GDC 2007のエキスポ会場にあるLogitechブースで,ゲーマー向けマウス「G5 Laser Mouse」のマイナーチェンジモデルを見つけた。製品名はこれまでと同じで,ぱっと見たところでは,ただ表面の塗装が青くなっただけ……かと思いきや,なんと,サイドボタンが2個に増えていたのだ。
Logitech(日本ではロジクール)のマウスというと,ゲーマー向け製品シリーズである「ゲーミング・グレード」(G-Series)が登場するまで,サイドボタンは「2個」というのが上位製品の標準仕様だった。それだけに,G5 Laser Mouse(やワイヤレスの「G7 Laser Cordless Mouse」)が,サイド1ボタン仕様とされたことは当時議論を呼んだわけだが,「1ボタンになって,これまで2ボタンで行っていた操作ができなくなった」と感じた人は,Logitechが予想していた以上に多かったのかもしれない。
表面の模様は「青いひび割れ」とも「ヘビの皮」とも取れる
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なお,サイドボタンの構造や配置は,(横並びで比較したわけではないが)「G3 Optical Mouse」などと同じ印象。マウスの重量を調整できる「ウェイトカートリッジ」を採用するなど,基本的な仕様に変化はないようだ。 肝心のリリース時期だが,現状では「2007年内」ということしか分からず。まだカタログや製品資料なども,用意されていないとのことだった。できるだけ早期の正式発表に期待したい。(aueki)
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