ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下,ガンホー)は,本日(1月25日)の取締役会において,韓国WAYPOINT社との間でオンラインFPS「LANDMASS」の,海外における独占的な販売代理契約の締結を決議したと発表した。 この契約により,ガンホーにはWAYPOINT社から,LANDMASSの日本・韓国・ブラジルを除く全世界における無期限の独占的販売権が付与される。以降ガンホーは,LANDMASSのライセンス交渉を,各地域のパブリッシャに向けて積極的に行っていくとのことだ。
ニュースリリース(注:PDFファイルが開きます)にもあるとおり,ガンホーは「海外展開を重要な戦略の一つと捉」え,「当社の持つ海外展開へのノウハウを活用して,海外に向けた営業展開を進める」という。 ガンホーの海外展開といえば,「エミル・クロニクル・オンライン」の韓国でのβテスト開始が報じられたのが記憶に新しい。それに対して今回は,ガンホーが自社開発/国産コンテンツ以外の海外ライセンシングに乗り出すという点で,注目すべき展開といえるだろう。
なおLANDMASSは,G★ 2006の取材記事でお伝えしたとおり,ミリタリー色の強いSFロボットFPS。メカ好きのゲーマーの心をくすぐるグラフィックスと,戦術性の高い設定で注目を集めており,日本サービスについては現時点で発表がないものの,韓国でのサービスはLieVoが提供する予定となっている。(Guevarista)
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