中国のT2CNが開発中の「十面埋伏 Online」(House of flying daggers OL)は,以前お伝えしたように日本でも話題になった映画「Lovers」(2004年公開)をベースにしたMMORPGだ。その職業システムと,イメージイラストが発表されたので,ちょっと紹介してみよう。
リリースによると,ゲームに登場する職業は剣客(Swordsman),英雄(Hero),刺客(Assasin)の3種類で,剣客は剣による近距離戦闘に強く,英雄は銃と棍棒を使った接近戦,刺客は弓を使った遠距離戦闘とスニークに強みを発揮するという,まあ想像できる範囲の特徴が与えられている。それぞれの職業は,育て方によって基本的に2種類の方向に進み,例えば英雄なら攻撃力を高めるか,あるいは防御力を上昇させるかといった具合だ。 とはいえ,各キャラクターはいくつか用意された「勢力」に属すことになり,それぞれの勢力によって独自の特徴があるので,同じ剣客を同じ方向性で育てたとしても,勢力が違っていればまた違う性質になっていくのだそうだ。
とまあ,今回発表されたのはそのくらいで,はっきり言ってなんだか分かったような分からないような,という感じだが,ゲームがまだ開発のかなり早い段階にあるらしいので仕方ない。ゲームはLoversの世界観を使用し,映画の物語をなぞって進んでいくとのことだが,具体的にどういうシステムになるのかは未定。リリースの開始時期も正式に発表されていないので,続報が入り次第,またお伝えしよう。 というわけで,下に掲載したのがそれぞれの職業のイメージイラストだ。解像度がやや低めで恐縮だが,高解像度版はいずれ公式サイトで公開されるようだ。(松本隆一)
|