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「Return to Castle Wolfenstein」の映画化が決定
2007/08/07 16:01
 FPSの元祖ともいえる「Wolfenstein 3D」を,リメイクした「Return to Castle Wolfenstein」は,シングルプレイもさることながらマルチプレイの人気が高く,日夜熱戦に明け暮れるファンがあとを経たなかったFPSだ。つい先日,Valveのオンライン配信システム「Steam」でのダウンロード販売が始まり,当時の興奮とマルチプレイデビューにまつわる恥ずかしい失敗などを,思い出した人も少なくないだろう。で,あらためて遊んでは見たものの,「そういえばストーリーがいまいち分からない」という人に朗報かもしれない。なんと,Return to Castle Wolfensteinの映画化が決定したのだ。

 海外の情報サイトVariety.comによると,現在決定している制作スタッフは,プロデューサーにSamuel Hadida(サミュエル・ハディダ)氏,監督と脚本にRoger Avary(ロジャー・エイヴァリー)氏という,2006年に封切られたホラー映画「サイレントヒル」のコンビ。公開時期などは未定だ。

 ちなみに,Return to Castle Wolfensteinは,アメリカ陸軍レンジャー部隊のB.J. Blazkowiczが,ナチスによって極秘裏に開発している兵器を探るため,単身で研究所に潜入。敵地に潜入した主人公は,探索を続けるうちにナチスが魔界の力によって兵士を強化しようとしていることを知り,それを阻止するという話だ。ゲームと映画がどの程度同じかは分からないが,いまから遊び直すのが面倒という人は,これでストーリーを確認できるかもしれない。(朝倉哲也)


Return to Castle Wolfenstein
■開発元:id Software
■発売元:ピーアンドエー
■発売日:2001/12/20
■価格:7800円(税別)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.08/20070807160138detail.html