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G-Tuneより小型筐体を使ったゲーム用PC「LITTLEGEAR」登場
2007/08/01 16:31
※液晶ディスプレイとスピーカーはオプションです
 マウスコンピューターは,同社のゲーム用PCブランド「G-Tune」に,従来製品(マイクロATX)の45%というコンパクトな体積を実現した,小型PCシリーズ「LITTLEGEAR」を追加した。

 今回発表されたのは,3タイプ6機種で,各タイプにはWindows Vista Home PremiumとWindows XP Home Edition(SP2)を搭載した2機種が用意されている。

 LITTLEGEAR L300SV1/ L300S1(以下型番とOSの対応はVista/XPの順)は,CPUにCore 2 Duo E6550/2.33GHz,メインメモリ1GB,HDD 160GB,グラフィックスカードにGeForce 8500GT/256MBを搭載し,9万9960円(税込)。
 LITTLEGEAR L300EV1/ L300E1は,CPUにCore 2 Duo E6850/3GHz,メインメモリ2GB,HDD 320GB,グラフィックスカードにGeForce 8600GT/256MBを搭載し,12万9990円(税込)。
 LITTLEGEAR L300MV1/ L300M1は,CPUにCore 2 Quad Q6600/2.40GHz,メインメモリ2GB,HDD 500GB,グラフィックスカードにGeForce 8500GT/256MBを搭載し,12万9990円(税込)。

 小型筐体に4コアCPUを搭載したモデルを用意するなど,意欲的なラインナップだが,GeForce 8500 GTはゲーム用には力不足だ。軽めのオンラインゲームに限定するならともかく,ある程度のゲームをやろうと思うなら,考慮に値するのはGeForce 8600 GT搭載モデルだけだろう(BTOオプションでGeForce 8600 GTが選択可能)。8500と8600では型番は100しか違わないが,グラフィックス性能は2倍以上違うので,注意が必要だ。

 さて,LITTLEGEARは,マイクロATXフォームファクタの範囲でできるだけ小さなケースを使用したPCだ。ある程度の拡張性も残されているものの,ドライブベイには空きがないので,HDDなどは余裕を持った容量を選ぶべきだろう。搭載電源は300Wなので,あまり派手なグラフィックスカードは搭載できそうにない。BTOオプションで用意されているのはGeForce 8600 GTまでで,動作保証もそのクラスまでとなるようだ。
 小型PCではなにかと気になる冷却性能だが,側面図を見ると,電源を下に置いて,電源ファンからグラフィックスカード周りの熱を下に吸い出していることが分かる。CPUとHDDは上部でがっちり囲んで冷却しているようである。拡張カードを差すと微妙な感じだが,エアーフローはそれなりに確保されているようだ。
 小型のゲームPCがほしいが,キューブPCではもの足りないという人は検討してみるのもよいかもしれない。(aueki)

左:内部の様子
中,右:従来機種との大きさ比較

G-Tune
■開発元:マウスコンピューター
■発売元:マウスコンピューター
■発売日:-
■価格:製品による
→公式サイトは「こちら」
デスクトップPC
■開発元:各社
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■価格:製品による

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