驚異のグラフィックス技術が分かる「ロスト プラネット」のトレーラーを掲載
7月12日の発売が予定されているカプコンのSFシューティング,「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」のオフィシャルトレーラー第2弾を4GamerにUpした。 これは,2007年6月5日から台湾で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2007」において公開されたもので,興味深いのはやはりXbox 360版とPC版の比較シーンだろう。
ムービーは4部構成になっており,最初は迫力あるキャンペーンモードの戦闘シーンが展開し,続いてポーズを多用したXbox 360版との比較画面。それからオンラインによるマルチプレイ対戦,そして再びキャンペーンモードへと続いていく。 Xbox 360版との比較場面では,PC版のテクスチャの細かさや,パララックスマッピングと呼ばれる技術を使った,プレイヤーが雪原に残した足跡や壁をえぐった弾痕がくぼんで見える表現,またソフトシャドウ技術によって,影のエッジがなめらかに表現されるといった状況が確認できる。アンビエントオクリュージョンと呼ばれる技術により,Xbox 360版に比べて全体に柔らかな陰影処理が可能になっているところ,さらにはより派手になったエフェクトなども見逃せないだろう。
Xbox 360版(左)と,PC版(右)のアンビエントオクリュージョン技術による背景の違い
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パララックスマッピングによる弾痕表現の違い
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後半のキャンペーンシーンでは,大型原住生物エイクリッドと二足歩行の戦闘マシン「VS」の迫力満点の戦闘場面が繰り広げられ,まあ,最新グラフィックステクノロジーはともかくとして,早いとこプレイしたいという気持ちにさせてくれる。収録されているのはほとんどがインゲームのシーンで,約3分という長さだが,テンポがよく見飽きることがない。
ソフトシャドウによる影の表現の違い
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エフェクトの解像度の違い
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国産ゲーム初のDirectX 10対応タイトルであることや(関連記事),ValveのSteamを使ったデジタル配信とマルチプレイ対戦の実施など(関連記事),どちらかというと周辺の話題が取り上げられることの多いロスト プラネットだが,肝心要のゲームそのものの面白さを再確認できるはずだ。 なお,次回のトレーラーは7月14日に公開される予定になっている。(松本隆一)
■ムービーのダウンロードは「こちら」(2分56秒:WMV) ダウンロード詳細:96.9MB(101,700,455バイト)
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ロスト プラネット エクストリーム コンディション |
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