[韓国ゲーム事情#646]異色のRTS「Darkness And Light」発表
Kimの韓国最新PCゲーム事情#646
N-LOG soft,オンライン専用RTS「Darkness And Light」発表(2007/1/18)
Text by Kim Dong Wook特派員
N-LOG softにより発表された,オンライン専用RTS「Darkness And Light」(以下,DAL)が,話題を呼んでいる。
DALでプレイヤーは,HunterかWarewolfのどちらかの種族を選択し,資源採取やユニット生産を行いながら,相手陣営と対戦していく。陣営は二つしかないが,最大6対6の対戦が可能である点,1回の対戦に必要な時間が30分程度で済む点などは,本作の特徴といえるだろう。比較的短い時間で,レベルアップやスキル獲得を含むキャラクター育成,パーティプレイ,アイテムエンチャントといった,まるでMMORPGのような要素を楽しめる点は,RTSに慣れていない人にも受け入れられそうだ。
ヒーローキャラクターとしては,24種類が提供される予定。ただし,そのすべてがすぐに使えるわけでなく,ゲーム内通貨を使ってショップで購入できるものもある。また今後は,より高い能力を持つスーパーヒーローキャラクターも投入される予定とのこと。なおショップでは,ヒーローキャラクターだけでなく,アイテムの購入も可能だ。
対戦プレイ後には,戦績に応じた階級,ポイント,ゲームマネーといった褒賞が与えられるので,持続的にプレイするモチベーションが高められる。 また今後は,ギルドやチーム単位の組織を連結させるための機能として,ギルド専用チャンネル,ギルドアイテム,ギルド基地の建物など,コミュニティ性を強化する要素が追加される予定だ。
N-LOG softの関係者によると,「DALは,1対1で対戦する個人戦も遊べるが,複数のプレイヤーがチームを組んで協力プレイをすることで,より楽しめるようになっている。私達は今後,ギルドシステムを通じ,チームプレイをより面白いものにしていく。ギルドの設立には,一定の資格を取得するだけでなく,ゲーム内通貨が必要になるといった制限を設ける予定だ。また,ギルド戦と対戦時のオートマッチング機能なども検討している」という。
DALの第一次クローズドβテストは,1月末の予定。3月初旬には,オープンβテストを行いたいとしている。
なお,この記事と併せて本作のプレイムービー(2分43秒:75.9MB,MPEG-1)を4GamerにUpした。対戦シーンを中心としたもので,ユーザーインタフェースの配置などもチェックできる。RTSが好きな人は,ぜひチェックしてほしい。
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