G-Tune,GeForce 8400M G搭載の“ゲーミングモバイルノートPC”
写真は英語キーボードだが,製品は日本語キーボードを搭載する。[Enter]キーの右側にもキーが並ぶレイアウトはユーザーを選びそうだ。なお,液晶ディスプレイは13.3インチワイドの光沢タイプ。解像度は1280×800ドットとなる
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マウスコンピューターは,同社のゲーマー向けPCブランド「G-Tune」で,“ゲーミングモバイルノート”を謳うノートPC「NEXTGEAR-NOTE M1」シリーズ4モデルを発表した。2007年5月31日8:00PMより直販サイトで受注を開始するほか,6月1日11:00AMからは同社の直営店や電話通販窓口でも販売が始まる予定だ。
“ゲーミングモバイルノート”というあたりが気になる人もいると思うが,結論からいうと,そう称するのはやや苦しい。サイズは320(W)×235(D)×26.8〜34.5(H)mmと,A4(297×210mm)サイズより一回り大きく,重量は2.18kgあり,モバイルという言葉をイメージどおり取るわけにはいかない。また,搭載するGPU(グラフィックスチップ)「GeForce 8400M G」(グラフィックスメモリ256MB)はGeForce 8Mシリーズの最下位モデルなので,高い3D性能は望めない。むしろ,「グラフィックス機能統合チップセットよりは高い3D性能を持ち,3Dゲームもなんとかこなせなくはない,基本的には普段使い用のノートPC」という理解をしておくべきだろう。 ちなみにCPUは下位モデルでも「Core 2 Duo T7300/2GHz」(L2キャッシュ4MB),メインメモリはPC2-5300 DDR2 SDRAM 1GB。無線LANコントローラ「Intel Wireless WiFi Link 4965AGN」も搭載して,最新のCentrino Duo Processor Technology準拠となり,さらにReadyBoost/ReadyDrive対応フラッシュメモリ「Intel Turbo Memory」も内蔵するので,ことさらゲーム用PCと考えなければ(本末転倒ではあるものの)悪くないかもしれない。
なお,BTO標準構成のスペックと価格は以下のとおり。OSは「Windows Vista Home Premium」と「Windows XP Home Edition」から選択可能だ。Windows XPモデルは,Intel Turbo Memoryを利用できないため搭載しておらず,その分価格が安価になっている。(佐々山薫郁)
●NEXTGEAR-NOTE M1シリーズの主なスペック(※リリースより)
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