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[E3 2007#52]カンファレンスで公開されたプレイシーンを完全収録。「Assassin’s Creed」ってこんなゲームだ
2007/07/20 22:39
Jade Raymond氏(左)とPatrice Desilets氏(右)。本文中にも書いたように撮影環境が悪く,この写真も荒いが,なにとぞご容赦を
 E3 SummitのUbisoft Entertainmentカンファレンスで公開された「Assassin's Creed」(邦題 アサシン クリード)のプレイムービーを4GamerにUpした。
 [E3 2007#19]でもお伝えしたように,Ubisoftのカンファレンスは主人公アルタイルが奴隷商人を暗殺するというミッションを,デザイナーのPatrice Desilets氏が実際にゲームを操作し,プロデューサーのJade Raymond氏がシーンを解説するというスタイルで進められ,Upしたムービーはその様子を収録したものだ。MicrosoftのMedia Briefingにおいても同じミッションが同じスタイルで紹介されたが,そのときとは攻略法がかなり異なり,一つの暗殺でもいろいろな方法が用意されていることが分かる。例えば屋根にいる二人の衛兵。ムービーでは二人目の衛兵の背後を迂回して屋根に上がっているが,Media Briefingでは,一人目の衛兵と同様,背後から襲って突き落としているのだ。

 目もくらむような高い塔上からエルサレムの街を見下ろすアルタイル。やがて,画面右下のレーダーにターゲットの姿を認めた彼は,意を決したようにハイジャンプする。警護の兵士をあるいは殺し,あるいは迂回して目標の建物に忍び込む彼だったが,ぶっちゃけそれは罠だった……。というような展開でミッションは進んでいく。
 アルタイルのなめらかな動きや,エルサレムの町並み,群衆をかきわけてターゲットを追いかける彼の姿などが素晴らしく,これまでテクニカルデモ程度だったAssassin's Creedがかなり「ゲームらしく」なっているのがよく分かる。

 ムービーは会場で直撮りしたもので,Raymond氏の解説も合わせて収録してあるので(ちょっと聞き取りにくいかもしれないが),彼女の声に耳を傾けてもらえばさらに分かりやすいはずだ。とはいえ,会場のライトは赤一色で,画面が暗くなるとライトが映り込むという撮影しにくい条件。ところどころ赤く見にくくなるのはご容赦を。
 前評判はやたら高いものの,その割にはゲーム内容が今一つ見えてこなかった本作。戦闘中,ターゲットした相手が白く光るなんてことさえ今回初確認だ。ちょっと長めではあるものの,ぜひこのムービーをダウンロードしてそのあたりを見てほしい。(松本隆一)

■ムービーのダウンロードは「こちら」(9分23秒:WMV)
ダウンロード詳細:142MB(149,680,955バイト)




アサシン クリード
■開発元:Ubisoft Enertainment
■発売元:Ubisoft Enertainment
■発売日:2007/11月中
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2007.07/20070720223923detail.html