[韓国ゲーム事情#625]「Twelve Sky」,2007年上半期に日本へ?
Kimの韓国最新PCゲーム事情#625
武侠MMORPG「Twelve Sky」拡張パック登場。日本サービスは2007年上半期か(2006/11/30)
Text by Kim Dong Wook特派員
以前紹介したGigassoftの武侠MMORPG「Twelve Sky」(韓国サービス名:十二之天)に,拡張パックが登場する。 タイトルは「血の誓約」。韓国のオンラインゲームとして,“いわゆる拡張パック”がリリースされるのは,本作が初めてだ。 Gigassoftの関係者は,「拡張パックの導入は,単純なアップデートを目的としたものではない。これまで不足していたコンテンツを補強するのはもちろんのこと,グラフィックスデータを100%変更している。つまり,ゲーム本編のクオリティを高めたというわけだ」と説明している。
システム面での新要素は,主に攻城戦,決闘場,サーバー対戦の三つ。 攻城戦システムは,本作のウリである勢力間抗争を強化すべく取り入れられたものだ。攻城戦は,勢力またはギルド単位で行うことになり,専用のマップも追加される。 決闘場では,PvPを楽しむことができ,勝利を収めると名誉が上昇する。また,サーバー対戦は,各サーバーの高レベルキャラクター同士で対戦できるシステムで,一定のルールの下,定期的に開催される形になるようだ。 さらに,同一サーバーのキャラクター同士を結婚させられるシステムも追加される。このほか,チャットウインドウの改善をはじめ細かなシステム変更も多岐にわたって行われている。 もちろん,村やダンジョン,モンスター,アイテム,そしてクエスト,ストーリーなども追加されている。ミッション方式を採用したゲーム初心者向けのチュートリアルも,実装されているようだ。
日本でのサービスについて,Gigassoftの関係者に聞いてみたところ,「現在,日本のとあるパブリッシャと契約を交わす直前なので,2007年上半期には日本市場に進出できるだろう。拡張パックの導入で,これまで少し地味だったグラフィックスを一新し,多彩なシステムを追加したことで,日本市場でも十分に勝負できるようになった」とコメントしてくれた。 本作は武侠モノであるため,日本のゲーマーにとってはなじみにくいかもしれないが,勢力戦に特化したMMORPGになっているので,RvRが好きな人なら楽しめるはずだ。
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十二之天 〜TwelveSky〜 |
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