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“オンラインゲームフォーラム”を母体に,日本オンラインゲーム協会発足
2007/06/28 19:35
 有限責任中間法人日本オンラインゲーム協会(Japan Online Game Association,以下JOGA)の設立が,本日(6月28日)発表された。合わせて,公式サイト(http://www.japanonlinegame.org/)が本日公開されている。

 JOGAは,経済産業省関東経済産業局によって運営されてきた「オンラインゲーム研究会」および,その分科会である「オンラインゲームフォーラム」(以下,OGF)を前身とした団体。

 なお,前身であるオンラインゲームフォーラムの活動は,4Gamerでも何度か記事にしてきた。どういった団体で何を目指しているのかについては,「[AOGC#03]業界単位の支援でなくITベンチャー振興が本義。経済産業省関東経済産業局 釜田氏が語るオンラインゲームフォーラム」の記事に詳しいので,興味のある人は目を通してほしい。

 現在,JOGAには正会員として16企業が登録されており,そのうち以下の5企業で理事会が構成される。代表者はゲームポット代表取締役社長の植田修平氏が務める。

・ゲームポット
・ゲームオン
・NHN Japan
・ガマニアデジタルエンターテインメント
・ジークレスト

 JOGA公式サイトの「こちら」のページには,会員一覧が掲載されているので,興味のある人は覗いてみるといいだろう。

 この団体の目的は,「JOGAでは、オンラインゲーム市場の啓発・認知度向上活動、調査・研究活動、情報交換などを通して、オンラインゲーム産業およびIT産業の振興ひいては、経済社会の発展、国民生活など広く公益の増進に寄与することを活動の目的としております。」とされている。平たく言えば,オンラインゲーム市場で各社が抱える共通の問題を解消し,消費者であるプレイヤーが安心してプレイできる環境を整備していく手助けをするということだ。

 具体的には,オンラインゲーム市場統計調査(関連記事),オンラインゲームのガイドライン策定などが挙げられる。任意団体だったオンラインゲームフォーラムから,有限責任中間法人としてJOGAが設立されたことで,より広汎な活動が期待できる(それには,より多くのオンラインゲームメーカーがJOGAの会員/準会員となることが求められるわけだが)。JOGAの今後の活動に期待したい。(oNo)



【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2007.06/20070628193501detail.html