SF FPS「Prey」で知られる,アメリカのデベロッパHuman Head Studiosの入居しているビルが,4月20日の未明,火災に見舞われた。
ウィスコンシン州マディソンで発生した火災は,市の歴史的な建造物にも被害を及ぼす広範囲なものだったが,この火事により罹災したビルのワンフロアに,Preyを開発したゲームデベロッパのHuman Head Studiosのオフィスが入居していた。 地元メディアのサイトで公開されている報道ムービーなどでも分かるように,火事はかなり大きな被害をもたらしたようだが,4月24日,Human Head Studiosは公式発表を行い,今回の火災では幸いなことにけが人などはなく,オフィスの家具などにわずかな被害が出ただけですんだことを明らかにした。新たな場所へオフィスを移転し,引き続きゲーム開発業務を行っていくとしている。
Human Head Studiosでは,現在「Prey 2」の開発が進められており,この火事による開発への影響が懸念されていたが,ゲーム開発などのデータ類にはまったく被害がなかったとのことだ。(朝倉哲也)
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