ダンジョンズ 4

むかーしむかし、あるところに自然豊かな平和な国がありました。
ユニコーンが棲む森で、人間とエルフが仲良く暮らす夢のような国でした。しかし、森の奥深くにあるくらーい霧の中にあるボロボロの小屋の中では、何やらあやしい集会が開かれ、その中心には不吉な光を放つ水晶玉を覗き込んでいる者がいるようです。ブツブツと古代の詩を謡いながら、水晶で未来を予言しようとしているようですが・・・

『万物は流転する。さあ、時空の迷宮よ、我に流転の果てを示せ』
と予言者はフードの奥で妖しく目を光らせ、もぞもぞと何かを呟いている…

聴衆が一言も聞き漏らさないように身を乗り出して聞こうとすると、『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。』と予言者は訳のわからないことを言って水晶に集中すると、どうやら何か見えてきたようです…

『見える…なんか、赤ん坊が…丘の上で…チビが集まって…心配ないさ…？』

その瞬間、水晶玉を見ていた予言者の瞳が赤く染まり、遠くまで邪悪な笑い声が響き渡る…そう、あの絶対悪の、復活の時だ！

毎度おなじみ流浪のダンジョンRTS『ダンジョンズ4』でございます。
今回も前回に引き続き絶対悪とその僕であるダークエルフの『タリヤ』の手によって正義の勢力を駆逐してまいります

地下のダンジョンではトラップだらけの快適な住環境をクリーチャーに提供して最強の部隊を編成し、地上世界の善良な正義の人々を蹂躙して、支配されていた恐怖を…鳥かの中に囚われていた屈辱を…思い出させてやりましょう。

ん…『金がぁ、出た出ぇたぁ、宝石が出たぁ！（ヨイヨイ！）』とドワーフたちの愉快なうたが聞こえてきましたね、ドワーフたちが地上世界の正義の勢力と共謀して、ダンジョンハートをぶっ壊すために地底から忍び寄る襲撃部隊を送り込んできたようです

『ダンジョンズ４』は大傑作『ダンジョンズ３』から全てにおいてより邪悪になった、安心の絶対悪ブランドによる超傑作です！