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[SQEX PARTY 07]スクウェア・エニックスのプライベートショウ,「SQUARE ENIX PARTY 2007」,来場者は2日間で延べ7万6562人という盛況ぶり
2007/05/14 21:53
 5月12日と13日に,スクウェア・エニックスのプライベートショウ「SQUARE ENIX PARTY 2007」(以下,SQEX PARTY 2007)が,千葉県の幕張メッセで開催された。このショウでは,スクウェア・エニックスの最新ゲームの試遊をはじめ,最新映像の上映,ケータイの各種サービス,キャラクター商品の販売など,同社の最新情報が一挙に公開された。

 スクウェア・エニックスによれば,SQEX PARTY 2007の来場者数は,12日が3万9750人,13日が3万6812人。2日間合計で延べ7万6562人が来場したことになる。2005年に実施された第1回SQEX PARTY 2005では,招待者などを含め来場者数は合計4万6981人だった。2005年は入場料1000円(税込)の有料イベントで,SQEX PARTY 2007は入場無料という点が異なるが,延べ来場者数は2005年時の約1.6倍と非常に多くの来場者を集め,盛況のうちに幕を閉じた。
 ちなみに,2006年9月に実施された東京ゲームショウ 2006の来場者数はビジネスデイを含めた3日間合計で19万2411人,一般公開日2日間に限れば15万2766人である。一般公開日2日間の半分近い来場者数を,スクウェア・エニックス1社で集めたと考えれば,その注目度の高さが分かるだろう。



予告なしにFFXIブースに掲げられた「アルタナの神兵」のロゴ。あまりにも堂々としていたせいか,気づかなかった来場者も多かったようだ
 さて,会場でお目にかかれたタイトルは,各種プラットフォームを合わせて合計25タイトルとかなりのものだが,4Gamerでは「ファイナルファンタジーXI」(以下,FFXI)特設ブースの概要をお届けしよう。なお,FFXIブースで行われた各種イベントの詳細については,主だったものを個別に記事化しているので,会場に行けなかったという人は,そちらもチェックしてほしい。

 サービス開始から5周年を記念し,「Five Fantastic Years of Final Fantasy XI!」と銘打った特設ブースが設置されたFFXIでは,1日中さまざまなファン参加型イベントが開催されていた。以下,それらのイベントを紹介していこう。

■サラヒム・センチネル幕張支社&ランダムディール

 アトルガンの傭兵派遣会社である「サラヒム・センチネル」が幕張に支社を開設したという設定で,来場者がFFXIブース各所にいるNPC役のスタッフを訪ね,クエストをクリアするというオリエンテーリング的なイベント「サラヒム・センチネル幕張支社」。ほかの来場者とパーティを組んで,見事クエストをクリアすると,ピンバッジのほか豪華賞品が当たる大抽選会の参加券が入っていたりする「ランダムディール」(いわゆるガチャガチャ)で遊べる“宝のコイン”を入手できた。



■幕張フレンドパーティ

 会場で事前に携帯電話からメールで応募を受け付け,当選者がステージ上で特殊アサルトなどをプレイ,結果に応じてランダムディールで景品を入手するための“宝のコイン”がゲットできるというもの。12日,13日両日で2回ずつ行われた。
 初日は,用意された複数のバトルフィールドから一つを選択して戦うチーム対抗戦の「Boss Battle Bush!」,レベル1のタルタルを操り,ゲルスバを駆け抜ける「タルタルマラソン2007」,特別アサルト「雲霞の如し」などが行われた。2日めは司会者の粋な計らいで,できるだけ多くの来場者がイベントに参加できるように配慮されていた。
 とくに最終回となる2日めの午後の部では,テーマを特別アサルト「雲霞の如し」に限定,5分間でより多くのモンスターを倒したチームが勝利とし,勝利者チームにはコイン5枚,敗退チームにもコイン3枚がプレゼントされていた。

関連記事:[SQEX PARTY 07]ジンクスを覆せ! 手に汗握る「Boss Battle Bash」の結果はいかに

Boss Battle Bush!では,選んだバトルフィールドによって獲得コイン数が変わるというスタイルだったが,初回にプレイしたチームがアークエンジェルを選んで成功したのを受けてか,アークエンジェルを選ぶチームが多かった。イベント参加者に低年齢層/女性プレイヤーが多かったのも印象的


■チョコボレース アルタナ記念杯
■クイズ!なるほど!ザ・ヴァナオネア Z


 チョコボレース アルタナ記念杯は,会場内で配られていた「勝鳥(号外)」という競馬新聞風の用紙を受け取り,そちらに予想を書き込んで,見事レース二つに的中すると“宝のコイン”が手に入るというもの。12日は“勝鳥(号外)”で△一つの「Brutus」が2レースで勝利したため,的中者が少ないという波乱の展開に。13日は的中者が多く出て,スタッフも胸をなで下ろしていたようだった。
 クイズ!なるほど!ザ・ヴァナオネア Zは,東京ゲームショウ 2006会場で行われたファン参加型イベント「ヴァナ★フェス2006」のクイズイベントと同様のものだ。

関連記事:[SQEX PARTY 07]「SQUARE ENIX PARTY 2007」で実施されたクイズ/チョコボレースイベントの模様をレポート



■5th Anniversary トークセッション

 FFXIのイベントでは恒例の,開発/運営チームがパネラーとして参加するトークイベントで,数あるイベントの中でも一番の目玉といっていいだろう。
 プロデューサーの田中弘道氏,総合ディレクターの河本信昭氏,「アトルガンの秘宝」ディレクターの小川公一氏,バトルディレクターの松井聡彦氏,グローバルオンラインプロデューサーのSage Sundi氏が両日のトークイベントに参加した。そのほか,12日はアートディレクターの相場良祐氏が,13日はプランナーの藤戸洋司氏が登場した。
 トークセッションの内容については,すでに4Gamerでもお伝えしたとおり,12日には新拡張データディスク「アルタナの神兵」の発表というサプライズで始まった。そのほか,12日はFFXIのサービスが開始されてからの5年間を振り返った話題が中心となった。13日は,6月に行われる予定のメジャーアップデートの話に始まり,RMT対策,帰宅してから使えるFFXI知識,トリビアならぬ“ヴァナビアの泉”などが話題に上った。
 トークセッションの内容については,別途記事で詳しく紹介する予定なのでお楽しみに。

関連記事:[SQEX PARTY 07]6月バージョンアップなど興味深い話が続々! 「SQUARE ENIX PARTY 2007」トークセッションの模様を掲載
[SQEX PARTY 07]トークセッション直後。田中弘道氏,Sage Sundi氏のコメントを掲載

左から順に,プロデューサーの田中弘道氏,総合ディレクターの河本信昭氏,「アトルガンの秘宝」ディレクターの小川公一氏,バトルディレクターの松井聡彦氏,アートディレクターの相場良祐氏,グローバルオンラインプロデューサーのSage Sundi氏


■5th Anniversary ♪トーク&ミニコンサート

 その名のとおり,FINAL FANTASY XIの作曲家達のトークとミニコンサートが行われた。出演者は,12日,13日の両日とも植松伸夫氏水田直志氏谷岡久美氏の3名。それぞれが近況を語りつつ,作曲時の思い出などを語っていた。

左から植松伸夫氏水田直志氏谷岡久美氏


 そのほか,コスプレコンテストやムービーコンテストなども行われたFFXIブースだが,全体としての印象は,SQEX PARTY 2007会場の中でも最も盛り上がっていたことは間違いないだろう。5周年を迎えてもその勢いが衰える印象をみじんも感じさせない,FFXIのパワーには感心するばかりである。トークセッションで総合ディレクターの河本氏が,“プレイヤーの皆さんと作ってきたヴァナディールだ”と述べたように,プレイヤー達の期待に応える開発者達と,それを支えるプレイヤーがいる限り,FFXIの世界は続いていくのだろうと実感できるイベントだった。(oNo)

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【リリース】「SQUARE ENIX PARTY 2007」来場者プレゼント一挙公開


ファイナルファンタジーXI
■開発元:スクウェア・エニックス
■発売元:スクウェア・エニックス
■発売日:2002/11/07
■価格:オープン
→公式サイトは「こちら」
ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影
■開発元:スクウェア・エニックス
■発売元:スクウェア・エニックス
■発売日:2003/04/17
■価格:オープンプライス
→公式サイトは「こちら」
ファイナルファンタジーXI プロマシアの呪縛
■開発元:スクウェア・エニックス
■発売元:スクウェア・エニックス
■発売日:2004/09/16
■価格:オープン
→公式サイトは「こちら」
ファイナルファンタジーXI アトルガンの秘宝
■開発元:N/A
■発売元:スクウェア・エニックス
■発売日:2006/04/20
■価格:オープンプライス
→公式サイトは「こちら」
ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵
■開発元:スクウェア・エニックス
■発売元:スクウェア・エニックス
■発売日:2007/冬
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」
FINAL FANTASY XI はじめてのファイナルファンタジーXI
■開発元:スクウェア・エニックス
■発売元:ソースネクスト
■発売日:2007/05/11
■価格:1980円(税込)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.05/20070514215342detail.html