FFXIで1万1500アカウント超の規約違反者一斉処分,450億ギル凍結
スクウェア・エニックスは,現在サービス中のMMORPG「ファイナルファンタジーXI」で,規約違反者1万1500以上のアカウントへの一斉処分を行った。公式サイトにおける発表は「こちら」。
これは,不正ツール使用者(キャラクター移動関係約1100件,POP検知など約6400件)およびRMTに関与した者(約4000件)に対するもので,今回はRMTに関しては日本地域を中心とした摘発となっている。 違反者への処分としては,9000アカウント以上の強制退会,2500アカウント以上の一時停止などとなっており,あわせて,それに関連する450億ギル(ザッと計算すると,時価総額1億5000万円相当)の凍結を行っている。
不正行為へのスペシャルタスクチームの結成以来,二度めの発表となるが,先月の摘発発表から1か月ほどで,さらにこれほどの数字を出してきたのは驚きである。これまでの対応が数百アカウントから最大で3300程度だったのに対し,今回は1万1500アカウントという大台に乗っているのだ。今後は,欧米リージョンでのRMT捜索も本格化される予定で,ゲーム規約違反の浄化は急速に進んでいきそうだ。
スクウェア・エニックスは,不正ツールやRMTに対しては今後も厳しい対応を取っていくことを表明し,同時にプレイヤーには,RMTや不正ツールに関わらないように呼びかけている。とくにチートツールには,ウイルスやスパイウェアが仕込まれる危険性が高く,ゲームで使用しなくてもちょっとした好奇心が致命的な事態を招きかねないので十分な注意が必要だ。 不正対策に本腰を入れてきた同社の,今後のさらなる対応に注目したい。(aueki)
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ファイナルファンタジーXI |
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