営など最悪の状況に抗うさまを表すときにも使われるよ。JRPGだとバトル(battle)のほうが馴染み深いけど,海外のタイトルだとcombatと表記されるケースがわりと多いかも。どちらを使っても問題はないけど,battleは規模の大小を問わず勢力間の争いを表すとき,combatは小規模かつ戦略的な戦いのときに採用するイメージで覚えておくといいよ。
[例文] There may be some tough combat ahead. so get in the habit of pressing F5 when you feel like it.(この先,厳しい戦いが待っているかもしれない……そう感じたらF5を押す癖をつけよう。)
組み合わせる。複数のアイテムを組み合わせるコマンドとして使われることがあるよ。分かりやすい例は英語版「バイオハザード」。インベントリのアイテムを“組み合わせる”コマンドは,“combine”と表記されていたこともあったんだ(作品によってはcraftの場合も)。あと,サンドボックス型のサバイバルゲームでもよく見かけるね。
そこまで分かりやすくない例だと,農機具のコンバイン。刈取機と脱穀機の機能を併せ持つコンバインは,2つの機能を“組み合わせた”画期的な農機具ってことで,combineがその由来になったんだって。コンバインってすごいのね。
[例文] Combining a herb with a Chem Fluid creates a first-aid medicine.(ハーブと薬液を組み合わせると回復薬ができるよ)
比較する。装備品の性能を見比べるコマンドとして使われるよ。新しく手に入った装備品が装備中のものより性能がいいかどうか見極めるときは,compareもしくはcompare itemsのコマンドで比較してみよう。
[例文] You can compare the performance of equipment within the inventory.(インベントリで装備品の性能を比較できるよ)
禁制品。輸出入や所有を禁じられた品物を指す単語で,密輸品と訳す場合もあるよ。惑星やステーションによってルールは違うけど,ドラッグや盗品,武器など,持ち込んだらヤバそうなものは,見つかる前に売りさばいちゃうことね!
[例文] If they are about to find out that you are bringing in contraband, you can just reload and that's the solution.(禁制品の持ち込みがバレそうになったら,ロードし直せば解決ね。)
銅。混じりっけなしの銅は,copperと呼ばれるよ。銅製の装備はbronze sword,bronze armorと表記されることが多いから,“bronze”のほうがイメージ的に強い人もいるかもしれないわね。ちなみに,bronzeは銅に錫を混ぜた合金,つまり青銅のことで,鉱床から産出された銅に対しては使わないよ。ピュアな銅はcopper,強度を増すために加工された青銅はbronzeって具合に覚えてね!
[例文] In survival games, it's a tutorial right up to making copper equipment.(サバイバルゲームでは,銅装備を作るまでがチュートリアルよ。)
犯罪。エンタメ作品のジャンルにcrime suspenseって言葉があるし,この単語の意味はなんとなく知っているという人もいるんじゃないかしら? ちなみに,ゲームによっては誘拐(kidnap)やハイジャック(hijack),銀行強盗(bank heist)といった犯罪系のミッションはcrime missionと表記されることがあるよ。やることをやったら,警察に捕まらないようcrime scene(犯罪現場)からさっさと立ち去ることね!
[例文] What crime did I commit that got me thrown in here? I was pressing the button too fast and accidentally put it in my inventory.(どんな罪でここにぶち込まれたかって? ボタン連打してたら間違えてインベントリに入れてしまっただけよ。)
しゃがむ。机の下に隠れるときや,しゃがみ移動時に使うアクションといえばcrouch。「陸上競技のスタート姿勢にクラウチっていうのがあったな……」って思った人は,するどい! 「クラウチングスタート」は,まさに英語で「crouch start」と表記されるよ。
[例文] Crouching will make less noise too.(しゃがむとノイズが小さくなる)
夜明け,兆し。“だうん”って読んでた? そうねスペルがdownと似てるから,そう読みたくなるわよね。「Grim dawn(ぐりむどーん)」を“ぐりむだうん”って読んでても仕方がないかもしれないわ。
さてさてdawnことだけど,主に辺りが明るくなって夜明けを思わせるようなシーンに使われる単語だよ。夜明けそのものを指す以外にも,物事の始まりやその兆し,幕開けというニュアンスもあるんだ。
[例文] Let's stay in the clay block until dawn.(夜が明けるまで土ブロックの中にいよう。)
与える。取引って意味がメジャーだけど,この単語がスキルや魔法の効果説明に書かれていたら,それは(ダメージを)与えるという意味で使われているよ。dealの意味が分かれば,Damage Dealer=ダメージを与える人,つまり火力担当ってことを読み解けるようになるわね!
[例文] Deals 5000 damage to the opponent. If this attack is critical, it inflicts bleeding.(相手に5000ダメージを与える。この攻撃がクリティカルヒットした場合、出血を付与する。)
断る,辞退する。acceptと同様に,クエストの受注やパーティへの招待を承諾するかどうかを問うシステムメッセージで使われる単語だよ。断るといえばabandonと似たような単語だけど,declineはそもそも依頼を受けるかどうかの返答に使われるものなんだ。受けたくない依頼や招待はdeclineを選択しちゃおう。
[例文] I declined the invitation from friend because I was busy.(忙しかったからフレンドからの招待を断っちゃった)
おとり。敵の注意をひく“おとり”はdecoyと呼ばれるよ。おとりになった人や仕掛けを指す以外に,おびき出すというニュアンスで使われることもあるんだ。挑発するって意味を持つtauntとセットで覚えておこう。
[例文] I'll take the decoy and you can run away while you're at it. ...... Huh? Where did everyone go?(私がおとりになるから、その隙に逃げて……って、あれ?みんなどこにいったの?)
減少。increaseの対義語で,分量やステータスが元々の値よりも減少するときに使われる単語だよ。decreased accuracy 5%なら命中率が5%減少って具合で,decreasedやdecreasesの形で使われることが多いかも。同じ意味を持つreductionって単語があるのだけど,こっちは“damage reduction(ダメージ軽減)”って言い回しに使われているわ。
[例文] Run speed decreases by 10% while in this area.(このエリアにいる間,移動速度が10%減少する)
倒す,〜に勝つ。○○の△△を倒せといった,討伐系のクエストで見かけるのがこのdefeat。英語圏のプレイヤーがまとめた攻略情報を探すときは「how to defeat (敵の名前)」で検索すると,特定の敵の討伐方法を調べやすいよ。
[例文] You must defeat opponents by at least five points to earn all rewards.(すべての報酬を得るには最低でも5点差で対戦相手に勝たなければならない)
拒否。要求を拒んだり,相手を否定するときに使われる単語だよ。agree(同意する)と同様に,「システム向上のためバグレポートの送信に同意しますか?」っていう,お決まりのシステムメッセージの回答に使われていたわ。
[例文] You have no right to deny.(あなたに拒否する権利はありません。)
破壊する,滅ぼす。ものを破壊したり,敵を殲滅したりといったシチュエーションで見かける単語だよ。完全に破壊する(消滅させる)ニュアンスだから,一般的には取り返しのつかない行動に対して使われるんだ。search and destroyとかdestruction spellなんかは,ゲームでも見かけやすいフレーズじゃないかしら。
[例文] My fist contains enough power to destroy the statue of the goddess.(私の拳には女神像を破壊するだけの力が秘められているの。)
探偵。detect(突き止める)から派生した単語で,隠されたものを明らかにする人――つまり探偵や刑事を指すよ。detectiveといえば,「Detective Conan」と「Detective Pikachu」が有名よね!
[例文] It's weird....this is supposed to be a detective game, but all we're doing is gunfights....(変ね……これ,探偵ゲームのはずなの銃撃戦しかしてないわ……。)
爆発する。大きな音をたてながら爆発するさまを表す単語で,爆発物に点火するシチュエーションなんかに使われているよ。爆弾で攻撃するスキルはもちろん,死体爆破スキルの効果説明でも頻出するから,when detonated(爆発時),detonate an additional corpse(死体をさらに爆発させる)あたりのフレーズも覚えておくといいかも。
[例文] When necromancers are in your party, stay away from the corpses. Otherwise, you'll be caught in the detonation.(ネクロマンサーがパーティにいるときは死体に近づかないように。さもないと爆発に巻き込まれるわよ。)
破棄。インベントリ内の不要なアイテムを捨てるコマンドとして使われる単語だね。combine(craft),examine,discardの意味を覚えておけば,「バイオハザード」を英語で遊んでもインベントリの管理だけはバッチリできるはずだよ。
[例文] Items discarded from the inventory are lost permanently.(インベントリから破棄したアイテムは永久に失われる)
発見する。discover hidden areas(隠されたエリアを見つけよう)みたいに,何かを見つけることを目的としたミッションの文言に使われやすいよ。
意味としてはfind(見つける)が近いのだけど,discoverの場合は偶然の発見っていうニュアンスもあって,前者は意図的に探していたものを見つける,後者は探索してたら偶然見つけちゃったってイメージね。タスクっぽい発見がfind,驚きや喜びといったワクワク感のある発見はdiscoverって覚えておくといいかも!
[例文] I was exploring the forest and discovered the legendary sword you get at the end of the game.(森を探索してたら終盤で手に入れる伝説の剣を見つけちゃったわ。)
かわす。なんらかの攻撃をすばやく避ける動作を表す単語だよ。戦闘中dodgeが表示されたら回避が成功したってことになるね。そもそもの回避力を指すevasionとセットで出てくることが多いから,「evasion(回避力)が育つとdodge(身かわし)の確率が高くなる」って具合で覚えておくといいよ。
[例文] Increases dodge invulnerability windows by 5%.(回避による無敵時間を5%増加)
完了した。過去分詞であるdoneは,本来ならdoとして紹介するところなのだけど,doneの形で見かけることも多いしな〜……ってことで取り上げてみたわ。何かしらのミッションを終えたとき,カスタマイズが終わったときの“完了ボタン”とかに使われることがあるわね。この単語に遭遇したら,終わったやでって気持ちを込めてdoneしちゃって!
ここだけの話なのだけど,編集長のkazuhisaは頼まれごとが終わると「done!」って叫ぶのよ。doneの意味を知らなかった頃は,効果音の類いだと勘違いしてて陽気な編集長だなぁって思ってたわ。
[例文] Done! Done! Done! Everything's complete! Huh? It's not finished yet?(完了! 完了! 完了! 全部終わったわ! え? まだ終わってない?)
器用さ,機敏さ,巧妙さ。ゲームではパラメータの命中,回避,すばやさに使われる単語で,作品によっては略語の“dex”と表記されているよ。
命中ならaccuracy,回避ならevasion,すばやさならagilityなのだけど,dexterityは「体を器用に動かすさまなら大体OK」なスタンスだから,命中,回避,すばやさのいずれにも当てはまってしまうの。万能で使い勝手がいい反面,どの意味で使われているかを判別しにくい単語かも。
[例文] That barbarian has a very high dexterity...(あのバーバリアン,やたら器用さが高いな……。)
汚れ。泥やほこり,排泄物といった汚れ全般を指す単語で,この汚れにまみれた状態は形容詞のdirtyと表現されるよ。何かが物理的に汚れているとき以外にも,dirty trick(汚い手口)のように人の行動や思想に対しても使われるんだ。山でdirtまみれのdirty mushroomを収穫したら水道でcleanしちゃってね!
[例文] I'll get the rare drop even if I have to use dirty tricks.(汚い手を使ってでもレアドロップは私がいただくわ。)
それぞれの。2つ以上の人や物を1つ1つ個別に示したいときに使われるよ。スキルの効果説明に「each ○○」があったら,後ろにある単語がなんなのかを気にしつつ訳してみるといいわ。そうね例えば……each second(毎秒),each enemy(各敵),each hit(各ヒット)って具合かしら!
[例文] Increases your critical damage by 5% for each companion ability slotted.(コンパニオンアビリティ1つにつきクリティカルダメージが5%増加するよ。)
抱擁。愛情を持って抱きしめるという意味の単語で,ゲームではGoddess’s embrace(女神の抱擁),Angel's embrace(天使の抱擁)といった具合で装備名に使われることが多いよ。大いなる存在に守られているような装備名だけど,embrace装備をごちゃ混ぜに着たら,イラストみたいに暑苦しいことになりそうよね……。
[例文] Embrace the darkness and rot in it.(闇に抱かれて朽ち果てなさい。)
動きを阻害する。所持可能な重量を超え負荷がかかっている状態,いわゆる“重量オーバー“を表す単語で,encumberedの形で使われているよ。encumberedになると,reduced mobility(運動能力の低下), noisiness(物音を立てやすくなる)といったマイナス効果が発生するのが定番だから,インベントリの管理は計画的にね!
[例文] If the weight of what you are carrying becomes more than about 90% of your total weight, you will become encumbered.(所持重量が総重量の90%を超えると動きを阻害されちゃうよ。)
環境。この単語だけだとなんのことか分かりにくいけど,environmental kill(環境キル)ってフレーズは見たことがあるんじゃないかな? 冒険の舞台や背景を言及するときや,ステージ内の干渉可能なギミックを指すときにも使われているよ。
[例文] When I move in, I'll have to set up my game room environment first.(引っ越したらまず,ゲーム部屋の環境から整えないと。)
空っぽ。状態を表す単語で,インベントリにアイテムがないときや,水筒の水がなくなったとき,残弾がゼロになったときなんかに見かけるかな。反対に,中身がいっぱいな状態はfullと表示されるよ。
[例文] Your inventory is empty.(あなたのインベントリは空っぽです)
装備する。武器や防具を身につけるコマンドとしておなじみの単語。装備中の武器や防具に“E”のマークが表示されるのは,equipの頭文字をとって生まれたものなんじゃないかしら? そうそう,装備品という意味を持つequipmentとgearも合わせて覚えておくといいよ。
[例文] You cannot equip gear higher than your level. (装備品のレベルが自分のレベルを上回っていると装備できない)
護衛する。付き添い,案内といった意味でも使われるけど,ゲームでは対象者を保護しながら目的地まで送り届けるシチュエーションで使われやすい単語かな。重要人物の護衛や,目的地への同行を目的としたescort missionでおなじみよね。
[例文] Hey, I didn't hear anything about friendly fire settings on the escort target!(ちょっと,護衛対象にフレンドリーファイアの設定があるなんて聞いてないわよ!)
回避。ステータスの回避力を表す単語として使われていて,ゲームによっては略語の“eva”で表記されることも。回避行動そのものを指す単語,dodge(かわす)とセットで見かけるケースが多いかな。
この単語には義務的なことから逃れるという意味もあって,例えば「Turnip Boy Commits Tax Evasion」というゲームであれば,Tax(税)からEvasion(逃れる),つまり脱税が題材ってことをタイトルから読み取れちゃうのですよ。
[例文] Elixir of Death Evasion(死逃れのエリクサー)※「ディアブロ IV」登場アイテム
観察する。対象を細部までジックリ見ると動作を表す単語で,ゲームでは拾得したアイテムを観察するコマンドとして使われるよ。尋問,診察するという意味もあるから,法廷や病院が舞台のゲームをプレイする人は,こっちの意味も合わせて覚えておきたいね。
[例文] Examine the evidence and look for contradictions with the testimony.(証拠品を観察し,証言との矛盾を探そう)
処刑する。敵の息の根を止めるコマンドといえばexecute! executionの形で使われていることもあるわ。今回は物騒な意味をメインに紹介したけど,execute(execution)には計画や行動を“遂行する”っていう意味もあって,なんらかのアクションを実行するためのコマンドにも使われるよ。これが契約を結ぶシーンで使われていた場合は,契約を“締結”するという意味になるんだ。
[例文] We will now search your belongings. Anyone with a flashlight will be executed immediately.(これから持ち物検査をするわ。懐中電灯を持っている人は即処刑よ。)
拡張する。大きさや数量の程度を拡大するさまを表す単語だよ。インベントリのスペースを拡張するときや,領土を広げるクエストを受注したときなんかに遭遇しやすいかも。
[例文] Only one thing is needed for territorial expand. Falsified claims.(領土の拡張に必要なのはただ1つ。ねつ造した請求権よ。)
経験。敵を倒したり,クエストをクリアしたりと,なにかを成し遂げたときに得られるものといえばexperience point! expやXPで表記されることのほうが多いのだけど,experience potionやexperience scrollのように,経験値をブーストするアイテム名に使われることもあるから,略していない本来のスペルもこの機会に覚えてみてね。
[例文] I'm not stepping outside today. Because it's the day of the double experience event.(今日は一歩も外に出ない。だって、経験値2倍イベントの日だから。)
開発する。資源や土地,産業の開発といったフレーズで使われる単語だよ。これ以外にも,功績,利益のために利用する(搾取)といったニュアンスで使われることも。
[例文] You need advanced technology to exploit this land. We need to assign points to the skill tree first.(この土地を開発するには高度な技術が必要よ。まずはスキルツリーにポイントを振らないと。)
探検する。新しい場所や知識を発見して学ぶといったニュアンスを含む単語で,未開の地での探索や調査を行うシーンで見かけやすいよ。explore the dungeonのように,場所とセットで書かれていたら探索系のクエストってことになるわね。
[例文] To explore the dungeon, you need companions. To get companions, you need money. To get money, you need to explore the dungeon....(ダンジョンを探索するには仲間が必要。仲間を得るにはお金が必要。お金を得るためにはダンジョンの探索が必要で……)
爆発。explosionといえば爆発するさまを表す単語で,ゲームに登場する魔法やスキルの効果では定番のものだね。日本発のゲームでも見かけたことがあるんじゃないかな?
[例文] Creates an explosion on death after a short delay.(死亡後に少し遅れて爆発を引き起こす)
殲滅する。エリア内の敵を根こそぎ倒すミッションや,害虫を根絶させるようなクエストで目にする単語かしら。exterminate the intrudersなら侵入者の殲滅,exterminate the verminなら害虫駆除が目的になるよ。
そうそう,これまでに紹介したexplore,expand,exploit,exterminateの4つの単語は,ストラテジーゲームのサブジャンル“4X”を構成する単語でもあるの。「4Xってなんぞや?」って人は,「Sid Meier’s Civilization」を遊べばきっと理解できるはずよ。
[例文] I exterminated the goblins, but I didn't make it up one level.(ゴブリンを殲滅したけど、1レベルを上がらなかったわ。)
肥料。土壌や植物に栄養を与えてくれるありがたいアイテムといえばfertilizerよね! この単語は一般的な肥料を指す際に使われていて,動物の肥やしを主とした有機肥料はmanureを,野菜くずとかの生ごみを肥やしたものにはcompostを使うらしいわ。
[例文] Rotten food should not be thrown away! It can be used as fertilizer later.(腐った食料は捨てちゃダメ!あとで肥料にできるんだから。)
見つける。クエスト定番の目的「○○を見つけろ / 探せ」は,このfindを使って表記されるよ。似た単語にsearchもあるのだけどニュアンスが違っていて,findは見つけるという目的や結果を,searchは注意深く観察して探す過程を重視しているらしいの。カジュアルな見つけるはfind,本気度の高い探すはsearchって具合に覚えておくといいかもね。
[例文] Find elder in The town.(街で長老を探そう)
火打ち石。火起こし道具や矢の材料として,サバイバルゲームに登場するアイテムといえばこの単語だね。flintといえば,マスケット銃などに使われた点火方式の1つに“フリントロック式”というものがあって,雷管を打撃し発射薬を発火させる撃鉄に火打ち石(燧石)が使われているんだよ。
[例文] Craft a stone bow and arrows with wood and flint.(木と火打石で石の弓と矢を作ろう)
集中,焦点を合わせる。何かに集中するアクションといえばfocusだね。スキルの名称として使われる以外にも,ターゲットに焦点を合わせることをfocusと呼ぶよ。ほら,攻撃する相手を味方と合わせるときに「その敵にfocusして!」なんてやりとりするでしょう?
[例文] I'm focusing right now, so don't talk to me.(今は集中してるから話しかけないで。)
壊れやすい。少しの衝撃で壊れてしまうような脆い状態を表す単語だね。日本語で言うところの“われもの注意”の表示に相当するもので、取り扱い注意な荷物にはfragileのシールがよく貼られているわ。fragileと表記された積み荷や装備品は丁重に扱うのよ!
[例文] Hey, be careful what you say, okay? Because my heart is fragile.(ちょっと,言葉には気をつけてよね? 私の心は壊れやすいんだから。)
融合。複数のものを1つに合わせ,新たなものを生み出す現象を指す単語だよ。2人で指と指を合わせる合体技でもおなじみよね。これがnuclear fusionになると核融合って意味になるのも覚えておこう。
[例文] You can't just fusion everything. I've learnt that from this game.(なんでも融合させればいいってわけじゃない。私はこのゲームからそれを学んだわ。)
得る,増加する。経験値やスキルポイントを獲得するシーンや,装備などの効果説明で遭遇しやすい単語だよ。「gain 5 strength points」なら筋力が5pt増加,「gain 10 gold per turn」ならターンごとに10ゴールドを獲得するって感じになるわね。
スキルの効果説明でめちゃくちゃ見かけるのだけど,ゲームによっては増加するという意味に特化したincreaseを採用している場合もあるよ。
[例文] I'm gaining weight from eating too many experience-increasing cookies...... (経験値増加クッキーの食べすぎて太ってきたわ……。)
装備。武器や防具全般を指す単語だけど,ゲームによっては防具のことだけを指している場合もあるよ。同じ意味を持つequipmentと一緒に覚えおこう。
[例文] You can't even defeat a slime with that kind of gear.(そんな装備じゃ,スライムも倒せないよ。)
宝石。宝石っていったらjewelじゃないの? って思った人,正解! gemもjewelも同じ“宝石”という意味を持つ単語だよ。でも微妙なニュアンスの違いがあって,石としての側面が強いものはgem,宝飾品っぽいイメージだとjewelが使われるんだ。gemとjewelの両方がアイテムとして登場するゲームもあるから,ニュアンスの違いまでおさえておけばそれぞれのイメージを掴みやすくなるかも!
gemとjewelが共存している場合の日本語訳はどうなるのかって? あくまで一例だけど,gemは宝石,jewelは宝玉と訳されていたよ。
[例文] This sword is a family heirloom, but I drilled a hole in it to fit a gem that increases its attack power.(この剣は家宝なんだけどさ,攻撃力アップの宝石をはめたいから穴あけちゃったわ。)
草。地面にもさもさ生える草全般を指す単語で,芝生とか牧草なんかもgrassと表記するよ。植物を指す以外にも,情報を告げ口する“密告者”という意味で使われることもあるわ。
[例文] I've added 100's of grass related mods alone.(草関連のMODだけで100個も入れちゃったわ。)
挨拶。村長や商人に話しかけたときや,開発レターの最初の一文で目にするフレーズといえば「greetings friends」だね。greeting ○○の形で使われることが多くて,○○に入るのはfriendsだったりchefsだったり,adventurersだったりとゲームによってさまざまだよ。
[例文] Greetings friends!(やぁ友よ!)
成長する。なにかが育ち,発展するさまを表す単語で,植物や生物だけでなく産業や経済の成長に対しても使われるよ。これがgrow upの形になると「心身共に発達して大人になる」っていうニュアンスに変化するわ。
[例文] Haha! The game updates aren't keeping up with my growing speed!(あはは! 私の成長速度にゲームのアプデが追いついていないわ!)
手斧。ベルトに下げられ,片手で扱えるサイズ感の手斧はhatchetと呼ばれ,木こりが使うような大型の斧はaxeに分類されるよ。ゲームでよく登場するtomahawkも手斧の仲間なのだけど,こっちはアメリカの先住民が使っていた斧を指すときに使われることが多いわ。
[例文] I'm a Barbarian, so I have to have a hatchet in each hand to feel comfortable.(私はバーバリアンだから、手斧は両手に持たないと落ち着かないの。)
癒やす。傷を癒しHPを回復する呪文といえばhealが定番だね。health(体力),ally(仲間),target(対象)あたりも一緒に覚えておくと,「Heals all allies in a target area for 100 health.」が対象範囲内の味方の体力を100回復する効果だって読み解けるようになるよ!
[例文] I prefer rainy days to sunny days. The sound of rain is very healing.(晴れよりも雨の日の方が好き。雨の音ってすごく癒やされるから。)
隠れる。見つからないよう身を隠す行動や状態を表す単語だよ。ゲームでよく目にするのは,when hidden,hidden treasureのようにhiddenの形のほうが多いかな(ちなみに,このときの読み方は「ひどぅん」だよ)。
[例文] Nowhere to Hide.(隠れ場なし)※「Dead by Daylight」のパーク名
免疫。特定の攻撃や状態異常に免疫があることを表す単語だよ。ステータスのimmuneの欄にpoisonと書いてあったら,毒に免疫がある状態,つまり毒無効ってことなんだ。immuneといえば,「ディアブロ II」で一番見たくない字面は「physical immune」(物理無効)だった,なんて人もいるんじゃない?
[例文] You are immune to knockback and stun effects.(あなたはノックバックとスタンの影響を受けない)
増加。英語版のゲームを遊ぶときに覚えておきたいのがこのincrease。ダメージアップをはじめとした,なにかしらの効果が増加するときに使われる単語で,スキルや装備品の説明で必ずといっていいほど見かけるよ。
increasedの形で使われるのが一般的で「10% increased elemental damage」なら属性攻撃が10%増加するという意味になるんだ。対義語であるdecrease(減少)とセットで覚えておこう!
[例文] You and your minions have 5% increased physical damage.(あなたとあなたのミニオンの物理ダメージが5%増加する)
感染する。病原菌やウイルスに感染するという意味の単語だよ。これがinfectedの形になると感染者っていう意味になるから,ゲームではゾンビっぽい雰囲気の敵に使われることが多いかな。「ゾンビっぽい敵ならzombieって名称じゃないの?」と思うところだけど,死者が蘇っちゃった系の設定ならzombie,生きた人間がウイルスに感染して凶暴化している設定ならinfectedが採用されるみたいよ。
[例文] It's been a week since I got infected, but there doesn't seem to be any change, so I'm relieved. I'm starting to feel like eating meat.(感染して一週間経つけど、とくに変化はなさそうだから安心ね。なんだかお肉が食べたくなってきちゃった。)
詳しく調べる,調査する。何かを調べるアクションやクエストの目的なんかに使われているよ。他プレイヤーのステータスを見るコマンドとして見かけることが多いかな。
[例文] Inspect the Fallen Messenger.(倒れているメッセンジャーを調べる)
即時。インスタント食品でおなじみのinstantは,呪文使用時に詠唱が発生するかどうかを教えてくれる単語だよ。呪文のcastの欄にinstantと書かれていたら,詠唱時間なしに即時発動できるってことなんだ。そういえば響きが似た単語にinstanceっていうのがあるけど,これはまったく別物の単語だからinstance areaをinstant areaって呼ばないように気を付けよう!
[例文] I'll keep working on myself to get that one instant of brilliance.(一瞬の輝きを手に入れるために、私は自分を磨き続けるわ。)
知性,知力。ステータスの知力を表す単語として使われていて,ゲームによっては略語の“int”と表記されることもあるよ。
[例文] Intelligence is a character status that affects Mana point and magic use.(知性はマナと魔法の使用に影響を与えるキャラクターステータスだ)
相互作用,交流。単語の意味だけ見るとなんじゃそりゃ感があるけど,ドアを開けたり,スイッチを押したり,インベントリを開いたり,NPCに話しかけたりといったアクションを示す単語だよ。日本語化されたタイトルで「相互作用する」と書かれたアクションがあったら,「ああ,インタラクトってことね」と察してあげよう。
[例文] Interact with the NPC to accept a quest.(NPCと交流してクエストを受注する)
無敵。あらゆる攻撃を受け付けない無敵状態はinvincibleと表記されるよ。例えば,「スーパーマリオシリーズ」に登場する“無敵このは”は,Invincibility Leaf,スーパースターで無敵状態になったマリオはInvincible Marioって具合にね! 「ファイナルファンタジーXIV」のナイトも,この最強アビリティを持ってるよ!
[例文] Coffee and cheesecake make me invincible.(コーヒーとチーズケーキで私は無敵になれる。)
不可視。目に見えないさま,いわゆる透明状態を表す単語だね。invisibility potion(透明化のポーション)みたいに,invisibility〜の形で目にする機会がまぁまぁあるかも。そうそう,invincible(無敵)とスペルが似ているけど,意味が全然違うから読み間違えないように注意だよ!
[例文] He is invisible to the naked eye.(彼は肉眼では見えない)
招待する。パーティやギルドへの招待を行うコマンドして使われる単語だね。これがInvitationになると,招待状って意味にもなるよ。お誘いを受けるならaccept,断るならdeclineでお返事しよう!
[例文] Received an invitation to the party.(パーティの招待が届いた)
日誌。雑誌や新聞といった印刷物や誰かによって書かれた日記などを指す単語だよ。ゲームでは世界観について書かれた資料や,攻略に役立つメモが記されたものをひとまとめにjournalと呼ぶことも。攻略に行き詰まったら,Jキーでjournalを開いて情報を洗い直してみるといいかも!
[例文] My hobby is to collect NPC journals and read them later.(私の趣味はNPCの日誌を集め回って,あとでゆっくり読むことなの。)
ハシゴ。フィールドでの昇り降りでお世話になるものといえばladderだね。比喩表現として階層というニュアンスで使われることもあるよ。
英語圏では,勝敗によってランキングが上下するさまをハシゴののぼりおりに例えて,ランクやスコアランキングの絡むゲームモードをladderと呼ぶケースがあるわ。
[例文] Back then, I was struggling to climb the ladder. Now, I'm struggling to keep up with the changing seasons.(あの頃はハシゴを昇るのに必死だった。今は季節の変化についていくのに必死よ。)
幼生(幼虫)。昆虫や動物の幼生体を指す単語だよ。幼生体と成体とを区別したいときに使うから,成長時に姿を変える生物に対して用いられるんだ。日常生活ではそんなに使う機会はないけど,ゲームではモンスターや素材の名前に使われやすい単語かもしれないわね。
[例文] The Larva are a valuable protein source.(幼虫は貴重なタンパク原よ。)
学ぶ,習得する。学習を通じて知識を得たり,トレーニングによって技術を身につけたりなど,何かを習得するときに使われる単語だよ。○○について学ぶ,どこそこでスキルを習得する,なんてクエストはゲームでは定番よね。
[例文] The important thing is to learn from your mistakes. Next time I'll gulp down the billing potion.(大切なのは失敗から学ぶこと。次は課金ポーションをがぶ飲みさせていただくわ。)
去る。ある地点から離れる,習慣をやめる,置き去りにするといった意味を持つ単語だよ。街を出発して○○へ行こうといった定番クエストのテキストはもちろん,チュートリアルなどのダイアログを閉じる文言に使われていることもあるわね。
[例文] The shops are so conveniently located I can't leave the first town.(お店の配置が便利すぎて最初の街から離れられないわ。)
見つける,探し当てる。大まかな意味はfindと同じだけど,locateはすでに存在が分かっているものを探し出すときに使われるよ。findが探すという行為全般を指すのに対して,locateは正確な位置を特定する,探し当てることを強調したいときに使われるんだ。探しもの系のクエストでなにかと目にする単語だから,類語のfindとセットで覚えてみてね。
[例文] The map helped me locate the town, but how do I get there?(地図のおかげで町を見つけられたけど,どうやってあそこまで行けばいいのかしら?)
伝承,知識。ゲームの舞台設定や歴史,伝承,人物の来歴といった,世界観全般を指す単語だよ。codexやlore bookにまとめられた情報が分かりやすい例なのだけど,装備品に記載されたフレーバーテキストや,何気なく開いた本,道ばたで拾った手紙の内容なんかも,世界観への理解を深める大切なloreの1つなんだ。ゲームによってはそういったlore itemをコレクション要素として登場させていることもあるね。
[例文] The lore says that you need a credit card to get the most powerful weapon.(伝承によれば,最強の武器を手に入れるためにはクレジットカードが必要みたい。)
最大。略語でmaxとも。minimumに比べるとスキルや装備の効果説明に引っ張りだこなのがmaximum。例えば,maximum healthなら最大HP,maximum damageなら最大ダメージということなんだ。
そういえば,マキシマムって響きで「星のカービィ」シリーズに出てくる回復アイテムを連想した人もいるかもだけど,あれはマキシマムじゃなくて「マキシムトマト(Maxim Tomato)」が正式名称だよ!
[例文] My maximum HP is 1. I'm always living on the edge.(私の最大HPは1。常にギリギリを生きてるのさ。)
melee単体だと,混戦,乱闘という意味だけど,ゲームでは近距離での攻撃を指す単語として使われているよ。「Light Melee Weapon」なら軽量の近接攻撃武器,「melee attack damage」なら近接攻撃ダメージって具合だね。
[例文] You have increased melee attack speed while wielding a dagger.(ダガー使用時の近接攻撃速度をアップ)
商人,店主。アイテムや装備品を販売する商人を指す単語で,村や街で店を構えているNPCはmerchantと表記されていることが多いね。でも,アイテムを販売している人のすべてがmerchantというわけではなくて,「Fallout 76」のようにvendor(販売者)としている場合もあるよ。
[例文] The merchant in the central square sells weapons and armor.(中央広場にいる商人は武器や防具を販売している)
動詞だと採掘する,名詞だと鉱山って意味だね。日常生活でなら,自分のものだと主張する「It’s mine.」のような使い方がメジャーだけど,ゲームなら採掘する,鉱山という意味のほうで覚えておきたいね。おっと,そういえば地雷って意味もあるわ。ほら,「Minesweeper」ってゲームがいい例じゃない?
[例文] Exterminate Goblins Nesting in Abandoned Mines.(放棄された鉱山に巣くうゴブリンを退治しよう)
最小。略語でminとも。対義語のmaximum(最大)に比べると活躍どころがあまりない単語だけど,ゲームを遊ぶのに最低限必要なシステム環境がminimum system requirementsって表記されるし,覚えておいて損はないよ!
[例文] The minimum operating environment has been met and it's fine...(さ、最低動作環境はクリアしてるし,きっと大丈夫だよね……。)
手先,子分。プレイヤーに付き従い,戦闘をサポートするキャラクターといえばminionだね。ゲームによってはコスメティックアイテムのような扱いになっている場合もあるよ。
[例文] Want to join my party? All right! I have a tank and a healer, so you're my minion!(私のパーティに入りたい?いいわよ!タンクとヒーラーはいるから、あなたは私の子分ね!)
花蜜。花から採れる蜜のことを指す単語なのだけど,そのほかにも果物をすりつぶした濃いジュースや,ギリシャ神話に登場する不老長寿の神酒も同様にnectarと呼ばれているよ。つまり,おいしくて元気のでる液体はnectarでいいってことなのかしらね?
[例文] Insects are known to suck nectar, but in fact hummingbirds also like nectar.(花蜜を吸うのは虫のイメージだけど,実はハチドリも花蜜が好きなんだって。)
巣,隠れ家。クエストの目的地や装備名に使われやすい単語で,bird's nest(鳥の巣),monster nest(モンスターの巣)という具合に表記されるよ。面白いのは,“巣”の意味を持つ単語はほかにもたくさんあって,対象となる生物や巣の形状に合わせて使い分けられているんだ。例えば,巣穴のような“穴”のニュアンスを含んでいる場合はlairやdenを,迷路のように複雑な構造になっている巣にはwarrenを使うこともあるよ。
[例文] When looking for eggs, nests are often of the more reliable ways to locate them.(卵を探すときは,巣を見つけるのが確実な方法の1つとなることが多い)
対戦相手。enemy(敵)と意味が似た単語なのだけど,opponentは対戦相手や競争相手のように基本的に敵意や嫌悪の感情がない相手に使われるよ。見かける頻度はそこまで高くはないけど,「opponent misses attack」(対戦相手が攻撃をミスしたとき)って感じでスキルの発動条件に書かれていることがあるかも。
[例文] When this card is sent to the graveyard, check your opponent's deck. If you find a card against you, you may throw it into the sea.(このカードが墓地に送られたとき,対戦相手のデッキを確認する。自分に不利なカードを見つけた場合,海に投げ捨ててもよい。)
鉱石。オッス,俺,鉱石! それ以上でもそれ以下でもないぜ! そうさな……「iron ore」なら鉄鉱石,「copper ore」なら銅鉱石,「gold ore」なら金鉱石ってことになるんだが,鉱床から産出された天然の金塊は「gold nugget」って言うらしいぞ。
[例文] Find an iron ore and bring it to the camp.(鉄鉱石を見つけ出し,キャンプに持ち込もう)
受け流す。相手の攻撃を弾いたり,受け流したりするテクニックといえばparryだね! parryは攻撃をいなす動作を指すほか,相手からの要求や質問をかわすという意味でも使われるよ。
[例文] I also parry words of love.(私は愛の言葉をも受け流す。)
スリ。他者から所持品をかすめとる盗みのスキルといえば,このpickpocket。スリを相手に気づかれないためには“隠密”が重要になるから,隠れているという意味のhiddenとセットで使われることが多いよ。
[例文] Can pickpocket equipped items when hidden.(隠密状態のときにアイテムをスリとれる)
貫通。突き刺したり,穴をあけたりといった動作を表すことから,ゲームでは貫通攻撃を指す単語として使われているよ。耳に着けるピアスもこの単語に関係があるのだけど,英語ではpierceと表記せずにearring(イヤリング)と呼ぶらしいの。形や大きさに関係なく,耳に付けるアクセサリーはearringって覚えてOKよ。そうね,あえて別の言い方をしたいならpiercing jewelryとかstudsを使うのもアリかも。
[例文] The strongest spear that pierces everything and the shield that repels everything. Now you can get a 40% discount on the set.(すべてを貫通する最強の槍と,すべてを弾く最強の盾。今ならセットで4割引きです。)
信心深さ。ぴえてぃって読んでた? そうね,私も“ぴえてぃ”派だったから“ぱいえてぃ”って読むことをいまだに信じられないわ。
それはそれとして,pietyは「Wizardry」シリーズのステータスの1つとして登場していたよ。それ以外だと遭遇率はそんなに高くない単語なのだけど,スキル名や信心深い敵の名前に採用されるケースもあったような気がするわ。
[例文] For all my piety, I put my faith in statistics when it comes to roll a gacha.(いくら信心深い私でも,ガチャを引くときだけは統計学を信じるわ。)
人口。ゲームジャンルによっては遭遇しにくい単語だけど,都市開発シムなら逐一チェックしたくなるのがpopulationだね! 対象の地域に居住する人(もしくは生物の個体数)がいかほどかは,populationの項目を見れば一目瞭然だよ。
[例文] Now that the population is growing, maybe it's time to raise the tax rate.(人口も増えてきたことだしそろそろ税率を上げようかしら)
練習。格闘ゲームのコンボ練習を行うモードとかによく使われている単語だね。practiceには,“技術を向上させるために繰り返し行う自主的な訓練”みたいなニュアンスがあるから,テクニックを磨くためのモードにはこの単語がピッタリなの。
[例文] Out of 1,000 hours, 980 hours are spent in practice mode.(1000時間のうち、練習モードで過ごした時間は980時間よ。)
防ぐ。ダメージ,感染,暗殺……なんでも防いじゃうのがprevent。もし装備の説明に「prevent fall damage」と書かれていたら,落下ダメージを防ぐ効果があるってことになるわね!
[例文] A shield to prevent all kinds of abnormalities and a wand that will surely poison you. The set is 50,000 gold!(あらゆる状態異常を防ぐ盾と、確実に毒状態を付与する杖。今ならセットで5万ゴールドよ!)
発射物。いわゆる銃弾や魔法といった発射物を指す言葉で,装備品やスキル,レベルアップのバフ効果で見かけやすいね。とくにハクスラやシューター,ヴァンサバ系タイトルでお世話になる単語かも。
[例文] Projectile damage +10%.(発射物のダメージを10%上昇)
挑発,扇動。敵の注意を自分に向けたりそらしたりするときに使われるスキルといえばprovocation。「ドラゴンズドグマ2」ではヘイトを自分に向けるスキルとして,「ウルティマ オンライン」ではモンスターを同士討ちさせる扇動スキルとして登場していたよ。
[例文] Use provocation to distract the enemy.(挑発を使って敵の注意をそらそう)"
購入する。大雑把に言うとbuy(買う)と同じ意味の単語なのだけど,使われるシーンが少ーし違うの。buyがカジュアルなシーンで使われる一方,フォーマルな表現であるpurchaseは車などの高額商品を(じっくり吟味して)購入するときに使われるんだ。商人からポーションを買うのはbuy,高級な装備を買うときはpurchaseってイメージで覚えてみて!
[例文] The weapons I purchased with my big ticket were sold at a discount at a stall....(大枚はたいて買った武器が露店で安売りされてたわ……。)
牧場。かの有名なロンロン牧場が,英語でLon Lon Ranchと表記されるように,大きめな牧場とか農園に対して使われるよ。白くてクリーミーなranch dressingは牧場生まれのドレッシングってことで,ランチドレッシングと名付けられたらしいの。だからつづりはlunch dressingじゃないのよ!
[例文] The end content is a hell of a ranch.(エンドコンテンツは地獄の牧場よ。)
距離,範囲。射程距離を指す単語として使われるほか,ranged〜の形で遠距離攻撃を表すフレーズにも使われているよ。例えば,「Ranged weapon」なら遠距離攻撃武器,「Ranged attack damage」なら遠距離攻撃ダメージって感じだね。同じカテゴリのmelee(近距離攻撃)とセットで覚えておこう!
[例文] 20% chance on ranged hit to increase melee damage by 10%.(遠距離攻撃がヒットすると,20%の確率で近接ダメージが10%増加)
生,未加工。食料や回復アイテムとして登場するraw meat(生肉)でおなじみの単語だね。ではraw prime meatはどんな肉? ……正解は最高品質の生肉! アメリカン・ビーフ基準ではあるけれどプライムといえば格付けの最高ランクにあたる品質で,サシ,うま味,柔らかさ,どれをとってもヨシ! な極上のお肉ってことなの。「ARK」シリーズでraw prime meatが“生の霜降り肉”と訳されているのも,納得しちゃうわね!
ちなみに,調理された肉はcooked meatと表記されることが多いのだけど,焼き加減で効果が変わってしまう「MONSTER HUNTER」シリーズでは肉の名称が違っているよ。Rare Steak(生焼け肉),Well-done Steaks(こんがり肉),Burnt Meat(コゲ肉)って具合にね!
[例文] Wild carnivores prefer raw meat to cooked meat.(野生の肉食動物は調理された肉よりも生肉を好むよ)
到達。「Reach the city」(街に到達せよ)みたいに,目的地が示されるクエストの文言によく使われる単語だよ。
音の響きから麻雀の“立直(リーチ)”を想像する人もいるかもしれないけど,英語ではreachではなくriichiと表記されるんだ。そもそも立直のルールは日本式麻雀特有の……って,話が脱線しちゃったわね。気になる人は麻雀の来歴を調べてみるといいかも!
[例文] I reached the top floor, but I ran out of potions.(最上階に到達したのはいいけど、ポーションを使い切っちゃった。)
補充する。ゲームによるところではあるけど,空になったポーションの瓶に中身を補充することを“refill potion”と表記するよ。あくまで中身を補充してもらうニュアンスだから,中身が空じゃないとrefillを実行できない,なんてケースもあるかも。
余談だけど,refillはゲーム以外でも馴染みのある単語で,詰め替えタイプのコスメは商品名に“リフィル”と書かれていることが多いよ。
[例文] Please refill this bottle with red potion. By the way,I don't have any money.(この瓶に赤いポーションを補充してください。ちなみにお金はありません。)
取り戻す。一時的に失ったものを取り戻す描写に使われる単語だよ。HPやMP,スタミナといったリソースに対して使われるだけでなく,記憶や失った力を取り戻す描写にもregainは使われているわね。そうそう,今回のイラストは,siphonの単語紹介時に奪われたMPをregainしたシーンを描いてみたわ。
[例文] I wonder if I can regain my lost youth along with HP.(HPのついでに失われた青春も取り戻せないものかしら。)]
取り除く。武器のアタッチメントを外したり,デバフや状態異常を解除したりといった場面で見かけやすい単語だよ。remove poison(毒を除去),remove attachments(アタッチメントを外す)みたいに,remove〜の形で見かけるわね。
[例文] If you want to remove poison, use Iced Tea!(毒を取り除くならアイスティーを使うといいわ!)
修理する。壊れたものを元の状態に戻すアクションや,修理用のアイテム“repair tool”でもおなじみよね。
ここからはちょっとした豆知識なのだけど,修理,修復って意味の単語は結構あって,fix,restore,mend,patch,recoverが類語にあたるわ。ものによって使われる分野が違ったり,一時的な修復を表す言葉だったりするから,単語ごとのニュアンスを調べてみるのもオススメよ。それはちょっとなーっていう人は,カジュアルに直すのはfix,技術が必要な大がかりの修繕はrepair,規模が小さくて衣類を繕うようなものはmend,この3つだけでも覚えてちょうだい。
[例文] You'll need rare materials to repair this gun. Can't you fix the same gun on top of each other? What kind of magic is that?(この銃を修理するには希少な素材が必要よ。同じ銃を重ねて直せないか?どんな魔法よそれ。)
抵抗する,こらえる。特定の攻撃や状態異常に耐性があることを表す単語だよ。免疫という意味のimmuneが“無効状態”だとすれば,resistの場合は“耐えている状態”になるのだけど,ゲームによってはresist=無効状態としているケースもあるみたい。いずれにしても,ステータスのresist欄に書かれている属性や状態異常は,使わないほうがいいわね!
[例文] No matter how hard I tried, I just couldn't improve my insect resist.(どれだけ頑張っても虫への耐性だけは上がらなかった。)
休息。置く,静止って意味もあるけど,ゲームでは休息って意味のほうがなじみ深いわよね。戦いで疲弊したときは,rest at inns to restore your health.(宿屋で休んで体力を回復)で万事解決よ!
[例文] Absolutely stop when you get to the next rest area. Never.....(次の休息エリアに着いたら絶対にやめる。絶対に……。)
蘇生させる。reviveは死者を生き返らせ,瀕死状態の相手を回復させる呪文やコマンドに使われているよ。蘇生系の単語はほかにもあ って,医療用語に近いニュアンスならresurrection(リザレクション),宗教的な意味合いが強い場合はresuscitationが採用されるケースも。なかでもreviveは汎用的で使い勝手のいい単語だから,元気を出して(取り戻して)といった言い回しにも使われるんだって。
[例文] Go check out that treasure chest. Don't worry, I'll revive you if anything goes wrong.(あの宝箱、確認してきてよ。大丈夫、何かあったら蘇生してあげるから。)
うろつく。目的もなく徘徊するさまを表す単語だよ。行動制限のかかるチュートリアル終了後に「free roam」と表示されていたら,それは自由に冒険しておいでってことなんだ。
[例文] I heard that this place is roamed by ghosts at night.(この場所,夜になると幽霊がうろつくらしいよ。)
回転させる。軸を中心に回転させる動作を表す単語だよ。カメラを回転させるときや,家具を設置する向きを変えるときのコマンドによく使われるわね。イラストのようなシチュエーションなら,Rotate turret to the left.(砲塔を左回転させる)って感じかしら!
[例文] I think the key to rotate buildings should be standardised in all games.(建物を回転させるキーは全てのゲームで統一すべきだと思うの。)
腐った。サバイバルゲームで見たくない文字列ベスト5に入る英単語といえば,rotten。腐った卵なら「rotten egg」,救いようがないくらい腐敗した肉なら「rotten meat」と表記されるよ。同じ意味を持つ単語にspoilもあるけど,こっちはrottenよりも腐敗の程度が軽いものに対して使われるんだ。spoilは最悪食べてもいいけど,rottenは食べるのダメ絶対!
[例文] Rotting meat might give you an upset tummy.(腐った肉を食べるとお腹を壊すかも)
さび。rusty spear,rusty swordって具合に,名前にrustyがついていたら錆びているアイテムってことだよ。ゲームによっては研磨で性能が化けたり,重要なアイテムだったりと,意外な変身を遂げるパターンがあるわ。
そうそう,この単語はさび,腐食したって意味以外にも,腕や才能が“鈍る”って意味でも使われるんですって。
[例文] A rusty sword that I finally got my hands on. I'm afraid to appraise it, so I'll just use it as is.(やっとの思いで手に入れた錆びた剣。鑑定するのが怖いからこのまま使うわ。)
樹液。sapといえば,木を切ったり,木に抽出機でつけて採取するクラフトアイテムでおなじみだね。ここでちょっとした豆知識を紹介! sapは揮発性の成分を失って固形化するとresin(樹脂)に,地中で変質して化石になるとamber(琥珀)に変化するんですって。
[例文] Unlike maple, regular sap is surprisingly astringent. (メイプルと違って、普通の樹液は意外と渋いのよね……)
封印。手紙に封をする蝋印や公的な文書につける印章を指す単語だよ。何かを閉じ込めたり,アクセスを制限したりするイメージから“封印”という意味でも使われているんだ。
封印といえば「遊☆戯☆王」に登場する“封印されしエグゾディア”を連想するところなのだけど,エグゾディアの英名にはsealは使われていなくて「Exodia the Forbidden One」と表記するそうよ。禁じられし者って響きもなかなかカッコいいわね。
[例文] This weapon is so powerful and boring that I might as well seal it up.(この武器,強すぎて退屈だから封印しておこうかしら。
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吸い上げる,吸収。相手のHPやMPを吸い取り,自分のものにしてしまう能力といえばsiphonだね。何もしていないのにMPが減り始めた! なんてときは,近くに“MP siphon(MP吸収)”の特性持ちがいるかも?
[例文] Hack and slash RPGs endlessly siphon away my time.(ハクスラRPGは延々と私の時間を吸い上げていく。)
かゆ状のもの。液体と固体が混ざり合った状態を表す単語で,ドロッとしたものに使われるわね。
例えば裏庭サバイバルアドベンチャー「Grounded」には,Mushroom Slurryっていうクラフト素材が登場するのだけど,これはマッシュルームを粗くすりつぶした濃厚なペーストのことで,レンガの材料や生きものを飼い慣らすエサ,スムージーの材料として利用できたわ。
[例文] Stir goblin eyeballs, orc blood and imp tongues until they turn to a slurry.....Yes, it's done! Drink this and you'll feel better!(ゴブリンの目玉とオークの血とインプの舌をドロドロになるまでかき混ぜて……はい完成!これを飲めば元気になれるよ!)
像。観光スポットにある石像や,デッサンのお供の彫像など,大きさや材質を問わず立像全般を指す単語だよ。キャラクターフィギュアも例に漏れず,英語圏ではstatueと呼ばれるんだって。ちなみに,かの有名な自由の女神像はStatue of Libertyと表記されるよ。
[例文] If you see a statue in a horror game, attack it.(ホラーゲームで銅像を見たら取りあえず攻撃しよう。)
強さ。ゲームでは筋力や力の強さを表すパラメータとしておなじみで,略語だと“str”と表記されるわ。strが高いほど攻撃力が上がったり,所持できるものの重量が増えたりするのよね。
[例文] That guy is a wizard, but he has more strength in his muscles than in his intellect......(あの人,魔法使いなのに知力より筋力のほうが高いわ……。)
気絶させる。気絶によって一時的に身動きができなくなる状態異常といえばスタンだね。ゲームによっては,スタン状態をdizzy(めまい)と表記している場合もあるよ。
[例文] I remember falling from there and being stunned... I don't remember what happened after that.(確かあそこから落ちて気絶して……そのあとのことは覚えてないわ。)
召喚する。モンスターや精霊,ペットを呼び出すアクションといえばsummon。そんでもって,それを得意とする職業といえばsummoner(召喚士)だね。では,召喚獣は英語でなんと言う? 作品によりけりだけど,summoned monsters,もしくはそのままsummonsと表記されるよ。
[例文] We don't see many "otherworldly summons" stories anymore.(異世界召喚ものってあまり見かけなくなったよね。)
交換する。プレイヤーキャラを交代するとき,武器を切り替えるとき,位置や順序を変更するときなど,2つのものを入れ替えたり,切り替えたりする際に使われるよ。互いのアイテムを交換するときにもswapが使われるのだけど,「ナシとモモを交換しよう!」レベルのカジュアルな交換はswapで,より商業的な取引のニュアンスを含む場合はtradeで表現されるんだ。
[例文] I quickly tried to swap weapons and ended up with bare hands. Come to think of it, I didn't equip anything in the additional slot.(とっさに武器を切り替えようとしたら素手になった。そういえば追加スロットに何も装備していなかったわ。)
引き受ける,受け取る。これでもかってくらいに,ゲームのあらゆる場面で使われる万能な単語だよ。クエストを引き受けるときのダイアログとか,アイテムを拾うときのコマンドとして見かけることが多いのだけど,Take the sword.(剣をとれ)っていう指示とか, Take damage 30.(ダメージを30受ける)みたいな言い回しにも使われているわね。
[例文] I'm taking on too many quests and the right side of my screen is full of text.....(クエストを受けすぎて画面の右側が文字だらけだわ……。)
才能。日本語圏ではタレント=芸能人のイメージが強いけど,本来は天賦の才や,優れた才能を持つ人を表す単語として使われているよ。つまりキャラクターがどんな能力に秀でているかは,talent treeを見れば一目瞭然ってわけ。
[例文] I'm second to none in my talent for finding glitch!(グリッチを見つける才能だけは誰にも負けないわ!)
酒場,居酒屋。食事や飲み物を提供する酒場を指すだけでなく,宿屋のニュアンスも含んでいる単語だよ。どちらかというとカジュアルであたたかな雰囲気の酒場とか,中世を思わせる古風なテイストのお店に使われるイメージかしら。
[例文] A place where new encounters await. That's the tavern.(新しい出会が待つ場所。それが酒場よ。)
投げる。手を使って投げる動作を表す単語はそこそこあるけど,throwはその中で最も一般的に使われている単語だよ。日常生活はもちろんゲームでもよく登場する単語で,例えば廃校舎のガラスドアに「Throw brick at door glass.」と書かれていたら,ガラスドアにブロックを投げつけろってことになるわ。
ここまで書いておいてなんだけど,「throw=投げる」っていう単語の意味は説明されなくても知っている,なんて人のほうが多いかもしれないわね。そんなアナタは,どストレートな投げるって意味のほかにも,throwには発射する,身を投げる,(言葉や視線を)投げかける,手を振るといったニュアンスも含まれていることを覚えていって! ちなみに過去形はthrewだよ!
[例文] Assume you will not get back the money you lent and the hatchet you threw.(貸した金と投げた手斧は戻ってこないと思いなさい。)
たいまつ。周囲を照らすかがり火のこと。たいまつを指す以外にも,火をつけるって意味でも使われるわ。
torchといえば,あらゆるゲームのいたるところで目にするド定番アイテム。明かりとして機能するだけでなく,火をつけるための道具にもなるし,殴ってよし,投げてよしの攻撃手段にもなるのよね。手に持って使うのが定番だけど,ゲームによってはwall torchだったり,standing torchの形で登場することもあるかも!
[例文] If you want to live through the Greek mythology, I'd recommend a torch two-fisted.(ギリシャ神話の世界を生き抜くならたいまつ二刀流がオススメだよ。)
訓練する。trainの形だとピンとこないけど,trainingの形になると単語の意味がしっくりとくるかしら? だって,trainは“電車”って意味のほうがイメージが強いものね。
ちなみにイラストのようなシチュエーション,いわゆる筋トレはstrength training,より広く身体全般を鍛えるセルフケアや身体訓練はphysical trainingって言うらしいわ。そのほかにもweight trainingとかworkoutって表現の仕方もあるから,イメージ的に合っていそうなものをチョイスしてみてね!
[例文] If you want to train, you can use the scarecrows in town.(訓練するなら町に置いてあるカカシを使うといいよ。)
正体不明の。アイテムを拾ったものの,鑑定にかける前でどんな効果を持っているか識別できていない,正体不明な状態を表す単語だよ。鑑定済みのアイテムはidentified,未鑑定のアイテムはunidentifiedって具合で覚えておこう。
[例文] For unidentified items when you can't appraise them, try kicking them and hitting the enemy!(鑑定できない正体不明のアイテムは,蹴って敵にぶつけるといいわ!)
金庫室。貴重品や食料物資などの貯蔵場所であり,銀行強盗なら押し入りたくなるスポットといえばvault。価値あるものの保管庫というイメージで使われるほか,「Fallout」シリーズに登場するシェルターの名前でもおなじみよね。
[例文] I'll sleep in the vault from today onwards because I'm so valuable.(私は貴重品だから今日から金庫室で寝るわ。)
ウイルス。virusの読みにはいろんな流派があって,英語ならヴァイラス,ドイツ語ならビールス,ラテン語ならウイールスって感じよ。つまり日本で浸透している読みはラテン語に近いってわけね。
類語としてgermとbacteriaを挙げられるのだけど,virusが病菌を指すのに対してこの2つは細菌を指す単語なんだ。生物に寄生して増殖する病菌はvirus,有害そうな細菌を指すときはgerm、無害そうなものも含んだ生態系に存在する細菌はbacteriaってイメージで覚えておくといいかもね!
[例文] Did you catch a cold? Stay away from my computer! You'll catch a virus!(風邪を引いた?私のパソコンに近づかないで!ウイルスに感染しちゃうでしょ!)
弱い,もろい。いわゆる弱点を表す単語だね。そのほかにも,相手の強さが自分よりも下回っているときや,デバフでステータスが弱体化している状態を表すときにも使われるよ。ステータスをチェックするときは,weak(弱点)だけじゃなく,immune(免疫)やresist(抵抗)の欄で,耐性のある属性や状態異常もあわせて確認しておこう!
[例文] I guess my weak point is my ears... What? Are you talking about attributes?(私の弱点は耳かな。……え? 属性の話?)
重さ。装備品やアイテム,インベントリ全体の重量を表す単語で,所持できる最大重量はtotal weight capacityや,maximum carry weightと表記されるわ。所持可能な重量を超えて,encumbered(動きを阻害された)状態にならないよう気を付けてね!
[例文] Lower inventory weight to below maximum carry weight.(インベントリの重量を最大所持重量以下に減らしてちょうだい。)
井戸。上手にという意味もあるけど,ゲームでは井戸って意味のほうが重要ね。なんたって井戸は地下ダンジョンの入口だったり,クエストの目的地だったり,回復スポットだったりと,冒険に絡む定番スポットだもの。知っておいて損はないわ!
[例文] Devil by the Well.(井戸の悪魔)※「ウィッチャー3」に登場するクエスト
拭き取る,一掃する。一般的には汚れをふき取る,きれいにするという意味の単語だけど,ゲームでは「βテストのデータがwipeされる」みたいに,リセットの意味合いで使われることも。あとは,戦闘終了時の演出として「wipe out(敵を一掃した)」と表示するゲームもあるかな〜。
[例文] 口紅を拭き取った痕跡が残ってる。つまり犯人は……(There are traces of lipstick wiped off. So the culprit is......)
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