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SGラボ,アドベンチャーゲームを通じた広告手法の提供を開始
2007/06/01 16:34
 SGラボは本日6月1日,ゲームのインタラクティブ性を利用し,企業や商品のブランド力を最大限に引き出す,商品主体の広告手法である「アドバゲーム」の提供を,日本蒸留酒酒造組合の情報サイト「焼酎SQUARE」で開始した。

 SGラボは,スクウェア・エニックスと学習研究社(学研)の共同出資によって設立された,シリアスゲームの開発/販売を主要事業とする合弁会社だ。SGラボの設立にまつわる記事は,以前4Gamerにも掲載しているので,ご存じだという人も多いのではないだろうか。
 そのSGラボが今回発表したのは,同社の「アドバゲーム」第一弾となる,「The Shochu Bar」である。ちなみにアドバゲームとは,アドバタイジング(広告)とゲームを融合させた造語で,最近ではゲーマーにとっても身近な存在になりつつある,ゲーム内広告の一種と考えて問題ない。

 The Shochu Barは,日本蒸留酒酒造組合が運営するサイト「焼酎SQUARE」内でプレイできる。ゲーム専用に設計された架空の「焼酎Bar」を舞台に繰り広げられる,ミステリー仕立てのWeb用アドバゲームとなっており,プレイヤーが主人公となり,「甲類焼酎だから作れる焼酎カクテル」をテーマとした,さまざまな謎を解いていくことになる。
 その課程で,自然と焼酎カクテルの作り方や,甲類焼酎の魅力が学べる内容になっているそうなので,お酒,とくに焼酎に興味がある人は,ぜひチェックしてみてほしい。

 なおSGラボでは,今回のThe Shochu Barを皮切りに,携帯電話と連動するソリューションや,ゲームに登場する商品を,ゲームを通じて直接購入できるeコマース連動のソリューションプランなどを,引き続き開発していくという。ゲーム内広告をめぐるトピックに注目しているゲームファンは,SGラボの今後の動向にも,注目しておいたほうがよさそうだ。(大路政志)



### 以下,リリースより ###
──訪れると悩みが解決する。
そんな噂のBarがある。
今日もマスターが、一人の悩める女性に声をかける。
「明日、このBarに来られますか。あなたに贈りたいメッセージがあります」
翌日、女性はそのBarに向かうのだが……。

SGラボがお届けする、ゲームならではの要素を取り入れたエンターテインメントな広告「アドバゲーム」の第一弾として、日本蒸留酒酒造組合様のWebページ「焼酎SQUARE」内にて、本日より脱出ゲーム「The Shochu Bar」が配信されました。

「極めて純粋で、味も香りもクセがない、甲類焼酎だからできる『焼酎カクテル』」

このメッセージを伝えるために、架空の焼酎Barを舞台にした謎解きハートフルストーリーを展開します。
「プロダクト・プレースメント」の手法を使ってゲーム内に商品を配置したり、登場する謎解きアイテムやヒントにも広告要素を取り入れた、新しいエンターテイメント体験をお届けします。

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【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2007.06/20070601163413detail.html