4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」を掲載
先週,8月18日(土)〜8月24日(金)の間に4Gamerに掲載された記事数は,236本。この1週間のトピックといえば,ドイツのライプチヒで開催された(本日も開催中)「Games Convention 2007」だろう。思ったとおり,欧米の最新作がここぞとばかりに展示され,4Gamerもここぞとばかりに46本(8月24日まで)のGC記事を掲載している。ちなみに24日金曜日だけで70本も記事が載ってますよ。ほんと,誰が読むんだろう。
→GC 2007 特設ページ
■アクセスランキングの注目記事
1週間のアクセスランキング(集計期間:2007年08月18日00時〜2007年08月24日21時)。拡大画面は30位まで表示されます
|
先週はなんとなく全体的にさびしいホシー(★)数となってしまった。考えられる原因は……わかりません。そんな中,1位となったのは4Gamerのオリジナル連載記事,第5回でした。
・[連載]PCビギナー救済連載「PCゲームのお作法」(5)
ついに迎えた「GPU」編の完結編。気になる真犯人は!? というわけで,GPU編のあともまだまだ続く本連載。これだけページビュー数が高いということは,4Gamer読者のハードウェア知識がみるみる高まっているものだと期待したい。高まっていますか?
日本語版は出るでしょうか……
|
2位は,先週の主役だったといってもいい,このゲームのデモ版がランクイン。
・[体験版]BioShock
Irrational GamesのFPS「BioShock」は,E3 2006ではアクション/アドベンチャー部門のゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得し,ライターの奥谷海人氏も以前から注目というか大騒ぎしていたものの,多くの人にとっては「まさかこれほどの作品だったとは」と,意表を突かれた出来事だろう。海外の大手ゲームサイトのレビュー採点が各メディアとも異常なほど高く,一般のFPSゲーマーの間でも「こりゃヤバい」と騒がれるようになった。そしてデモ版が公開されるや,この人気っぷりである。編集部でも,このデモ版で遊んだ人が口を揃えて「面白い!」と絶賛しているので,たぶん本当に面白いのだろう(やってない)。 ちなみに,すっかりBioShockの陰に隠れてしまいましたが,こちらのデモ版もなかなか評判いいですよ。
・3年ぶりのシリーズ最新作「Medal of Honor:Airborne」のデモをUp
3位は「ラグナロクオンライン2」の,1日限定プレオープンテストのお知らせ。
・「RO2」,8月27日3:00PMから24時間限定のプレオープンβテストを実施
学生さん達にとってはまだ夏休みだろうけど,社会人にとっては月〜火の24時間限定というのは,ちょっと厳しいかも。会社休んじゃう?
4位は,いつもいつも読んでくださってありがとうございます。今日は上にGCの記事がたくさんあるので,きっとランキング上位には来ないでしょう。というか,そちらをよろしく。 5位は,先週1位だった「DirectX10.1」のお騒がせ記事。もう一度言いますが,あと半年で,あなたの遊びたいゲームがどれもこれも「要DirectX 10.1」になってしまうことはまずないので,大丈夫ですからね。
6位,かなり大変だったようですね。
・「MHF」障害対策で,nProtectをバージョンアップ前の状態に復帰
4Gamerでは,柳生博も真っ青のMHF新連載を準備していたので,わわわ,どうしよう……なんてあわてたりもしましたが,ひとまず事態も落ち着いてきたようで,無事掲載できました。
・週刊連載「100万回!? モンスターハンター(F)」第1回を掲載
開始から1分でこんな熱い戦いができたらなー
|
7位にようやくGC 2007の記事が来ました(正確にはGCDCだけど)。これでドイツ取材班も報われます。
・[GC 2007#003]MMO界の有名人達が考える,大ヒット作「World of Warcraft」のあとに続くMMORPGとは?
結論をここに引用しちゃいますが,「プレイ開始直後の1分間でプレイヤーを引きつけられる仕組みができているものが,今後成功を収めるMMOとなるだろう」とのこと。キャラクターメイキングが終わって開始後1分というと,「うーチュートリアルかー。仕方ない,やっとくかー。何かアイテムもらえるだろうしなぁ」と,思い始めている頃でしょうか。人によっては,とりあえずミニスカキャラで「しゃがむ」のエモーションとカメラワークを試している頃かしら。
このほか,気になるものといえば15位と19位のマウス記事だろうか。
・ブランド復活! MS,ゲーマー向けマウス「SideWinder」発表
・[GC 2007#009]Razer,第3世代レーザーセンサー採用のゲーマー向けマウス「Razer Lachesis」発表
いやはや,「マウスってそんなに重要だったんだー」と思ってしまうというのは,おじさんだからかなぁ。しかしマウスでは,ランキング外ながら,たぶんこの記事も見逃せないはず。
・[GC 2007#019]SteelSeries,満を持してマウス市場参入。FPS用だけではなく,RTS&MMO用も
この発表の面白いところは,5000人以上のゲーマーから集めた「ゲーマー向けマウス」に関する統計データを織り交ぜているところだろう。「ゲーマーが必要としているボタン数は4個で,ゲーム中に使われるのはそのうち2〜3個」だそうですよ。さて,使われない1個はどのボタンでしょう?
左から「SideWinder Mouse」「Razer Lachesis」「SteelSeries Ikari Optical」。どれが欲しい?
|
|
|
■それ以外の注目記事
「Weekly 4Gamer」などと4Gamerの看板を背負ったフリはしているものの,割と個人色が強く出てしまっている本連載(水着が必ず載ってるとかね!)ですが,今回は「GC 2007特集」と題して,個人的に気になったGC記事に注目しちゃおうかな。断っておきますが,偏ってますよ。
今のところ一番ショックだったのは,このゲームの電撃発表です。
・[GC 2007#029]GC開幕に合わせて電撃発表されたタイトルは驚きの「Mafia II」
なんと,もう半ばあきらめ……どころか忘れかけていた「Mafia」の続編,しかも開発はIllusion Softworksときた。レースが難しくて泣きじゃくったことも,銃撃戦が難しくて泣きじゃくったことも,「ファッファッファッファッファファ」というBGMも,今ではすべていい思い出である。とにかく非常に楽しみだ。
ほかにも「ArmA II」「Operation Flashpoint 2」といった続編ばかり気になってしまうが,中でも,正直そんなに期待していなかったけど今回の記事で急に気になりだしたのがこれ。
・[GC 2007#031]Ubisoft,あの「Far Cry」の続編を初披露。「Crysis」を意識してリアル志向のFPSを目指す
前作「Far Cry」は,途中クリーチャーっぽいのが出てきた途端にやめてしまい,「Crysis」のほうはずっと気になり続けていたけど「Far Cry 2」は正直それほどでもなかったのですが。なぜか「物理エンジンをこれでもかといわんほどに使ったFPS」に惹かれてしまうのは,なんか理由があるんでしょうか。あと最近,アフリカの実態を取り扱った映画を貪るように観ているせいか,「アフリカの市民戦争が舞台」というのにも惹かれます。
トム・クランシーファンだからというわけでもないが,この記事もかなりグッとくるものがあった。
・[GC 2007#050]Tom Clancyワールドに新たに登場したRTS,「Tom Clancy’s EndWar」は,RTSジャンルに一石を投ずるか
このゲームの注目点は,トム・クランシーというところではない。マウスではなくマイクによってユニットを操作する「ボイスコントロール」である。「いけー,全軍突撃ー! い,いかんそっちは崖だー! 戻ってこーい!」という(いやそんなコマンドではないが),音声入力によって部隊を動かすのだ。マウスデバイスのないゲーム機でのプレイのために考案されたアイデアらしいが,これは楽しみである。
■今週の4Gamerはなんと……
はい,皆さん。今週の4Gamerは重大発表を行う可能性があります。夏の特大プレゼントの比ではないくらいビックリな重大発表となりますので,ご家族やご学友もお誘い合わせのうえ,ふるってご注目ください。
|
|
|