ニュース
運を戦略でねじ伏せるデッキ構築ローグライク「Vault of the Void」がMac対応へ。初期クラスを無制限に遊べる大ボリューム体験版が公開
2022年10月に正式リリースされたVault of the Voidは,意欲的なシステムを多数搭載したデッキ構築型ローグライクカードゲームだ。運要素を楽しむカードゲームの要素を残しつつ,運による下振れを“ねじ伏せられる”システムを多数搭載しているのが大きな特徴となっている。
おおまかな構造は「Slay the Spire」をはじめとするデッキ構築ローグライクと同様だが,個々のシステムはかなり異なっている。たとえば,カードをプレイする際にはエナジーを支払う必要があるのだが,本作では任意の手札を1枚捨てることで1エナジーを獲得できる。
そして,使用しなかった手札やエナジーは次ターンに持ち越される。うまい組み合わせのカードが手札に来なければエナジーに変換し,使えるカードは手元に残すことができるため,ドローによる下振れによって手が止まる状況が発生しにくいのだ。
また,本作のカードデッキは常に20枚で,デッキ圧縮の概念は存在しない。デッキから外したカードも後から入れ替えることが可能,かつ出現する敵の種類などは事前に提示されるので,それに合わせてデッキを組み替えることで対処できる。
Steamストアページに掲載された告知によると,公開されたデモバージョンでは,初期クラス「ヒドゥン」を無制限にプレイ可能だという。製品版へのデータ引き継ぎも可能とのことなので,どんなゲームなのか気になった人は,とりあえず体験版をダウンロードして遊んでみよう。
「Vault of the Void」公式サイト
- 関連タイトル:
Vault of the Void
- この記事のURL: