2006年末のインタビューや,2007年4月のトークイベント「ゲームとプロレス」で,4Gamer読者の一部にはおなじみとなった(?)現役“ゲイ”プロレスラー 男色ディーノ選手の連載がスタート。毎週火曜日に,ディーノ選手が遊んでいるゲイム(ゲーム)について,思うがままに綴ってもらいます。
著者近影
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さて,ゲイプロレスラーとしてリング上のマッチョな男達のタマをとってきている私,男色ディーノがお送りする「ゲイムヒヒョー」が始まったよ! まぁヒヒョーとはいえ,要するにマイ流行ゲームのプレイ日記ってことね。 ……分かる。思ってることは分かるわよ。ぶっちゃけ他人のゲームプレイ日記なんざ「私,今日美容院行ってぇ〜そのあと表参道のカフェにぃ〜」とスケジュールを報告してくる女のウザさに等しい(「男塾」的に言えば「児戯にも等しい」)わ。
だが! 日々ゲームをプレイしなければ禁断症状が出てしまう,二次元の異性しか愛せない,そんなゲーム脳なあんた達に必要なのは,他人とのコミュニケーション能力なの! だから,重度のゲーム依存症であるという自覚のある人は,リハビリとして毎週私の日記を読むことをオススメするわ。いわゆる心のゆとりってヤツね。読んだところで治らないんだけどね。 ま,つまるところは,たとえどうでもいい日記でも,おおらかな気持ちで読めってことよ。一週間に1本以上は新作をプレイするハードゲイマーの日記を読んでみても,罰は当たらんと思うしね。 てなわけで連載第一回の今回は,自己紹介がてら私の好きなゲームの紹介からイこうかしら。だいたい,どんなゲームを好んでいるかで,何となくの人となりが分かるって言うじゃない? 達人ともなれば,付き合う相手の条件にも性格の相性,身体の相性に次いで好きなゲームの相性が加わるとか。……さすがにそこまではなりたくないものね。
2007年9月にパワーアップキットが発売される予定の「信長の野望・革新」のイメージイラスト。やはり武将特有の荒々しさとかヒゲとかが,ディーノ選手のハートを含む各部位を刺激するのだろうか……
(C)2005 KOEI Co., Ltd.
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話がそれたわ。ともかく,私が好きなゲームのジャンルはなんと言ってもシミュレーション(4Gamer的には歴史ストラテジーと言ったほうがいいのかしら?)。「三國志」とか「水滸伝」とか「信長の野望」とか……全部コーエーじゃん! そう。コーエーが凄く好きなの。たいがいのコーエー作品はプレイしてるわよ。「蒼き狼と白き牝鹿 ジンギスカン」とか「ウイニングポスト」とか「大航海時代」とか「伊忍道」……は別にいいや。 プロレスシミュレーションゲームを作りたくて就職活動でコーエーを受けたという私の闇歴史があるほど,コーエー作品が好きです。でもゾウさんはもっと好きです。1次試験は受かったんだけどなぁ……。 と,ノスタルジックな気持ちを振り切って……,コーエー作品以外だと任天堂の「MOTHER」も好きね。あと,スクウェア・エニックスでいえば「ファイナルファンタジー」よりは「ドラゴンクエスト」派。結局,どっちもプレイするんだけどね。格闘ゲームはイマイチ苦手ね。したがって,アーケードゲームもやらないわ。
まとめると,一人で部屋を暗くして体育座りでプレイできるようなゲームが好きなのね。でも最近はチュンソフトの「不思議のダンジョン 風来のシレンDS」や,カプコンの「モンスターハンターポータブル 2nd」(以下,MHP2)なんかの携帯ゲーム機でのやりこみ系も好んでいるわね。 っていうか,MHP2は今まさにプレイしてるんだけど。友人のいない私はようやくハンターランクが5になったとこ。ハンターランクが5になったってことは上級になったってことで,同時にこのゲームに対する疑問も生まれ始める時期でもあるわけね。例えば,このゲームはマルチプレイができる,つまり友達がいる人間がハンターランクを上げやすいわけだが,ひょっとしたらハンターランクとは「社交力ランク」を表しているのではないのか? とか,なんで現実世界を離れた電脳世界でまで敵キャラクターにハメられてバカにされなきゃいかんのか? とか。 でも,考えてもいい答えは出ない気がするので,悪い現実を無視して今日もリオレアスにハメられにいって来るわ。
……っていうゲームライフを送ってるわね。 どう? ゲームを通してだいたい私の性癖がお分かりいただけたかしら? 4Gamerなのに,最近のPCゲームのことが少ないかしら? 実際はPCゲームもけっこうヤってはいる。でもね,オトナの事情で4Gamerには書けないようなゲームが多いの。察しなさい。でもまあ,こうジャンル的にOKなものであれば,いつかは取り上げる日が来るかもしれないわね。 ちなみに次回以降は,PSPの「ファイナルファンタジータクティクス」(スクウェア・エニックス)とニンテンドーDSの「燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2」(任天堂)あたりのことを書こうかと思うわ。 あ,携帯ゲーム機といえば,最近「桃太郎電鉄DS」も買ったはいいが,結局一人で60年間(TOKYO編30年&全国編30年)やっちゃったなぁ……大丈夫! 泣いてなんかないわよ! ともかくFFTと応援団2は,おそらく次回プレイ日記にしたためることになるので気になる方は来週のこの時間に!
■■男色ディーノ(プロレスラー)■■ ゲームで遊んでいるばかりでなく,プロレスもしている男色ディーノ選手。7月1日には所属するプロレス団体DDTの後楽園ホール大会で,大鷲 透選手,HARASHIMA選手,マッスル坂井選手,猪熊裕介選手との“親方株争奪ラダーマッチ”というカードが組まれている。ディーノ選手は親方株を獲得できるのか!?(何を書いているんだろう……)。ちなみに編集担当者も「桃太郎電鉄DS」はソロプレイオンリーだったので,それが普通のはずだし,泣くことなんてないと思います。 |
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