サイバーフロント,「プリンセスメーカー5」を3月3日に発売
サイバーフロントは,育成シミュレーション「プリンセスメーカー5」を,3月3日のひな祭りに発売すると発表した。価格は9240円(税込)。
以前お伝えしたように,本作の開発はガイナックスで,赤井孝美氏が総監督/キャラクターデザインを行っている。 プレイヤーが少女の親となり,プリセンスになれるように育て上げる,という基本的なゲームコンセプトは従来作通り。本作の舞台は天界,魔界,妖精界,星霊界,そして人間界という五つの世界から成り立っている。これらは,人間界を中心にバランスを保っていたのだが,革命勢力がそのバランスを崩そうと,象徴であるプリンセス候補を亡き者にしていったという。そんな中プレイヤーは,プリセンス候補の最後の生き残りである10歳の女の子を預かり,親となるのだ。 この女の子は,過去の記憶を失っており,自分がプリンセス候補であることも,革命勢力から命を狙われていることも知らない。プレイヤーは親として,この子を立派なプリセンスへと育て上げる。
これまでのシリーズでの世界観は,中世ヨーロッパがモチーフにされていた。本作は,前述したように五つの世界で構成されており,テレビ,インターネット,携帯電話などの現代的な要素と,魔物や妖精といったファンタジー的な要素が混ざっているようだ。現代的なアイテムがゲームにどう影響してくるのかは不明だが,過去のシリーズでは味わえなかった演出が用意されているかもしれない。 本作では,娘の状態がキャラクターの動きによって表現される「MOE」(Motion of Emotion)が採用されており,体調が悪いときはベッドで寝ていたり,ストレスが溜まるとため息をつくことが多くなったりするという。 また,会話をするときに,娘のグラフィックスが大きく表示され,そのときに着ている服を着替えさせられる。ゲームが進むと服の種類が増えていくので,状況に合わせて着替えさせることも必要になるかも。さらに,本作では母親になってプレイすることもできるようになっている。親の性別がどうゲームに影響してくるのか,楽しみなところだ。 発売日までは,ゲームシステムなどが詳しく掲載されている公式サイトを見ながら,どんな娘に育てるのかイメージを膨らませておこう。
またサイバーフロントは,プリンセスメーカーシリーズ5作(プリンセスメーカー,プリンセスメーカー2,プリンセスメーカー 〜ゆめみる妖精〜,プリンセスメーカー4,プリンセスメーカー5)をまとめた「プリンセスメーカー メモリアルボックス」も,3月3日に発売する。価格は1万5540円(税込)。 「プリンセスメーカー」は,プリメの愛称で慕われる,1991年に第1作が発売された長寿シリーズ。1作目が発売されたときには物心ついていなかったという人も,シリーズをまとめて楽しめるわけだ。一気に5人の娘の親になりたい人は,購入を検討してもいいかも。(noguchi)
左上:プリンセスメーカー リファイン(プリンセスメーカー) 右上:プリンセスメーカー2 左下:プリンセスメーカー 〜ゆめみる妖精〜 右下:プリンセスメーカー4
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