「Max Payne」で知られるRemedy Entertainmentが開発中のアクションアドベンチャー,「Alan Wake: A Psychological Action Thriller」の最新スクリーンショット5点を入手したので,紹介しよう。 今回入手したショットは,本作の舞台となる炭鉱の様子が分かるもの(下の画像の上段),主人公Alan Wakeらしき人物を含む二人の男性キャラクターを写したもの(同下段左),遠くまで描き込まれていることが分かる風景の画像(同下段右),そして時間や天候の変化に伴い,グラフィックスが変化する様子を示すもの(右の画像)だ。
本作は,Alan Wakeの見る悪夢が,やがて現実と交錯していくという内容で,光と影の対比をいかに表現するかが,開発の大きなテーマとなっている。 視覚的な表現に対するこだわりは,上の画像からもうかがえるが,本作ではそれだけでなく,光と影がストーリーやゲームプレイと密接な関わりを持つ。謎解きは明るい昼のうちに行い,夜には,出現した魔物との戦いを繰り広げるのだ。とはいえ,Max Payneと比較してアクション性は低く,アドベンチャーの要素が濃くなるようだ。 掲載したショットでは確認できないが,寂れた湖畔の町に木の葉が漂う様子なども緻密に表現されており,DirectX 10世代のゲームにふさわしい作品となることだろう。
本作に関する情報は,残念ながら当分の間公開されない模様。発売時期については,今のところ2007年中とだけアナウンスされている。(ライター:奥谷海人)
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