レトロゲーム配信サイト,「アミューズメントセンター」内の「PLUS」は12月22日,つまり明日に新タイトル「天舞〜満漢全席〜」(PC-9801版)の発売を開始する。価格は2100円(税込)。 天舞〜満漢全席は,1992年に日本テレネットから発売された,「三国志」時代をモチーフにしたストラテジーゲーム。1991年に発売された「天舞〜三国志正史〜」,翌年の「天舞 シナリオコレクション」,そして「天舞 リミテッド」を一緒にした,まさに満漢全席状態のタイトルだ。 当時のストラテジーといえば,大戦略シリーズを代表とするターン制(リアルタイム制を採用した「大戦略III」はすでに発売されていたが)のゲームシステムが普通だったが,この天舞はフェイズやターンを廃した完全リアルタイムシステムが最大の特徴だった。また,光栄(現 コーエー)の三國志シリーズが「三国志演義」をベースにしているのに対し,こちらは正史を基本としており,英雄達の能力における微妙な(あるいは大きな)違いを楽しむファンも多かったとか。 約20年前に中原の覇者を目指したが失敗したというオールドゲーマーも,天舞って何? というニューカマーも,ちょっとアミューズメントセンターを覗いてみよう。(松本隆一)
「天舞〜満漢全席〜」日本テレネット PC-9801版 2100円(税込) (C)TELENET (C)D4ENTERPRISE,Inc.
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