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環状線に新幹線に……さまざまな手段を使って,何もなかった更地を笑顔あふれる近代都市に育てあげるのだ |
これまでマップに合わせて鉄道運営,子会社経営の基礎を紹介してきたが,今回,第3のマップ"運河が隔てた二つの都"を何度も何度も実験プレイを続けた結果,あることが判明した。このマップは運河で隔てられた東西の交流が課題となっているが,「赤字でもゲームオーバーにならない」という本作において,この課題はほとんど意味がないのである。ゲーム開始直後から,その気になればガンガン交流させられるのである。
というわけで,今回は知っておくと得するテクニックの数々を紹介することにした。ここで紹介する以外にもさまざまなテクニックやセオリーが存在するので,ぜひ研究を続けてほしい。
(※この記事はVersion 1.00 Build 058をもとに作成しています)
"運河が隔てた二つの都"は,その名のとおり東西に地域が分断されている。都市化が進んでいる地域もあるが,鉄道網の悪さから発展が止まってしまった状況だ。発展の見込める地域もあるが,場所によっては地価が高騰しており,何かしようとすれば敏腕社長とて簡単に赤字経営に突入してしまうだろう。
その半面,発展した地域の鉄道網を見直す,黒字経営を維持しつつ徐々に発展させていく,赤字を気にせずガンガン発展させていくなど,やり方次第でいろいろなプレイスタイルが取れるマップでもある。
初心者社長が挑戦する場合,すでに発展した地域をいじるよりも,東岸,西岸にある開けた土地を発展させていくのが良いだろう。中心部は鉄道利用客が伸びず,多くの資材を使う時期は過ぎているため,初めから運行している列車はすべて撤去して,未開発地域に専念したほうが赤字は少なく抑えられる。
最終回となる今回は,都市発展の手助けとしてすぐに使えそうなポイントや,ちょっとしたテクニックを紹介しよう。