ゲームポット,米ダブルフュージョン社とゲーム内広告配信契約を締結
ゲームポットは,ゲーム内広告大手の米ダブルフュージョン社と,ゲームポットのオンラインゲームを通じたゲーム内広告配信に関する契約を締結したと発表した。
これにより,ゲームポットが近く正式サービスを予定しているオンラインレースゲーム「Level-R」に,ダブルフュージョンが提供するソリューションが導入されることになる。また,両社は内外の広告主に対し,それぞれLevel-Rのゲーム内広告に関する営業活動を展開することでも合意した。
今回の合意に際し,ゲームポット代表取締役社長 植田修平氏と,ダブルフュージョンのアジア担当副社長 アレックス・スー(Alex Sood)氏は,それぞれ次のようにコメントしている。
植田修平氏: 「ゲーム内広告は、ゲームと広告の共生、新たなビジネスモデルの構築という意味で新たな挑戦です。オンラインゲームは、主役であるユーザーがゲームの世界であるコミュニティーを構築します。ダブルフュージョン社は、そのゲーム内コミュニティーを最大限尊重しつつ、ゲーム内広告システムの導入により、更に新たな楽しみもご提供するという弊社の考えに最も近い考えを持っております。『Level-R』では、ユーザーの皆様にオンラインゲームでの新たな体験をご提供できるものと確信しております」
アレックス・スー(Alex Sood)氏: 「『スカッとゴルフ パンヤ』、『CABAL ONLINE』などでの優れた運営実績を誇るゲームポットにダブルフュージョンのソリューションを提供できることは大変光栄です。我々は日本で運営されている多くのオンラインゲームを見て来ましたが、『Level-R』のようなリアル志向のレースゲームは弊社のソリューションに最も相応しいと考えております。我々は革新的な広告をご提供することで、ユーザーの皆様がオンラインゲームで全く新しいエキサイティングな体験ができることと確信しております」
ゲーム内広告は,言うまでもないがここ数年で注目度が高まっている。国内で運営されるオンラインゲームでは,最近だと「大航海時代 Online」(関連記事)や,ちょっとヒネった形で「アドクエ」(関連記事)などで見られるが,ゲーム内世界とのバランスの兼ね合いから導入が難しい手法だ。これまで,アイテム課金制を主たる収益源にしてきたゲームポットにとって,Level-Rにおけるゲーム内広告の導入は,会社としての新しいチャレンジ。プレイヤーにどのように受け止められるのかに注目しておきたい。(ginger)
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