Kimの韓国最新PCゲーム事情＃763
RPG要素も持った縦スクロールシューティング「Valkyrie Sky」登場（2007/8/10）
Text by Kim Dong Wook特派員
日本ではゲームオンがサービス中の「ミラクルサマナー キュイ 〜黄昏のルビーと秘密の約束〜」を開発した，Yolim Communicationが，縦スクロールシューティングRPG「Valkyrie Sky」を発表した。第1次クローズドβテストは，2007年9月中に行われる予定だ。
Valkyrie Skyは，かつてのアーケード用シューティングゲームの名作を思い出させる縦スクロール方式で，カーソルキーとCtrlキー，Altキーのみでプレイできるシンプルな操作体系を採用している。
純粋なシューティングゲームとは異なり，キャラクター育成やクエスト，村でのアイテム購入や，ほかのプレイヤーとのパーティ結成などといった，RPG要素も用意されている。
用意されているキャラクターは，現在のところ剣士，召喚士，弓師，魔術師の4種類。各キャラクターは，それぞれ異なる攻撃方法を持っており，最大4人のパーティを組んでの協力プレイが可能だ。
本作では，ログイン後に入場する村で簡単なチュートリアルを受けられる。ここでゲームの基本的な情報を学んだら，メインストーリーがスタートし，順次クエストを遂行するという流れとなっている。プレイヤーは，これらのクエストでアイテムを獲得したら，これを精錬/製造/合成することで，数千種類にものぼるアイテムに変えることもできる。
そんな本作の最大の特徴は，プレイヤー自らがクエストマップを作成し，ほかのプレイヤーと一緒に遊べる“UCC”（User Creative Contents）マップだ。これは，基本的なマップの上に，プレイヤーがモンスターやアイテムを配置したり，移動経路を設定するなどして，オリジナルのマップを作成し，公開できるというもの。
作成されたUCCクエストマップは，人気度によってランク付けされるほか，ギルド間の攻城戦でも活用されるとのことなので，作成者の競争心理を刺激するコンテンツになりそうだ。
Yolim CommunicationのBang Gab Yong社長は，「Valkyrie Skyは，かつてのゲームセンターに思い出を持っている人はもちろん，MMORPGに慣れ親しんでいる人にも親しんでもらえるように開発したタイトルです。本作が，複合ジャンルの新たなトレンドをリードすることになるでしょう」とコメントしている。
なお今回，キャラクター選択や，村での買い物，そして実際の戦闘シーンなどを収録したプレイムービーも公開された。339MBと，ファイルサイズは大きめだが，シューティングゲームに興味のある人は，ダウンロードしてみてほしい。
→ムービーのダウンロードは「こちら」（5分44秒，WMV）
ダウンロードの詳細：339MB（335,515,433バイト）
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