ニューヨーク,スタテンアイランドに本拠を構えるMatrix Gamesは,アメリカ時間の6月6日に新作タイトル「Carriers at War」を発売した。価格は49.99ドル
Carriers at Warは,太平洋戦争における日米空母機動部隊の戦いを描くターン制のストラテジーで,プレイヤーはアメリカ艦隊の司令官として歴史的な海戦に参加することになる。開発したのはStrategic Studies Group,通称SSGで,同社が手がける作品のほとんどは第二次世界大戦のヨーロッパを舞台にしたもの。SSGの海ものタイトルがどういう具合になっているのかに注目するマニアな人々がいるとかいないとかいう話だ。 Matrixの公式サイトを覗いてみれば一目瞭然だが,同社は脇目もふらずに硬派なストラテジーゲームをリリースし続けるパブリッシャ兼デベロッパ。ときどきSFモノもあるけど,古代から現代まで,人類の闘争史をすべてゲームにしてしまおうという勢いが潔い感じだ。3Dだのマルチプレイだのにはやや縁遠いが,硬派ストラテジーファンの最後の砦と言われる同社がリリースするCarriers at War。興味のある人はチェックしよう。(松本隆一)
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