ゴンゾロッソ,韓国SONOVのR-18指定MMORPG「シャイヤ」の国内運営ライセンスを取得。クローズドβテストを9月に実施予定
ゴンゾロッソは,韓国SONOVが開発したMMORPG「シャイヤ」(原題 Shaiya -Light and Darkness-)の日本国内における運営ライセンスを締結したと発表した。
シャイヤは,韓国,中国,ベトナムなどではすでにサービスが開始されており,今後はアメリカでのサービス開始も決定している。また,中国ではオープンβテスト時に,同時接続者数が30万人を超えたという。 G★2005のレポート記事にあるように,本作は,韓国ではR-18指定という一部描写が過激なMMORPGだ。基本的には,「リネージュII」に似た雰囲気と操作感を持つタイトルだが,PvPに重点が置かれており,最大1500人対1500人という大規模なバトルが可能だ。
基本的な世界観は,ファンタジーをベースとしており,エデンの聖地をめぐる,光と闇の勢力争いがテーマになっている。光の同盟では「人間」と「エルフ」,怒りの連合には「Vile」と「Death eater」という2種族ずつが存在し,それぞれが女神を争奪するという目的で対立している。 種族ごとに選べるクラスは決まっており,人間はファイター/ディフェンダー/プリースト,エルフはレンジャー/アーチャー/メイジ,Vileはペーガン/オラクル/アサシン,Death eaterはウォーリア/ガーディアン/ハンターと,それぞれの種族に3種類のクラスが設けられている。
キャラクターの成長方法では,一風変わった「難易度選択」という概念があり,Easy/Normal/Hard/Ultimateという四つのモードが用意されている。例えば,Easyだとレベル上昇は速いが30以上には上がらない,Hard以上の難度では,Normalでは習得できないスキルが覚えられる,Ultimateでは,死亡時にキャラクターが削除されてしまうなど,いろいろと凝った仕組みが用意されているようだ。 また,キャラクターの成長時には,自由にステータスポイントを振り分けられるシステムで,キャラクターの個性を出しやすくなっている。 そのほか,隠された能力やクエストの遂行結果,ストーリーラインの選択により,クエストの内容や報奨が変わる「MCQ SYSTEM」と呼ばれるシステムが存在する。
本作が重点を置いているPvPでは,相手を倒すことでSTAR POINTを得て,その数値によって階級や報奨が得られるようになる。種族と職業,そしてスキルの組み合わせがPvPの勝敗を左右するとのことで,プレイヤーキャラクターのレベルよりも,プレイヤースキルが問われるものになりそうだ。また,1対1の決闘から,GvGといった大規模戦争システムまで,幅広い対人戦が用意されている。
そのほか,ラピスシステムという装備アイテムの強化システム,移動のための乗り物など,最近のMMORPGでは標準的ともいえるシステムが実装されている。なお,乗り物については,Hard以上の難度では二人乗りも可能とのことだ。
本作のスケジュールは,2007年9月にクローズドβテストを実施,2007年秋に正式サービス開始予定となっている。なお,課金スタイルは基本プレイ無料+アイテム課金を採用する予定とのことだ。(oNo)
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シャイヤ |
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(C)SONOV Corporation / GONZO ROSSO K.K. |
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